■黒坂ツイートにコメント
黒坂真
志位氏が中国、北朝鮮にリアルな危険はない、と発言したのは4年くらい前になるのですね。中国共産党は安倍内閣を批判しているから平和勢力と信じている。
そりゃ「日本侵略があるかないか」つう意味では「リアルな危険はない」でしょう。別に「中国や北朝鮮が平和勢力」とかそういう話ではない。そんなことを中国や北朝鮮がやることに何の利益もないからです。
安倍もそういう認識の元に「北朝鮮がミサイル発射してもゴルフを続行した」し、李克強首相が2018年5月に訪日したときは安倍自ら大歓迎したわけです。そして来年の春頃には国賓で習近平主席を招きたいとG20での「安倍・習会談」でも発言したわけです。
黒坂は「中国、北朝鮮にリアルな危険はない」という志位発言に賛同できないなら「明らかに志位氏と同じ認識である」安倍の批判でもしたらどうなのか。
【参考:志位発言】
共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」 - 産経ニュース
共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。
志位氏は、共産党が「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法について「一番具体的な危険は(ボーガス注:シリアやイラクで活動する)IS(イスラム国)に対し米軍が軍事的行動をエスカレートさせ、日本が兵站で支援し、実体上は戦争に協力していくことだ」と強調。アフガニスタンに展開する米軍の治安部隊についても「実際は戦争だ」と指摘した。
かばさわ洋平*1
北(ボーガス注:朝鮮)の脅威を散々あおってきてミサイル(ボーガス注:避難)訓練までさせてきた安倍首相。山梨県でのゴルフ中に北朝鮮がミサイルを発射したことを確認したものの、山梨県での静養を切り上げることなく、予定通りゴルフを楽しむ。
安倍首相、静養先でゴルフ 北朝鮮ミサイル発射でも予定通り - 毎日新聞
ミサイル発射よりゴルフ 安倍首相“北朝鮮脅威”のデタラメ|日刊ゲンダイDIGITAL
安倍には「おいおい」ですね。それでよくもまあ「北朝鮮の脅威」などと言い、地上イージス導入の口実にしようとするもんです。かばさわ氏(地上イージス反対派)や毎日新聞、日刊ゲンダイが批判するようにまさに「語るに落ちています」。
しかし「えひめ丸ゴルフの森*2総理」ほどにはマスコミが批判しないのは「恫喝常習の安倍を恐れてる」こともあるでしょうが、まあマスコミ連中も「アンチ北朝鮮」産経も含めて「北朝鮮の脅威」など本心では全く信じてないのでしょう。
なお、黒坂がリツイートしていたのでかばさわツイートに気づきましたが、黒坂曰く「ゴルフ場でも対応できる」てそれ森総理の「えひめ丸ゴルフ」での言い訳と全く同じヤン(苦笑&呆)。
そして「北朝鮮の脅威を否定するとは北朝鮮シンパか」「安倍総理がゴルフすると北朝鮮が脅威でなくなるのか(黒坂)」て、かばさわ氏は「どう見ても北朝鮮を脅威と認識してるとは思えない」安倍の態度「ゴルフ続行」を「なぜそれで北朝鮮の脅威を理由に地上イージスを導入しようとするのか」と批判しただけヤン(再度、苦笑&呆)。
そして安倍*3だからこうかばうのであって、これが菅*4首相当たりなら黒坂も「危機意識がない」とくそみそでしょう。
【参考:安倍のゴルフ】
安倍首相 国民の命よりゴルフ?/広島災害 対応指示後もプレー
広島市で多数の人命を奪った土砂崩れ災害に対し安倍晋三首相は20日、「政府の総力を挙げて」災害対策に全力で取り組むことを関係機関に指示しましたが、指示直後に山梨県富士河口湖町のゴルフ場でプレーしていたことがわかりました。
安倍首相は午前6時半に、(1)政府の総力を挙げて被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む(2)関係省庁が緊密に連携し、住民の避難支援に万全を期す(3)国民に大雨に関する情報提供を的確に行う―ことを関係機関に指示しました。
その後、首相が山梨県鳴沢村の別荘を離れたのは午前7時22分。4分後にはゴルフ場入りし、森喜朗元首相、萩生田光一自民党総裁特別補佐、日枝久フジテレビ会長や側近ら8人とプレーを開始しました。
別荘出発前から深刻な被害情報は刻々と流れ、7時ころには土砂に巻き込まれた2歳児が心肺停止との一報が市消防局から伝えられています。そんな時にゴルフ強行の判断。プレーを中断し、ゴルフ場を出たのは9時20分ごろ。その後、公用車で緊急帰京しました。この間、約2時間ゴルフ場にいたことになります。
国民の命と安全を軽視するゆるみきった姿勢があらわになりました。