川崎病OK、武漢ウイルスNG? | NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]
ウィキペディア「川崎病」を見るだけで分かることですが、この場合の「川崎」とは「神奈川県川崎市」ではなく「川崎富作医師(川崎病の発見者)」なので「川崎病OK、武漢ウイルスNG?」なのは当たり前の話です。「後で触れますが」どうせ出すなら「日本脳炎」など地名を使ってる病名を出せばいいでしょうにねえ。
こうした発見者などの人名がついた病気というのは有名どころでは
・アルツハイマー性痴呆症(ドイツの精神科医アロイス・アルツハイマー)
・クロイツフェルト・ヤコブ病(ドイツの神経学者ハンス・ゲルハルト・クロイツフェルトとアルフォンス・マリア・ヤコブ)
・バセドー病(ドイツの医師カール・アドルフ・フォン・バセドー)
・ハンセン病(ノルウェーの医師アルマウェル・ハンセン)
などがあります(ウィキペディア参照)。
なお、昔は「スペイン風邪」「日本脳炎」「中東呼吸器症候群(MERS)」など地名を使った病名の付け方もあったところ「差別を助長する」と言う批判によって今は地名は使わなくなったわけです(ただし既に地名が定着した「日本脳炎」などは改名までには至っていない)。にもかかわらず「武漢ウイルス」「中国ウイルス」だのいうのは悪意があるとしか理解しようがないでしょう。