今日の産経ニュース(コロナ問題以外:2020年5月11日分)

検察庁法改正案の成立「全力で阻止」 野党国対委員長会談で確認 - 産経ニュース
 安倍も愚かな男だと改めて思いますね。
 こんなことをやればやるほど、よほどの「改憲万歳派」か「安倍支持層」でない限り、国民の多くは「私利私欲で政治を私物化する男に改憲など委ねたくない」となるでしょう。野党の側も「安倍批判」で結束するようになる。
 つまりは安倍には
1)改憲の意思など実はない
2)意思はあるがこんなことをやればそれに逆行すると理解できる脳みそがない
ということでしょう。


菅氏、NY拉致シンポ講演1年「決意変わりない」 - 産経ニュース
 舌先三寸で「解決の決意がある」といったところで意味がない。そもそも「安倍内閣に解決の意思などない(口から出任せ)」でしょうが、解決の意思があったところで拉致に限らずどんな問題でアレ、「正しい方法論」でなければ解決はしません。
 たとえば「引退後、プロ野球のコーチや解説者として活躍する意思」があればそうした物になれるのか?。そうではないからこそ例えば、巨人の條辺はうどん屋を始めたわけです。そしてうどん屋を成功させるにおいて、條辺も日夜努力しているわけで、「うどん屋を成功させる決意がある」というただの精神論だけではうどん屋は勿論成功しません。今のところ彼のうどん屋讃岐うどん 條辺 | 埼玉 上福岡が続いてると言うことは、「彼の方法論が正しかった」と言う話です。
 そして7年に及ぶ長期政権*1でありながら、「問題解決の展望」を見いだせないとは、仮に解決の意思があったとしても「正しい方法論を提出する能力がない」ということです。
 まあ俺個人は「正しい方法論」は「金丸訪朝(「国交正常化ときの経済支援をうたった」三党*2合意とのバーター取引による第18富士山丸船長、機関長帰国)」「小泉訪朝(「国交正常化ときの経済支援をうたった」日朝平壌宣言とのバーター取引による5人の拉致被害者帰国)」のような「経済支援とのバーター取引」しかないと思っています。ただ拉致被害者家族会がその方法論を否定しますからねえ。


【主張】露の戦勝行事 歴史戦の対日攻勢警戒を - 産経ニュース
 警戒も何も「北方領土の獲得は合法であり、日本にあれこれ言われる筋合いはない」は基本的には「プーチンの前のエリツィン時代」「エリツィンの前の旧ソ連時代」からずっとそうでしょう。
 一方、国際社会は「日露で話し合って円満解決して下さい」と言う対応です。つまりロシア(現在はプーチン)が何をしようと日本(現在は安倍)が何をしようともはや「膠着状態でほとんど動かない」ような事態に北方領土問題はなっています。
 北方領土問題(ロシアが実効支配)に限らず、竹島問題(韓国が実効支配)や尖閣問題(日本が実効支配)もそうですが、領土問題というのはどうしても実効支配する方が立場が強い。
 何せ「軍事力で取り戻す、奪い返す」なんてことは政治的に許される時代ではありません。
 そうすると外交交渉しかないですが「そもそもあんたの領土主張は曲解から成り立ってる。これは間違いなくウチの領土だ(領土問題で、尖閣竹島北方領土を実効支配する日本、韓国、ロシアの態度は全てそれです)」と言われると打つ手がない。
 実効支配してる側は問題が長引いても何ら困らない。一方、周囲は「話し合いでの円満解決を望む」位のことしか言いません。

 新型コロナウイルスの影響で、ロシアのプーチン政権が5月9日に予定していた第二次大戦の対ドイツ戦勝式典を延期した。大規模な軍事パレードを伴う国威発揚行事であり、「対日戦勝記念日」とする9月3日に同様の式典を行う案が浮上している。
 安倍晋三首相は対独戦勝行事*3に招かれていたが、9月実施の場合には、なおさら出席してはならない。

 まあ産経のようなウヨの反発に配慮して欠席するんですかね。そもそも9月に本当に開催できるのかという問題もありますが。

*1:安倍批判派として嘆かわしいですが。

*2:自民党日本社会党朝鮮労働党のこと

*3:なお、産経は「対独戦勝行事出席」についても「ロシアによる北方領土獲得の正当化につながる恐れがある」として反対していました。