「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/23日分:高英起の巻)

「韓国に致命的な結果もたらす」日韓の安保対立で米国から警告(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース
 「日韓の安保対立」て(呆)。
 「徴用工ガー」が安倍の本心である以上対立は「日韓の歴史認識対立」であって「安保対立」などではありません。

 韓国青瓦台(大統領府)は18日、日本政府による輸出規制措置を受けて、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を見直すこともあり得ると示唆した。すると、米国務省がすかさずけん制のコメントを出している。

 こんなんはお互いジャブの応酬でしょう。高のように「米韓関係がギクシャクしてる」つう話ではない。
 「米国が日韓関係の悪化を放置するならこっちにも考えがある(韓国)」「いや日韓関係が悪化してもそれはやめてほしいわあ(米国)」つうやりとりに過ぎない。
 水面下では「なら、韓国のメンツや国益をどう考えとるんですか!。日米関係さえよければそれでええのか!(韓国)」「ワシも今どうしたらいいか考えてるところだから待ってくれ(米国)」とかいろいろやり取りしてるところでしょう。

 ボルトン氏が持ってきた「本題」は、対イランでの有志連合への参加要請なのではないか。他人に頼み事をするときは当然、「見返り」についても考えておかねばならない。
 米国の仲裁に期待したせいで、中東で高い代償を払わされることにならなければ良いのだが。

 アンチ文政権のウヨ・高らしいですが吹き出しました。
 まず第一に「日韓の仲裁に応じる」と米国が言うならともかく、今のところそうではないのですから「トランプ・金正恩会談実現」など別件ならともかく、「米国の仲裁に期待したせいで、中東で高い代償を払わされることにならなければ良い」なんてことにはなりそうもない。
 第二に「トランプは日本にも有志連合参加を要請する」と見られますが、それは高的にはどういう理解なのか。
 「日本は参加しても高い代償ではない」のか、はたまた「日本は断るべきだし、断っても高い代償ではない」のか。まあ、おそらく何も考えてないのでしょうが。
 第三に

他人に頼み事をするときは当然、「見返り」についても考えておかねばならない。

というなら「拉致や核問題」で北朝鮮に頼み事をするときは「見返りを考えるべき」ではないのか。アンチ北朝鮮の高は勿論そうした見返りを否定しますが。