高世仁に突っ込む(2021年1/18日分)

電力市場高騰で見えた日本の電力供給の問題点 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 日本の発電の多くは「LNG液化天然ガス)による火力発電」だが「LNG価格の高騰」により電力料金が上がっているというのが高世の言う『電力市場高騰で見えた日本の電力供給の問題点』です。
 小生もこれについては全く知識も無いので、あまりコメントはしません。
 いくつかコメントすれば
1)解決法としてはLNG火力発電以外の発電方法を増やしていくことが必要では無いか
2)ただし安全面で問題がありすぎる原発は論外
ですね。

 去年暮れ12月26日の「焚き火のある講演会」で「気づきの宇宙史138億年」を語りました。今年からその本論(各論)として6回にわたり宇宙史を語ります。
 これは新しい科学にもとづくコスモロジーを作るという目的で、岡野守也先生に教わってきたことを私流に敷衍したもので、私と宇宙が一体であることの気づきを重ねていきます。
 1月26日(火)の第1回は「宇宙のはじまり」で、ビッグバンから地球の誕生まで。関心のある方はぜひお聞きください。

 「以前、高世仁に突っ込む(2020年12/8日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログに書いたことの繰り返し」になりますが、高世らの馬鹿さに色々な意味で頭痛がしてきます。
 まず第一に何で「宇宙科学者でも科学ジャーナリストでもない高世」が「宇宙論」なんてもんを語るのか。しかも「少額(1人880円))とは言え金まで取る」と言うから呆れます。
 頼む方もバカなら引き受ける高世もバカです。
 第二に「新しい科学にもとづくコスモロジーを作る(高世が傾倒しているという岡野がそう言う価値観なのか、岡野はそうではなく岡野理論を高世が曲解してゆがめてるのかはともかく)」なんてことが馬鹿げている。
 高世が名前を挙げる岡野某とは

岡野守也 - Wikipedia
著書
唯識で自分を変える:仏教の心理学ガイドブック』(1995年、すずき出版)
唯識:仏教的深層心理の世界(上・下)』(1997年、NHK出版)
唯識のすすめ:仏教の深層心理学入門』(1998年、NHK出版)
大乗仏教深層心理学:『摂大乗論』を読む』(青土社、1999〔新装重版2011〕)
コスモロジーの創造:禅・唯識・トランスパーソナル』(2000年、法藏館
『よくわかる般若心経(改訂版)』(2004年、PHP研究所)
道元コスモロジー:『正法眼蔵』の核心』(2004年、大法輪閣
唯識と論理療法:仏教と心理療法・その統合と実践』(2004年、佼成出版社
空海の『十住心論』を読む』(2005年、大法輪閣
『仏教とアドラー心理学:自我から覚りへ』(2010年、佼成出版社
『『金剛般若経』全講義』(2016年、大法輪閣

ということで著書名だけで分かりますが、「ある種の仏教研究者」です。
 つまり高世の言う「新しい科学にもとづくコスモロジー」とはどう見ても「新しい科学にもとづく仏教的哲学」でしょうがそもそも「科学と宗教(あるいは哲学)」とは全くの別物です。
 科学は「事実認識の問題」ですが、宗教(あるいは哲学)は「価値判断、評価の問題」です。
 科学と宗教(あるいは哲学)はストレートにはつながらない。
 まあ「進化論によってキリスト教天地創造が否定される」「科学の発展によって霊魂の存在が事実上否定される」などの「宗教への影響」はあり得ますが、それにしたって科学と宗教(あるいは哲学)は別物です。
 科学と宗教(あるいは哲学)が直結しているかのように言い出す時点で高世の脳みそはおかしい。
 それにしても高世仁に突っ込む(2020年12/8日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが今回も高世の肩書きは

【シェア大歓迎】焚き火のある風人塾 Vol.01
 TV制作会社「ジン・ネット」前代表。通信社*1特派員として1980年代から10年にわたり東南アジアに駐在し、社会問題を取材。97年、拉致被害者横田めぐみさんを平壌で目撃したとの(ボーガス注:安明進の)証言を日本に初めて紹介する*2

ということで「前代表」です(呆)。

*1:「ジンネット」については社名を出しながら「日本電波ニュース」については「通信社」とぼかす理由が分かりません。日本電波ニュースに恨みでもあるのか。通信社と言ったら「共同通信」「時事通信」とか他にもあるわけで、これでは「高世について予備知識が無い」とどこの通信社か分かりません。

*2:これが高世にとって「人生で最も自慢できる業績」なんでしょうねえ。