「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年11/16日分:荒木和博の巻)

拉致問題の壁は意外と薄いという話(11月16日のショートメッセージです): 荒木和博BLOG
 6分程度の動画です。「壁が薄い」と放言するなら「1年以内に拉致問題で成果を上げてみろ。成果が上がらないときは表舞台から姿を消し故郷に隠居すると約束してみろ」という話です。
 小泉訪朝(2002年)から18年経って何の成果も上がらないくせに良くもふざけたことが言えたもんです。
 大体「壁が薄い」というなら「あやふやな抽象的な話」ではなく「壁を打破する具体的な話」をしてみろという話です。もちろん荒木はそんなことはできないわけですが。
 しかも「薄い云々」の根拠が「小泉訪朝で拉致被害者帰国など誰が予想していただろうか!(だから今後、北朝鮮問題で大きな変化が起こってもおかしくない))」て「小泉訪朝はお前ら巣くう会の手柄でも何でもねえだろ!」「小泉訪朝当時は『たった5人しか帰国しないのか!』などとあんなに悪口していただろ!」「その理屈なら『ソ連崩壊を誰が予想していただろうか→ロシア・プーチン政権(あるいは中国、北朝鮮)も明日崩壊するかもしれない』ともいえる。何とでも言える(呆)』」て話です。
 家族会も荒木のような「デタラメな寝言しか言えないクズ」とよくもまあ交遊できるもんです。
 とはいえ、「小泉訪朝で拉致被害者帰国」を理由に「壁は薄い」という荒木の主張は「ある意味では一理ある」。
 つまりは小泉訪朝のように「経済支援とのバーター取引をすれば」拉致解決の道が開ける可能性がある(荒木の言葉だと「壁の薄い部分が破れる」)と言うことです。
 もちろん「小泉訪朝で拉致被害者帰国など誰が予想していただろうか!(だから今後、北朝鮮問題で大きな変化が起こってもおかしくない))」という荒木の主張は「バーター取引の主張」ではありません。荒木ら巣くう会はそれに反対しているわけですが、まあ現実問題として「バーター取引」以外の解決法はないでしょう。
 それが嫌だというなら「拉致の解決は諦める」しかありません。それにしても小泉訪朝当時は「たった5人しか帰国しないのか!」などとあんなに悪口していた小泉訪朝を持ち出して、「小泉訪朝で拉致被害者帰国など誰が予想していただろうか!(だから今後、北朝鮮問題で大きな変化が起こってもおかしくない))」て(苦笑)。
 事実上「小泉氏への悪口は間違っていた」「荒木ら巣くう会には現状打破の展望が何もない」と自白しているのも同然です。