珍右翼・黒坂真に突っ込む(2022年11月4日分)(追記:kojitakenの反共ぶりに改めて呆れる)

◆黒坂ツイート

黒坂真リツイート
 たつみコータローさんは、ジェンダー平等の観点から、小池晃書記局長が田村智子副委員長に少し怒った事をどうお考えですか。下記に出ています。
若山彰『喜びも悲しみも幾歳月』 on Twitter: "【切り取り】 『全国地方議員・候補者会議』2022年11月5日開催。 #日本共産党 #小池晃 #田村智子 #パワハラ https://t.co/4d10gIZdhr" / Twitter
◆たつみコータロー 前参議院議員
 政務官どころか議員の資格がない。
「(コミンテルンが)これまでも、夫婦別姓ジェンダーフリーLGBT支援などの考えを広め、日本の一番コアな部分である『家族』を崩壊させようと仕掛けてきた」は「事実として確認ができることではなく、大変不用意な表現」と釈明したが、陰謀論を垂れ流した問題であり「不用意な表現」で済まない。
 ちなみにジェンダー平等への上記のような言いがかりは統一協会の常套句でもあった。
ジェンダーフリーマルクス主義に基づいた革命戦略!」
 アホらし過ぎる。
杉田水脈氏、伊藤詩織氏の中傷「いいね」問題また「答弁拒否」 別質問では「不用意」認め説明も: J-CAST ニュース

 たつみ氏による「杉田批判」「杉田を政務官に任命した岸田批判」と「小池氏の行為」と何の関係があるのか?。
 小池氏の言動が仮に若山彰『喜びも悲しみも幾歳月』 on Twitter: "【切り取り】 『全国地方議員・候補者会議』2022年11月5日開催。 #日本共産党 #小池晃 #田村智子 #パワハラ https://t.co/4d10gIZdhr" / Twitterや黒坂が非難するように「上司(小池書記局長)による部下(田村政策委員長)へのパワハラ」だとしても「杉田のコミンテルン陰謀論」が正しいわけでも何でもない。
 正面から「杉田氏の言動には何の問題もない」と黒坂が言えない辺りが実に情けないし、呆れます。
【追記】

小池晃、11月5日に自らが犯したパワハラの反省コメントのツイートが8日後の11月13日とはな。ずいぶん時間がかかったな(呆) - kojitakenの日記
 小池晃が田村智子に対する謝罪のツイートを発信した。

小池晃日本共産党
 5日の日本共産党地方議員・候補者会議の報告で、私が議員名を間違えたにも関わらず、(ボーガス注:勘違いから)司会の田村智子副委員長に、間違ってないと叱責し、威圧的な言動をとったことを深く反省しています。田村さんには会議後に謝罪しました。ハラスメント根絶をめざす党の一員として、今後たえず自己改革に努めます。

 11月5日に自らが犯したパワハラの反省コメントのツイートが8日後の11月13日か。ずいぶん時間がかかったな。
 これが小池晃日本共産党の体質なのだろう。
 でもまあ「謝ったら負け」を終生貫いた故安倍晋三よりはマシか。でもあんなのよりマシだからって威張れた話ではないから、褒めてやった*1りなどはしない。

ということで小池氏が「言動に問題があった」と謝罪したようです。
 また共産 小池書記局長をパワハラで警告処分 | NHKだそうです。
 共産党支持者として、「そもそもそうした言動をしてほしくない(何せ、「政策委員長*2(副委員長兼務)」田村氏は「書記局長*3」小池氏の部下であるとともに女性なので、「パワハラ女性差別」と外部に評価されかねません)」「ご本人が自己改革に努めると言ってるので書記局長を辞めろ等と厳しいことは言わないが、ハラスメント撲滅を方針とする党の幹部として、今回の謝罪だけで済む話ではない(言葉通り今後の自己改革に努めて欲しい)」のですが、党内外の批判に対して謝罪したことは評価したい。
 なお、この一件でもわかるように「今の共産党が党外の支持者に依存する面が少なくないこと(得票数を全て、党員、後援会員のようなコアな支持層とみることはできないでしょう)」もあるのでしょうが、共産党は決して無謬論の立場ではない(勿論、こんなことは謝罪せずに居直っても世間の反感を買うだけで、謝罪した方が得という面は当然ありますが)。
 それにしてもいつもながら、反共分子id:kojitakenが「謝罪が遅れた」と共産党非難しかしないことには心底呆れます。
 kojitakenの俺に対する「北朝鮮(あるいは中国、ロシア)シンパ」呼ばわりなどの「事実無根の誹謗中傷(俺はそんな人間ではない)」を考えれば「ふざけんな、手前」ですね。そもそも、こんな偉そうなことを抜かすkojitakenはいかなる形でも「謝ったら負け」の「謝罪などできない無謬主義者」でしょうからね。俺はkojitakenが謝罪したことなど一度も見たことがない。
 小池氏に対し偉そうなことを言えるような「人格者でも何でもないクズ」が良くもふざけたことを抜かせたもんです。
 

