【正論８月号】政界なんだかなあ 朝日と拉致事件 産経新聞論説委員・政治部編集委員 阿比留瑠比（1/3ページ） - 産経ニュース
朝日新聞が拉致認定に否定的*1だったと言う事実はありませんし、仮にそうだとしても、「小泉訪朝以前の話」です。
北朝鮮自身が拉致を認め、蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんと言った拉致被害者も帰国させ、もはや誰も拉致を否定しなくなった小泉訪朝後に「小泉訪朝から17年が経っても」「2012年12月に成立し7年を超える長期政権*2であっても」「拉致が最優先課題と首相自身が言っていても」何の成果も上げられない安倍政権に対し「拉致解決のために何をしているのか！」と言う批判が出るのは当たり前の話です。
何も朝日新聞だけでは無く蓮池透氏なども同様の批判をしている。
そこで「首相は2012年12月の政権誕生後、こうした努力をしてこうした成果を上げてる」と反論するのならともかく「小泉訪朝で北朝鮮が拉致を認めるまで朝日は拉致認定に否定的だった」なんてのは何の反論にもなっていません。
まあ阿比留がこんな居直りを平気でするのも、阿比留自身がこの記事で触れてるように横田早紀江や横田兄弟ら拉致被害者家族会が「安倍首相には感謝してる」「安倍首相は頑張ってる」「安倍首相を批判するな」だのいって安倍をかばうからですが。
安倍をかばったところで安倍が感謝して拉致解決のために動くわけでもなく、一方俺のような安倍批判は家族会に呆れて、彼らを見すてるだけの話です。まるきり道理が通らない上に、何のメリットも無いことをやって恥じないのだから家族会も本当にバカです。
