黒坂真
池内さおりさん。誹謗中傷はいけないと誰しも思いますが、誹謗中傷と批判を誰がどんな基準で区別しますか。
いつもながら「やれやれ」ですね。もちろん「誹謗中傷と批判」については当然グレーゾーンは存在するでしょうが、だからといってそんなことが「真っ黒の誹謗中傷」を野放しにしていい理由になるわけもないでしょう。
「子どものしつけ」と児童虐待の区別に「グレーゾーンがある」からといって「児童虐待を全否定し、全てをしつけ扱いし、真っ黒の児童虐待まで容認したらおかしい」。
パワハラと「上司(あるいは教員)の部下(あるいは生徒)に対する教育的指導」の区別に(以下略)。
黒坂の主張はその程度の詭弁です。
黒坂真
私も福山和人さんはそんな方なのかな、と思えてしまうのです。こういうと、池内さおりさんならそれは誹謗中傷だ、と認定なさるのでしょうか。福山和人さんにも、誹謗中傷と批判はどう違うのか、見解を伺いたいものです。
◆ウンちゃん
福山和人・弁護士は常に、中国や北朝鮮そして韓国側に立つ反日左翼の活動家です。
完全な誹謗中傷ですね。誹謗中傷と批判の大きな違いは勿論「事実かどうか」です。事実であれば「誹謗中傷ではない」とは必ずしも言えないでしょうが「事実でなければ」明らかに誹謗中傷です。
福山氏は「韓国はともかく」
https://twitter.com/kaz_fukuyama/status/1268548105315725317
◆福山和人
表現の自由の拡大は人類普遍の歴史だ。それを抑圧する中国に未来はない。
https://twitter.com/kaz_fukuyama/status/1109810464546971648
◆福山和人
私は北朝鮮のミサイル打上げに抗議する自由法曹団の声明を起案したこともありますし、拉致や核開発などは論外だと思っています。ただそれらを口実に改憲や軍備増強を行うのも違うと思っています。
などということで中国については香港デモなどで、北朝鮮については拉致問題などでもちろん批判をしています。
したがって『常に、中国や北朝鮮そして韓国側に立つ反日左翼の活動家』というのは明らかに事実に反し誹謗中傷でしかありません。
「福山氏と親しい池内さん(日本共産党中央委員、元衆院議員)なら誹謗扱いか」も何も事実に反する主張は誹謗です。
それにしても姑息にも黒坂が「そんな方なのかな、と思えてしまう」と曖昧に書き「私もそう思います」と明言できないのが滑稽です。
この程度のぼかした書き方では「法的にも名誉毀損に該当する*1」でしょうが、黒坂ですら「そう思います」と断言できない辺り「語るに落ちている」と言うべきでしょう。
「誹謗中傷と批判の区別はどうするのか」と黒坂がいうなら、根拠レスで「正義連(旧称:挺対協)を批判した元慰安婦を操ってるのは河野談話否定の日本右翼だ」「香港デモを裏で操ってるのは反中国のCIAだ」「コロナ感染者は減ってなどいない。安倍政権が数値を捏造してるのだ」だの言っても「誹謗中傷と批判とどちらか区別できない」のか(まあ「米国のトランプ批判デモを操ってるのは中国やロシア」でも陰謀論の例は何でもいいのですが、「反共、反中国、嫌韓国、安倍信者」の黒坂が絶対に賛同しないであろう陰謀論をいくつか上げてみました)。
まあ、黒坂もさすがに「確かにそれらも誹謗中傷かどうかは簡単には判断できません」とは言わないでしょうね。
そしてそう言う突っ込み「そう言う主張も誹謗か批判かあなたは区別出来ないのか?」をすれば、黒坂は前後の文脈を無視して「あなたはそう思ってるのか。元慰安婦や香港デモ、安倍政権に失礼だ」と詭弁で居直り、「いやあなたの主張はそのくらい無茶苦茶だと言っているのですよ。大学教授ともあろう者がその程度の事も理解できませんか?。あなただってそんな主張は誹謗中傷だと判断できるでしょ?」と言っても無視して「そう言う陰謀論を流布するのか」と言い出すのが黒坂でしょう。
大体その黒坂の理屈「誹謗と批判の区別は難しい」なら何で「安倍首相は潔白だ、モリカケや桜を見る会での安倍非難は誹謗だ」「南京事件も慰安婦も捏造だ、だからそれらを理由とした日本批判は誹謗だ(いずれも黒坂の主張)」になるのか。
まともな人間にはおよそ付き合いきれません。
黒坂真
吉岡正史さん。私は予備費を積み立てるのは大事と思っています。大震災が近く起こることなどありえない、と日本共産党は断言できますか。
おいおいですね。「使途を全く決めない10兆円の予備費」など前例がなく「無茶苦茶もいいところ」ですが、そんな代物ですら安倍の決めたことなら支持するのが黒坂のようです。それにしても「共産党ガー」て何も「使途を全く決めない10兆円の予備費」を批判してるのは共産党だけではなく、なんちゃって野党「維新(自民の二軍)」以外の「野党全て」が批判してるのですが。
*1:ただし、福山氏も黒坂ごとき『小物ウヨ』を訴えるほど暇でもないでしょうが