「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年9/22分:島田洋一の巻)

【ろんだん】米有力紙に原発推進論 : 島田洋一ブログ (Shimada Yoichi blog)

 温暖化ガス削減という課題に「最も安く迅速に対応でき」「すでに実用化された」原子力を使うのが常識的回答(少なくともその一つ)になるはずである。

 あほか、ですね。原発事故や「ウラン採掘や原発労働での作業員の被ばく」の危険性を考えればそんな話にはなりません。
 発電方法としては水力、太陽光、地熱、風力などといった「原発以外のCO2を排出しない発電方法」を推進していくとともに、「火力発電所や製鉄所」などCO2発生源について「可能ならばなくす(例えば火力発電を水力発電などCO2を排出しない発電方法に切り替える)」「なくすことが無理ならば、できる限りCO2排出を抑えていく」ということになるでしょう。

 サンダース上院議員は(中略)「原発の新増設は一切認めない。既存原発の運転免許も更新を停止する」を公約に掲げる。

 最有力候補は「バイデン元副大統領」のようですし、過大評価は禁物でしょうが「脱原発を公約に掲げるサンダース」が民主党の大統領候補の有力候補の一人であることは「時代の変化」として素直に喜びたい。

 トランプ大統領を筆頭に共和党の政治家の多くは、人間活動を主因とする地球温暖化という説に懐疑的である。エネルギーの効率利用は進めるべきだが、無理に化石燃料を排除する必要はなく、ベース電源は予見しうる将来火力発電で維持すればよいとの立場である。
 翻って、日本では自民党から共産党に至るまで、人間活動を主因とする地球温暖化という説をほぼ無批判に受け入れている。

 あきれて二の句が継げませんね。明らかに島田は「温暖化CO2原因否定論」という似非科学を支持しています。
 なお、「温暖化CO2原因否定論」のほうが国際社会において少数派であることは言うまでもないでしょう。