常岡浩介に突っ込む(2020年4月21日分)

「なぜわざわざ危険な場所に行くんですか?」戦場ジャーナリスト・常岡浩介に聞いてみた | Dybe!2019.07.26

常岡:
 フリーになった*11発目はアフガニスタン取材でしたが、国内取材でもなんでもやろうと思っていました。でも、腐敗した長崎県警の幹部をひたすら2カ月追いかけて、週刊誌の『FLASH!』で3ページの記事を書いたら、ギャラが12万だったんです。これは食えないな、と。それに比べると、海外の話題のほうが、今よりかなり状況が良かったですね。
インタビュアー:
 海外もののほうがギャラが高かったんですね。
常岡:
 そうですね
インタビュアー:
 それにしても日本で芸能人の取材とかしていたほうが、命の危険はないし、よっぽど楽だとどうしても思っちゃいます。
常岡:
 食えるならそうします。でもそちらの人脈はない*2し、食っていけないですからね。
(中略)
 ナイジェリアに進出した企業の駐在員をしたこともありますし、先月は通訳として海底探査船に乗っていましたし。
インタビュアー:
 海底探査船ですか?
常岡:
 人の紹介でもらった仕事で、1カ月船に乗りっぱなしで60万円。海底探査船といっても潜るわけではなくてずっと海の上に停泊しているんです。飯はうまいし楽しかったですよ。
インタビュアー:
 ジャーナリスト以外のお仕事も経験されてるんですね。
常岡:
 つまり僕は何でもやるんです。ジャーナリストの仕事も、国内の取材では食っていけないけど、戦場の取材でならなんとか食えるから行っているだけ。
(中略)
 妻も記者で転勤が多いため、現在は別居婚状態です。次の彼女の転勤のタイミングで一緒に住んで、もし子どもが生まれたら戦場ジャーナリストは引退かな〜と。僕はプロ意識が低いので、食えるから戦場に行っているだけですから(笑)。使命感にあふれたジャーナリストじゃないんですよ。地方で主夫をしてもいいかなと。

 「去年の7月」というやや古い記事ですが、常岡が最近、ツイッターリツイートして宣伝していたので気づいた記事です。まあ、常岡流の自己アピールですね。
 吹き出しました。「カネが儲かるから海外取材を始めた(俺の要約)」と堂々と言える神経には心底呆れますね。
 「そんなんだったら長崎放送を辞めるなよ」つう話ですが、まあ「長崎放送時代に警察裏金報道で注目されたこと」で完全に図に乗ってしまい、「記者なんてちょろい商売だ。フリーになればカネが儲かる」と甘く考えてたんでしょうねえ。
 そして今や海外取材ですら、最新の業績が『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)で、それ以降目立った業績がないという無様な常岡です。本当に常岡は「ライターを正式に引退」して常岡の言う「主夫」になった方がいいんじゃないですかね。それとも既にもう「主夫」なのか。
 あるいは「今は妻とは離婚して(あるいは離婚を前提とした別居状態で)」主夫など出来ない状態なのか。
 つうか常岡が「ジャーナリストとしてバリバリ活動していたら」冗談でもこんなことは言わないでしょうね。
 常岡の場合、「プロ意識が低い*3」というより「能力が低い」ので世間から使われなくなってしまい、性格がひねてしまって「俺はいつでもライター辞めて主夫になってもいい」と愚痴ってるだけでしょう。常岡の主観が何であれ、こんなんは客観的には「無様な負け犬の遠吠え」でしかありません。
 「繰り返しますが」まあ無様ですよね。
 こんな無様なインタビューをネット上に掲載されてもかまわないらしい、それどころかリツイートして自分から宣伝する常岡も理解不能ですが、こんな無様なインタビューを掲載する雑誌側も意味不明です。
 「常岡の恥を世間にさらして(常岡を精神的な意味で)公開処刑したいのか?」と聞きたくなります。
 大体このインタビュー「海外取材で常岡がどんな成果を上げたのか」なんてことは何一つ出てきません。

*1:ウィキペディア常岡浩介」によれば常岡が長崎放送を退社したのは1998年です。

*2:日本国内で人脈つくる方が海外取材するよりよほど楽な気がしますけどねえ。

*3:実際に低いのかもしれませんが