黒坂真
 志位さんは、日本共産党第七回大会で民主集中制の組織原則を明記した規約ができたから素晴らしい、という評価をしています。それならば、第七回大会で規約改正について中央委員会報告をした袴田里見さんを再評価すべきですね。

 「はあ?」ですね。
【1】袴田の除名理由は「第七回大会報告」とは関係ない(袴田里見 - Wikipedia参照)
【2】一般論として、袴田に限らず、個人について

日中国交正常化は評価するが金脈問題やロッキード事件は批判(田中元首相)
◆訪朝は評価するが靖国参拝イラク自衛隊派兵は批判(小泉元首相)
◆訪中は評価するがウォーターゲートは批判(ニクソン元大統領)

等という「是々非々の評価」はありうるし、当然「袴田の第七回報告」は評価するが、「除名理由」については共産党の袴田批判を支持し袴田を批判すると言うことは十分ありうる(何ら矛盾ではない)
と言う意味で意味不明すぎる黒坂ツイートです。

黒坂真
 中国共産党朝鮮労働党を敵視するな、と日本共産党、左翼人は必死に主張していますね。日本共産党第22回大会で志位さんは日本には軍事的脅威などないと明言しています。中国共産党朝鮮労働党とロシアは日米安保を批判しますから、日本共産党の平和理論では中朝露は平和勢力です。

 そりゃいたずらに中朝を敵視することは軍事的緊張を高めるだけですからね。
 北朝鮮について言えば「敵視したら」、日朝交渉が成立しなくなり拉致問題は解決しません。
 中国に至っては「日本にとって重要な貿易相手国」です。これは日本だけでなく、例えば、近々ドイツのシュルツ首相が「ドイツ企業幹部」を引き連れて訪中します。黒坂にとってシュルツ訪中も「シュルツ(あるいはドイツ政府)にとって中国は平和勢力」なのか。
 なお、志位氏の言う「軍事的脅威はない」とは「在日米軍自衛隊」と言う世界有数の軍隊を相手に「負けるかもしれない戦い」を自分から挑むほど無謀な国はどこにもない*4ウクライナ戦争でロシアがウクライナ軍に苦戦し、また国連総会非難決議や欧米主導の経済制裁を受けてるのを見ればなおさら)という「合理主義の観点からの指摘」であって「中朝露は平和勢力(と日本共産党は認識)」と黒坂が言う「平和勢力」が「合理主義の観点での不戦(この意味でなら中朝は戦争を回避してるので、平和勢力と言ってもいいかもしれない)」ではなく「イデオロギー的な意味での不戦(勝利し利益を得る可能性があろうとも平和主義、人道主義の観点から戦争しない)」を意味するなら勿論そんな認識を日本共産党は「中朝露」に対して、していない(例えば、中国については台湾に対する中国の軍事的威嚇の強化に抗議する│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会北朝鮮については主張/北朝鮮ミサイル/地域の平和脅かす無法やめよ参照)。
 デマ中傷も甚だしい。
 そもそも「せいぜい軍事的示威行動に留まる中朝」はともかく「ウクライナで現在、大規模戦争に及んでる露」を平和勢力評価するわけがない。日本共産党は勿論ロシアのウクライナ侵攻を厳しく批判しています(例えばウクライナ侵略を断固糾弾する ロシアは軍事作戦を直ちに中止せよ│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会参照)。

*1:「肯定的に評価する」等ではなく「褒めてやる」とkojitakenが「上から目線」であることには呆れます。何様のつもりなのか。そしてこうした「上から目線」こそが「パワハラにつながるメンタリティ」ではないのか。kojitakenがパワハラなどの問題行為をしていたとしても俺は全く驚きません。

*2:自民、立民などの政調会長社民党の政策審議会長などに当たる

*3:自民党、立民党などの幹事長(ナンバー2)に当たる。

*4:これはあくまでも客観的な事実の指摘に過ぎず、志位氏が「在日米軍自衛隊の現状を肯定している」と言う話ではない。