黒井文太郎に突っ込む(2019年9月29日分)

黒井文太郎
‏ とある会話で「米国は反イラン、欧州は親イラン」という話が出て、ああ、今の報道だとそういう印象になるのかなとしみじみ思った。
 欧州は親イランなのではなく、厄介者のイランはソフトに扱って核武装を思い留らせる方が緊急避難的に低リスクと判断してるだけのこと。封じ込めの視点は同じ

 欧州はイランとビジネスしてるので「親イラン」と言う部分*1は明らかにあると思いますがそれはさておき。
 韓国の文在寅*2政権にしても「強硬路線はリスキーだ」と判断して対北朝鮮外交で動いてるのであって日本ウヨが悪口するような「北朝鮮シンパ」ではないわけです(もちろん金大中盧武鉉政権も同様です)。
 もちろんこれは「カーター*3訪朝による米朝核合意」も「金丸*4訪朝による第18富士山丸船長解放」も「小泉*5訪朝による拉致被害者帰国」も同じ話です。

*1:「親イラン」が言い過ぎなら「封じ込めオンリーでは説明できない部分」とでも書いておきます。

*2:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*3:ジョージア州知事を経て大統領。2002年ノーベル平和賞受賞。

*4:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*5:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相