「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/15日分:高英起の巻)

「公開処刑でも止められない」北朝鮮国民がハマる3つの禁忌(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 北朝鮮には、人々が公開処刑や拷問など当局から厳罰を下されるのを恐れながらも、どうしても止められない社会的タブーが3つある。
 まずひとつが、覚せい剤など違法薬物の乱用だ。
 そして次に、ドラマなど韓流コンテンツの視聴である。SDカードなど記録媒体の小型化で密輸入が容易になり、デジタルプレーヤーの低価格化が拡散に拍車をかけた。
 そしてもうひとつが、占いなどの迷信行為である。

 「薬物*1」「占い」はともかく「韓流コンテンツの視聴」は事実なら「経済発展の象徴」ではあるでしょうね。
 全ての人間が楽しめてるわけでもないのでしょうが、「皆が食うことでカツカツ」なら韓流コンテンツなんか楽しむ余裕はありません。
 高は「韓流コンテンツの流入で自由思想が北朝鮮に!」「韓流コンテンツがはやるほど国内コンテンツはつまらない!」とかアンチ北朝鮮的な話がしたいのだということはよく分かりますが。

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、2016年頃には金正恩氏の運は2019年に尽きるという、「金正恩2019年終末説」が流布したこともあった。金正恩氏は昨年7月、「迷信行為を強力に取り締まり、処罰する」という方針を下し、最近になって迷信行為を根絶せよという内容の指示文を下したとされる。

 であるのなら迷信行為の取り締まりといってもそれは「地震(あるいは戦争)がおこる」「金正恩が死ぬ」など「放置すると明らかに社会や朝鮮労働党支配体制に害悪を及ぼすもん」中心で「それ以外の迷信(仕事や学業、恋愛など個人的なことについての占い)」はそれほどでもないんじゃないか。もちろん「地震が起こる」などでもさすがに「死刑」が事実なら刑として重すぎますが。


北朝鮮「働く女性」に人気の新ビジネス…金正恩「中絶禁止」とも合致(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、清津(チョンジン)の市場で働く女性たちの間で子どもをベビーシッターに預けるのが流行していると伝えた。

 高がどういう思惑でこうした記事を紹介しているのか分かりませんが、まあ事実なら「経済発展の象徴」ではあるでしょうね。
 全ての人間がベビーシッターを雇えるわけもないでしょうが、ベビーシッターを雇う家はそれなりに豊かな家ではあるでしょう。
 と同時に「生活のために女性も働かざるを得ないから働いてるだけ(共稼ぎでないと生活が苦しい)」かもしれませんが、女性の社会進出が進んでるということでしょう。

 当局はベビーシッターについて特に介入しようとしていない。

 ベビーシッターを規制した場合「国営保育園」で全てカバーできるかというとそうではない、とかベビーシッターを好むような女性は国営保育園に来たがらないとかいうことでしょうか。

*1:いくら何でも高が言うほど蔓延してるだろうかと疑問には思いますが。「占い」「韓流コンテンツ」と違い体を壊しますからね。