珍右翼・高世仁に悪口する(2023年3/4日分)

「私がここにいるわけ」高校生に語るコスモロジー③ - 高世仁のジャーナルな日々

 ノーベル平和賞受賞者が禁固10年の刑を受けた。
 ベラルーシの人権活動家、アレシ・ビャリャツキ(Ales Bialiatski)氏(60)は、2020年のルカシェンコ氏が当選した大統領選挙の後、拘束され刑務所に収監された。去年11月、"公共の秩序を乱す活動に市民を巻き込んだ“として起訴されていたが、3日、裁判所は禁固10年の判決を言い渡した。

 
 過去にも

ノーベル平和賞 - Wikipedia
◆カール・フォン・オシエツキー(1935年授賞、ナチスドイツ)、アンドレイ・サハロフ(1975年授賞、ソ連)、レフ・ワレサ(1983年授賞、ポーランド)、アウンサンスーチー(1991年授賞、ミャンマー)、劉暁波(2010年授賞、中国)のような政治犯への授賞は、該当国の政府から強い反発を引き起こしている。
◆受賞者が政治犯として当事国に拘束されていたり、出国が認められなかった場合には、本人が授賞式に出席できないケースもたびたびある。サハロフとワレサの場合は妻が、アウンサンスーチーの場合は、夫と息子が、オシエツキーの場合は弁護士が代理出席した。劉の場合は、妻の出国を中国が認めなかったため、代理出席も出来なかった。

なので「残念ながら」珍しいことではない。

 「人権」を旗印にして、アメリカはアフガニスタンで20年も駐留して戦争をしてきた*1。今も、「女性の人権」抑圧を理由に、欧米、日本などいわゆる国際社会はアフガニスタンに制裁を続ける。これについては、私は反対する。大干ばつに被災した百万単位の飢餓線上の人々を救うのが最優先だからだ。

 高世には「おいおい(呆)」ですね。その理屈なら高世は

北朝鮮で食糧難による餓死発生? 厳しい食料事情の背景にある要因は:東京新聞 TOKYO Web2023.2.27
 韓国政府は、北朝鮮が1990年代に大勢の餓死者を出した「苦難の行軍」と言われる時期ほどではないものの、食糧難が現在深刻化し、一部地域で餓死者も出たとみている。

などの報道に寄れば「飢餓が深刻だとされる北朝鮮」の人民を救うために「核ミサイル開発を理由とした安保理の対北朝鮮制裁」はともかく少なくとも「日本の一存でやめられる」拉致問題を理由とした日本の「対北朝鮮」独自制裁には反対すべきではないのか。
 お断りしておきますが、これは「北朝鮮への制裁に反対すべきだ」という「べき論」の話ではない(俺個人は対北朝鮮制裁に反対の立場ですが、それとはひとまず話は別です)。
 「アフガンでの制裁反対」と「北朝鮮での制裁賛成」は矛盾ではないか、高世は「その場その場でご都合主義で話を進めており、論理整合性など皆無ではないのか」、整合性があるというなら「どう整合性があるのか、説明しろ」という「疑問の指摘」です。
 高世は北朝鮮問題では「制裁派」救う会や家族会に媚びるために制裁に賛成し、一方ではアフガン問題では「制裁反対派」中村哲氏(故人)が創設したペシャワール会に媚びるために制裁に反対してるだけではないのか。

 宙くんの体を構成している水素原子は、まちがいなくビッグバン直後にできたものがそのまま使われている。

 俺的には「へえ?」「そうなんだ」でしかないですね。科学知識としては興味深いですがそんなことが人生観と何の関係があるのか?


「私がここにいるわけ」高校生に語るコスモロジー② - 高世仁のジャーナルな日々

 今回は、”私“の体を構成している物質が「宇宙製」、メイド・イン・コスモスだという気づきを入り口にしている。その気づきを宗教ではなく、現代科学の最先端の成果を踏まえた宇宙史で支えるというやり方だ。だからここに説くのは宇宙史の「お勉強」ではない。
 知識を得ることが目的なら、宇宙史に詳しい専門家、教えるのが上手な教師のほうが適任だろう。私が目指しているのは、その歴史を〝自分事“だと「気づき」、人生観を形作る溶媒にしていくことだ。

 意味不明すぎて頭痛がしてきます。
 「宇宙史」と「人生観」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 「宇宙史」は「事実認識の問題でしかない」のにそこからどんな人生観(価値観)が生まれるというのか。
 というか「インチキ宗教、インチキ自己啓発セミナー」が「自らを科学的であるかのように偽装してる」ようにしか見えない高世の所業です。
 「単なる宇宙誌の勉強」の方がよほどましではないか。
 なお、宇宙史に詳しい専門家としては「宇宙史」でググってヒットした

◆『宇宙からみた生命史』(2016年、ちくま新書)の著者である小林憲正*2横浜国立大学名誉教授
◆『宇宙史を物理学で読み解く』(2010年、名古屋大学出版会)の監修者である福井康雄・名古屋大学名誉教授

などがあげられるでしょう。

*1:ちなみに米軍が1950年の朝鮮戦争勃発から「韓国に70年以上駐留して戦争を続けてること(終戦協定が結ばれてないので建前上は今も戦争状態で停戦が長期に続いてるにすぎない)」について「早く終戦すべきだ(そして在韓米軍は撤退すべきだ)」と思わないのか、高世に聞きたいところです。

*2:著書『アストロバイオロジー』(2008年、岩波科学ライブラリー)、『地球外生命』(2021年、中公新書)など