珍右翼・黒坂真に突っ込む(2022年3月8日分)

黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 志位さんは中朝露による核ミサイル攻撃に対し、警察と自主的自警組織がライフル銃と拳銃で反撃すべきと考えるー日本共産党第20回大会決議よりー
 勿論共産党はそんなことは言ってないのでデマも甚だしい。「今時産経ですら言わないデマ」で、ここまで低レベルだと信頼性皆無で「かえって実害はない」かもしれませんが「こうしたデマを放言する黒坂の下劣な神経」に鉄槌を下すために「民事や刑事での訴訟(名誉毀損業務妨害)」「大学への懲戒処分要求」「ツイアカ停止要求」などを共産党はしても良いのではないか。
 なお「通常兵器での攻撃」はともかく「核ミサイル攻撃」なんて「国際的非難」を考えたらやるわけがない。現在プーチンウクライナに核攻撃なんかしてないし今後もしないでしょう。そして「ミサイル攻撃」についていえば「百発百中の防御システム」などない以上、ミサイルを撃たれたら「手の打ちようがない」。
 「やられたらやり返す*1」と軍事的に牽制することと、一方での「緊張関係を生まない外交交渉や経済、文化交流」、つまり「ミサイルを撃たせないこと」しか手はない。俺個人は「ハト派」ですので「外交交渉や経済、文化交流」の方を「軍事的牽制」より重視しますが。そもそも軍事的牽制は下手にやるとかえって「関係悪化と軍拡競争」を招きかねません。


◆黒坂のツイート

黒坂真リツイート
 田村智子議員。日本共産党は、他国がウクライナに武器等の軍事支援をすることにも反対ですか。他国からの武器支援が皆無なら、ウクライナは徹底的に破壊されます。
◆田村智子*2
 わずか数日で2000万円を超えるウクライナ支援募金が日本共産党中央委員会に寄せられました。ありがとうございます。
 本日、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所の代表に、志位委員長とともに届けました。ロシア軍の戦争をやめさせる、という一致点を広げながら、非軍事支援をさらに求めます。

 ここで「支援ありがとうございます」ではなく共産党への悪口しかしないあたり黒坂も呆れたクズです。

黒坂真
 金正恩による核ミサイル攻撃受忍論者の畑中さん、こんにちは。

 北朝鮮に限った話ではありませんが「現在の軍事技術」では外国のミサイル攻撃を「百発百中で確実に打ち落とすシステム」などありません。畑中氏の指摘もそうした話に過ぎず「だからこそ敵基地攻撃論など非現実的」「むしろ外交交渉での解決を目指すべき」ということなのですが、それが黒坂にかかるとこうした誹謗です(呆)。

黒坂真
 吉岡正史さん。ロシアによるウクライナ侵略で核抑止論が危険となぜわかったのですか。歴史にもしも、ですがウクライナ弾道ミサイル巡航ミサイルを大量保有していたらプーチンウクライナ侵略を決意できたでしょうか

 おいおいですね。「NATOの核」はロシアの侵攻を阻止できなかったのだから「核抑止論」はもはや無意味でしょう。
 また「ウクライナが核保有していれば」という仮定は既に多くの人間が指摘していますが「非現実的で論じることが無意味」です。
 なぜならEU諸国(英仏独など)も米国もロシアも「どこの国もウクライナの核保有を希望してなかったから(ウクライナが核保有するようなら経済支援はしないという態度だったから)」です。ウクライナに「核使用を躊躇しないようなタカ派政治家」が現れた場合の恐怖*3を考えればそうした態度は当然でしょう。一方、ウクライナの方も経済的苦境からそうした諸国の反発を無視して核保有できる国力ではなかった。
 また、この黒坂の理屈なら「ロシアのウクライナ侵攻」のような「米軍侵攻の危険性」が全否定できない以上「北朝鮮の核保有」も「やむを得ないこと」になるでしょう。

黒坂真がツイート
 宮本徹議員は、北朝鮮の核開発の論理を御存知なのですか。
◆宮本徹
 安倍さんの議論は、北朝鮮の核開発と同じ論理ですね。この論理を認めれば、世界中、核保有国だらけになる道。プーチンの発言で核兵器を持つ国があることの有害さが明らかになったのだから、世界の安全のために核兵器廃絶・禁止に取り組むことこそ、いよいよ世界の喫緊の課題です。

 「御存知なのですか」も何も「米国の核の脅威」を北朝鮮が核保有の理由にしてることは常識の範囲でしょうに。
 それと「安倍の主張」と何が違うというのか。

黒坂真リツイート
 山添拓議員。ロシア軍がウクライナの住宅や病院、原発まで攻撃しています。それでも日本共産党は、日本政府がウクライナに防弾チョッキ、ヘルメット、防寒服、天幕、医薬品、非常用食料、発電機などを支援する事に断固反対。

 ウクライナ危機 政府は非軍事支援に全力を/食料・防寒着・医薬品提供は急務/小池書記局長が記者会見でわかるように、共産党が反対しているのは「防弾チョッキ、ヘルメット」など「兵士が戦場で使う軍用品に当たる物」だけであり「防寒服、天幕、医薬品、非常用食料、発電機」など「非軍用品(特に自衛隊の備蓄品などでない、自衛隊と全く関係ない代物)」には明らかに反対していないので端的に言ってデマです。
 共産党も黒坂相手に「民事提訴」など法的措置を執った方がいいのではないか。

*1:ただし「やり返す」のでは「日本が受けた被害」はどうにもならないわけです。だからこそ「そうした緊張関係にならない外交努力」が必要です。

*2:参院議員。日本共産党政策委員長

*3:勿論現実にはそうはなりませんでしたが、それは結果論でしかありません。