常岡浩介&黒井文太郎に突っ込む(2021年4月7日分)

黒井文太郎さんがリツイート
因幡のよっちゃん@単著『ここまでできる自衛隊*1』絶賛発売中
 そもそも在日米軍という存在自体が、何らの条約または日本による同意に基づかない限りは国際法上あり得ないので、よく言われる「占領状態」というのはこの点で不正確です。

 吹き出しました。「占領状態」という批判が問題にしてるのは「米兵不起訴密約」「思いやり予算」などの「異常な米軍優遇」であるところ、こんなことが反論になると本気で思ってるのか。くだらない「言葉の揚げ足取り」にも程がある。
 そもそも「同意が、条約があるから問題ない」というなら、例えばウヨ連中が「中国が発展途上国を食い物にしてる」と非難する「一帯一路」だって勿論「同意、条約に基づいてる」わけで何ら非難には値しなくなる。というか今時「同意、条約に基づいてない行為」なんかあるわけもないでしょう。というか「軍事的恫喝」とはいえ「戦前日本の韓国併合」にせよ「ソ連バルト三国併合」にせよ、多くの「国家間の行為」は「同意、条約」に基づいています。

常岡浩介がリツイート
◆露探【円谷猪四郎】
 (ボーガス注:米軍撤退後のアフガン政権はタリバンに打倒されて)ソ連軍撤退後のナジブッラー政権*2みたいになるんだろうな

 「米軍撤退」なのだからむしろ「米軍撤退後の南ベトナム北ベトナムに打倒された)」の方が個人的には適切なたとえの気がします。

常岡浩介がリツイート
安田純平
 《北角さんは2021年2月にも一時拘束された経緯があり、大使館は本人との接触を当局に申し入れている》
 迷惑論を煽るための一文としか思えない。
 現場取材する他者をこき下ろすことでしか、現場取材をする気のない*3己の“価値”を上げる手だてがない*4ということだろう。
「虚偽のニュース流した疑い」で拘束 日本人ジャーナリストがミャンマーで(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

 安田と常岡には「はあ?」ですね。
 このフジテレビ報道の一文は普通に読めば「ミャンマー軍は、軍を批判する北角氏を以前から、『邪魔者』として付け狙っていた。また、『過去の日本政府による北角氏の身柄解放要求』を勿論知りながら、今回、再び、北角氏の身柄拘束を強行するほど日本政府(そして国際社会も?)を舐めてる」としか理解できないでしょう。フジ記事のどこにも「北角氏をこきおろした」部分などない。
 むしろ「過去にも身柄拘束があったこと」に触れることで「ミャンマー軍が国際的批判や日本の抗議を覚悟して北角氏拘束に踏み切ったこと(ミャンマー軍がジャーナリストを徹底的に叩き潰す気らしいこと)」がわかるわけでこれは「必要な記述」でしょう。
 迷惑論云々とは「安田の被害妄想」でしかない。フジテレビから安田が「シリアでの身柄拘束関係で酷い悪口雑言を過去にされた」のかもしれませんが、それにしても「書いてないことが見えてしまう」「その結果、フジテレビに不当な誹謗中傷をしてしまう」安田は「本当に哀れで無様」だと思います。安田もとっとと正式に「ジャーナリスト廃業宣言」した方が良いのでは無いのか。

常岡浩介がリツイート
◆ムカイダイス
 私の著書*5が今日、産経新聞の広告に掲載されました。

 吹き出しました。常岡も自称ジャーナリストなら「他人の新刊の宣伝をする」前に「雑誌への記事執筆」「著書の刊行」「テレビ、ラジオへの出演」「講演会」「取材活動」など「自分の最近の業務報告」をしたらどうなのか。おそらく「宣伝できる最近の業務が何もない」のでしょうがそんなんだったら正式に「ジャーナリスト廃業宣言」したらどうなのか。
 しかも新刊の宣伝とはいっても「ただリツイートするだけ」で感想も何も書かない。おそらく「宣伝してくれと頼まれた」ので「読んでないのに宣伝してる」のでしょう。どこまでも無様な野郎です。大体、この男の専門はウイグル問題じゃないですしね。おそらく「数あるウイグル関係書籍の中で何故この本の宣伝をするのですか?、この本の何を評価してるのですか?」と聞かれても、常岡には「知人に依頼されたから」程度の回答しか無いでしょう。

*1:稲葉義泰、2020年、秀和システム

*2:ソ連軍撤退後、ゲリラに打倒された

*3:「そういうお前らは現場取材する気があるのか?」と聞きたくなりますね。「日本政府が旅券を出さないから海外取材が出来ない」で事実上「自分のやる気のなさをごまかす常岡と安田(当然、現時点においてまともな報道成果は何もない)」がよくもいったもんです。常岡の最新の著書は『イスラム国とは何か』(2005年、旬報社)。安田に至っては「身柄拘束体験」を著書にした『シリア拘束 安田純平の40か月』(2018年、扶桑社)を除けば、『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社)が最新の著書という「最近の実績のなさ」です。

*4:むしろ「マスコミをこき下ろすことでしか、常岡と安田は現場取材をする気のない己の“価値”を上げる手だてがないということだろう」でしょうね。「安田や常岡にとって悲惨なこと」はそんなことをしても少数派の「常岡信者、安田信者」以外は誰も常岡や安田など、もはや相手にしていないと言うことですが。

*5:著書『在日ウイグル人が明かす ウイグル・ジェノサイド:東トルキスタンの真実』(2021年、ハート出版)のこと。しかしよりによって「トンデモ右翼ウヨ出版社」ハート出版ですか?(爆笑)