「 統一朝鮮の核、日本の真の危機だ 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト
「北朝鮮保有の核危機」ならまだしも、そもそも現時点において「南北朝鮮統一」など現実的な政治日程にのぼってないので「馬鹿馬鹿しい」の一言で終わる話です。まあ、仮に「核保有状態の北朝鮮」と韓国が統一したところで1)北朝鮮主導の統一はあり得ないし、2)いずれにせよ「米韓関係を考えれば」統一朝鮮(統一韓国)が「そのまま核保有し続ける」とも思えませんが。
そもそも、よしこも本気で言ってるわけではなく、「日本の核武装論」を正当化するための「デマ垂れ流し」でしょう。心底呆れます。
知られざる“北のクリスマス”…キリスト教は禁教のはずが北朝鮮でも12月24日は「お祭り騒ぎ」のワケ(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース「Live News イット!」12月24日放送より
◆FNNソウル支局 熱海吉和記者
今日はクリスマスイブですね。今回はおそらくほとんどの方が知らないであろう、北朝鮮の12月24日がテーマです。クリスマスといえば、キリストの生誕を祝う日ですよね。北朝鮮では欧米社会を象徴するキリスト教は禁教になっていて、厳しく弾圧されています。
キリスト教のお祝いごとを取り扱うというのは厳禁のはずなのです。ところが北朝鮮の12月24日はお祭り騒ぎなんです。平壌ではいたるところでダンスパーティーが開かれるほどの盛り上がりで、看板にもでかでかと「祝12月24日」と書いてあるのです。
◆加藤綾子*1キャスター
本当ですね。これ、映像を見る限り雰囲気はもうほぼ、クリスマスイブですよね。これ、何のお祝いなんですか?。
◆FNNソウル支局 熱海吉和記者
実は北朝鮮における12月24日なんですけれども、神格化されたある女性の誕生日とされているんです。それがこちら、金正淑(キム・ジョンスク)氏です。どういった人物かというと、金日成*2主席の妻で金正日*3総書記の実の母親、つまり金正恩*4委員長のおばあさんにあたる人です。金氏一族のルーツですから、彼女も北朝鮮では伝説的な存在となっているのです
どんな伝説になっているのか。1930年代後半、革命を目指す若き日の金日成主席は朝鮮半島の最高峰、白頭山を拠点に抗日運動を展開しました。この時に旧日本軍と対峙したとされるメンバーの一人が、金正淑氏だったというものです。このため彼女は白頭山の女将軍、抗日の女性英雄といった形で崇拝されているのです。
ですから彼女の誕生日となる12月24日は、「忠誠の歌会」として町中がお祝いムードとなります。
楽しみが少ないとされる北朝鮮で数少ない、お祭り騒ぎをして良い日という位置づけなのです。
北朝鮮で30年間暮らしていた、元在日*5の脱北者、金柱聖さん*6にお話を伺ったのですけれども、気分が高まった男女の出会いの場でカップルができることも多いと。男性は特に必死だということで、こういったあたりは日本のクリスマスと一緒ということなんです。
そして電力不足で知られる北朝鮮ですが、この日ばかりはイルミネーションが夜の街を彩ります。この映像自体は、24日のものではないんですけれども、市民は当日に向けて節電するんだそうです。
◆加藤綾子キャスター
クリスマスイブと女性英雄の誕生が同じ日っていうのも、ものすごい偶然ですよね。
◆FNNソウル支局 熱海吉和記者
この点に関して、脱北者の金さんの見解なんですけれども「偶然ではなく、北朝鮮版のクリスマスを作ろうとしたのではないか」ということなのです。これがどういうことかというと、金日成主席は熱心なキリスト教の家庭で育ったので、自身もキリスト教の影響を強く受けていたという指摘があるのです。
女性英雄の誕生日というのは表向きで、北朝鮮にクリスマスをこういった形で持ち込みたかったのではないかというのが金さんの分析です。金正淑氏の誕生日が12月24日というのも、本当かどうかわからないということなんです。
・面白ニュースとして紹介しておきます。
・まあ「クリスマス=キリストの生誕を祝う日」と言うのは実は「後付けの理屈」で「キリスト生誕以前から祝っていた」ようですし、「キリスト教人口の少ない」日本もそうですが今やこの日は「キリスト教徒以外も祝うイベント」になっています。
だからこそ「是非はともかく」別に役所がクリスマスツリーを飾ったところで「憲法の政教分離原則」には抵触しないというのが通説的見解かと思います。
なおクリスマス - Wikipediaによればクリスマスは「キリストの生誕を祝う日」であって「キリストの誕生日ではない」。聖書にはキリストの誕生日についての記述はないそうです。
・なお「欧米など他の国はどうか知りませんが」、日本も北朝鮮同様に「クリスマス(12/25)」よりも「クリスマスイブ(12/24)」の方が「イベントなどが多い」かと思います。
・ちなみに12月24日 - Wikipediaによれば金正淑(北朝鮮の公式発表では1917年12月24日生まれ)以外では
◆1858年12月24日
尾崎行雄
衆議院議員を長く務め、当選回数、議員勤続年数、最高齢議員記録と複数の日本記録を有することから「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれる。また第一次大隈内閣文相、東京市長、第二次大隈内閣司法相を歴任(尾崎行雄 - Wikipedia参照)。
◆1943年12月24日
タルヤ・ハロネン
フィンランド初の女性大統領(2000~2012年まで在籍)(タルヤ・ハロネン - Wikipedia参照)
◆1955年12月24日
福島瑞穂
社民党幹事長、副党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て社民党党首(福島瑞穂 - Wikipedia参照)。
などが12/24生まれです。
なお、紹介は省略しますが12/25生まれの著名人については12月25日 - Wikipediaでわかります。