高世仁に突っ込む(2020年7/10日分)

日本でなぜPCR検査が増えないのか1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 防人に徴兵されるのは特権階層ではないはずだから、この時代、平民でも(中略)漢字の万葉仮名を使って歌を詠んだのか。

 俺も素人なので「思いつき」で書いていますが、万葉仮名で記録されてるからと言って「万葉仮名を使って詠んだ」とは限りません。紙に書かず「防人は口頭で詠み、記録のみが、防人とは別の人間によって万葉仮名でされた可能性があるから」です。
 そのように考えれば「万葉仮名が使えたか怪しい防人でも歌が詠めた」と理解できますが、疑問に思うのは高世も言うように「防人に後世に残るような歌が詠めるだけの教養があったのか」ということですね。
 そこで
1)歌を詠んだ防人は一般的な防人とは違い、かなり上層階級に属する防人とか
2)実は防人が詠んだとされてる物は防人が詠んではいない、あるいは防人が詠んだ歌が後世、大幅に修飾されたとか考える余地もあるかもしれないと思いますね。いや根拠があるわけでは全く無く思いつきですが。

 すごい発見をしたような思いになり、楽しくなった。
 (もし私の推測が間違っていたら、どなたかご教示ください)

 まあ誰もご教示しないんでしょうねえ(苦笑)。

 もう半年も前から、専門家からもメディアからも改善策が提案され、安倍首相自らが検査能力の拡大を約束したのになぜ?
 きょうは、PCR検査が日本でなぜ増えないのか、その「真相」として、もっとも説得力があると私が思う説を紹介してみたい。
 安倍首相はその原因について「人的な目詰まりもあった」という(ボーガス注:人的な面、つまりソフトに問題があったと理解できる)表現で、設備や薬剤などいわゆる「ハード」の問題ではないことを示唆した。
 5月4日、《安倍首相はPCR検査について「人的な目詰まりもあった。実行は少ないというのはその通りだという認識をもっている」と述べた。同席した専門家会議の尾身茂副座長も「日本はPCRの件数を上げる取り組みが遅れた」と話した》(日経)(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58781100U0A500C2NN1000/
 その真相について、雑誌『選択』6月号が興味深い記事を載せている。結論は―
 《「人的な目詰まり」とはスバリ、厚生労働省健康局結核感染症課、国立感染症研究所(感染研)、保健所・地方衛生研究所(地衛研)から構成される「公衆衛生ムラ」によるサボタージュだ》(『選択』6月号P110)
 なんと、原発における「原子力ムラ」のような巨大利権集団の存在が、PCR検査が増えない背景にあるという・・・
 《厚労省関係者は「民間の検査会社や大学に頼めば、PCRは幾らでも増やせたのに、カネと情報を独占するため、あえてやらなかった」と打ち明ける》(同上)
(つづく)

 『選択』は会員制雑誌であり、書店には置いてないことをお断りしておきます。
 つまり自分で定期購読するか、『選択』が置いてある図書館に行くかしないと読めないマイナーな雑誌です。
 それにしても「ホンマかいな?」と思う陰謀論話ですね。
 いずれにせよ俺も「PCR検査が増えないのはおかしい」「検査が増えない点が東京でのコロナ感染者の増加を招いてるのでは無いか」「早急にコロナ感染の疑いがある人間に対する検査を増やすべき。台湾や韓国のコロナ封じ込め成功は検査をきちんとやり、感染者をきちんと把握し、感染者の隔離と治療をきちんとやったからでは無いのか。」と言う点については高世と同意見です。
  その理由が高世が紹介する『選択』の言うような「公衆衛生ムラ(厚労官僚ら)による利権話」かどうかは別として、原因を究明した上で、問題を是正し、PCR検査を増やすことは当然と思っています。
 まあそれはともかく。

 原発における「原子力ムラ」のような巨大利権集団の存在が、PCR検査が増えない背景にあるという

という高世をパロれば

 原発における「原子力ムラ」のような巨大(?)利権集団「巣くう会」の存在が、「日朝交渉が進展せず」拉致問題が解決しない背景

であり、そんな「拉致問題を利権とする」巣くう会に加担し続けた「拉致ムラの住人」「拉致利権の受益者*1」高世がよくもこんなことがいえたもんです。
 とはいえ高瀬に向かって「巣くう会と家族会を持ち上げるしか能の無い、『拉致ムラの住人』、『拉致利権の受益者』、『巣くう会、家族会の太鼓持ち幇間』が自分を棚に上げて、何ぬかしてんだか、バッカじゃねえの?。少しは自分の薄汚い過去を反省しろよ」といえば「拉致ムラ、拉致利権とは何だ!」「太鼓持ち幇間とは何だ!」「薄汚い過去とは何だ!」と激怒するのでしょうが。

*1:とはいえその利権は拉致の風化とともにどんどん縮小し、結局、高世のジンネットも倒産しましたが。