「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年5/31分:荒木和博の巻)

香港【調査会NEWS3274】(R02.5.31): 荒木和博BLOG
 呆れて二の句が継げません。香港デモなんか拉致問題に何一つ関係ない。
 特定失踪者問題調査会メルマガで書くような記事ではない。
 にもかかわらずこんな記事を荒木が書くのは奴が常軌を逸した反中国、反共だからですが。

 逃亡犯条例問題や国家安全法の香港への導入をめぐり、中国共産党及びその意を受けた香港政府への香港の人々の闘いを見て大変恥ずかしい思いをしています。
 彼らから学んだことは、結局闘わなければ自分たちの自由も、暮らしも、最終的には生命も守れないということです。闘うことを忘れてきた私たち日本人こそ自分の生活だけを考えているのではないかと思います。

 いやいや「安倍批判」によって「検察庁法改定」を挫折させた日本には立派に「戦ってる人」はいるわけです(他にもそうした例はいくらでもあるでしょうが)。こうした闘いについて過大評価はしませんが荒木の物言いが逆に「異常な過小評価」であることは言うまでもないでしょう。
 「検察庁法改定・挫折」という「安倍と安倍批判派の闘い」を見ながらよくもこんなふざけたことが言えたもんです。結局荒木が「あの闘いを評価しない安倍信者だから」こうなるのでしょうが。

 台湾に武力侵攻し、尖閣を占拠するという方向に進むことになるのでしょう。

 「そんなことするか、バカ」て話です。なんで香港での国家安全法制定がそんな話になるのか。

 この期に及んでまだ習近平国賓招請を中止したと明言していない安倍政権には呆れるばかり

 といったところで結局はそうした安倍批判にブレーキがかかってしまうのが荒木ら日本ウヨ連中の「反中国」にすぎません。

 中国の王朝は朝鮮半島に手を出すと衰退していくことが少なくありません。

 おそらく「秀吉の朝鮮侵略への対抗→国力衰退*1(明朝)」「日清戦争での半植民地化(清朝)」のことでしょうが時代背景が全然違うのだからばかばかしいことこの上ない。
 大体「朝鮮戦争」にコミットしても、中国は衰退してませんし。
 大体、その理屈なら「朝鮮侵略した豊臣氏が徳川氏によって滅亡したこと」「太平洋戦争に敗北した日本が亡国の淵に立たされたこと」で「日本は朝鮮、中国に手を出すと衰退する」ともいえてしまうわけです。

 今北朝鮮の中は金正恩が、生きているのか死んだのかは別として、いずれにしてもまともに執務できる状況でないことは間違いなく、すでに平壌の中枢をめぐって米中双方が様々なパワーゲームを繰り広げていると思います。

 もちろん金正恩がまともに執務できないと決めつけるまともな根拠は何もありません。

 バランスが崩れれば中国はおそらく人民解放軍北朝鮮に入れるでしょう。そしてそのときが中国共産党朝鮮労働党と共倒れになる一里塚ではないかと、私は思っています。今はある意味日本にとって戦後70年、やっと回ってきた本当の意味での独立を取り返すチャンスです。

 おいおいですね。拉致解決とまるきり関係ない話です(そもそも荒木の言うような事態はあり得ない話ですが)。
 しかも「中国、北朝鮮の崩壊」と「日本の独立回復」とやらと何の関係があるのか。
 在日米軍の存在を「日本の独立を侵害してる」と認識し、日米安保廃棄を主張するのなら分かります。
 中国や北朝鮮が日本の独立をどう侵害してるというのか?

*1:ただし秀吉の場合「明朝侵略の前段階としての朝鮮侵略」であり明朝として放置できる性格の代物ではありません