今日の産経ニュース(2020年3月11日分)

韓国の対抗策「国内向け」「情報戦の一環」 新型コロナで鈴木外務副大臣 - 産経ニュース
 記事が事実なら韓国に悪口雑言するとはどこまで馬鹿で嫌韓国なのかという話です(ホワイト国除外などという無法をする安倍政権では予想の範囲内ですが)。
 単に「(韓国の認識がどうでアレ)韓国民の日本入国制限は正当な措置だと思う、一方、日本人の韓国入国制限は不適切だと思う」で済む話です。
 ただし、本当にそう言えるのかは疑問ですが。
 ここまで市中感染が広まった今、入国制限しても

聖火リレー通るところは復興し - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 安倍首相は、3月9日から3月末までの中国と韓国からの入国制限を打ち出したが、いくらなんでも遅すぎだろう。

と高世などがいうように無意味ではないのか。
 なお、話が脱線しますが、高世記事についてですが

聖火リレー通るところは復興し - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 早くに中国への入国制限を出せなかったのは、4月上旬に中国の習近平国家主席国賓来日を控えていたから。
 安部首相が、習近平への忖度で防疫対策をないがしろにしたことは記憶しておかねば。

つうのは事実認識として不適切だと思いますね。安倍の「入国制限しない」判断の是非はともかく、そこで大きかったのは「習主席訪日」よりも「入国制限した場合の観光業へのダメージ」でしょう。実際、中国人観光客の利用激減で倒産した観光旅館が出たことはマスコミも報じてるところです。
 まあ、アンチ中国の高世だと「そういうことを十二分に知りながら」デマ流してる疑いもありますが。


【政界徒然草】新型コロナが首相の憲法改正にとどめ? 自民憲法集会は中止続々 国会も動かず - 産経ニュース
 とどめかどうかはともかく、コロナ対応で当面、安倍が改憲に動きにくいのは確かでしょう。
 コロナを口実にした一部ウヨの「改憲で緊急事態条項」も
「そんなことしなくても台湾はコロナを封じ込めてる」
「安倍政権の初動体制がまずかったから蔓延してるんで、改憲関係ないやろ」「初動体制の遅れでコロナが蔓延したことを改憲の口実にするなんてふざけてる」
「それじゃ何か、改憲するまでは何もできないって言い出す気か!」とかえって反感を買ってると思いますね。


女性閣僚率、日本G7最低 世界は過去最高の21% - 産経ニュース
 今女性大臣が誰なのかについて書いてない記事ですが、第4次安倍内閣 (第2次改造) - Wikipedia第4次安倍第2次改造内閣 閣僚等名簿 | 首相官邸ホームページによれば

高市早苗*1総務相
橋本聖子・五輪等担当相
森雅子*2法相

の三人です。

*1:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣総務相など歴任

*2:第二次安倍内閣消費者問題等担当相