「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年3/28分:荒木和博の巻)

YouTubeメッセージまもなく1年【調査会NEWS3418】(R03.3.28) : 荒木和博BLOG
 荒木の文章を読んでいてうんざりするのは
1)何の目的でYouTubeメッセージを始めたのか(例えば動画配信することで、集会に来ることが難しい遠方の方にも情報が伝えられるなど)
2)その目的は達成出来たのか
3)達成できなかったとしたらどう改善するのか
などといったことがさっぱりわからないことです。
 当たり前ですが、荒木のような政治活動は「面白いからやっている」という趣味とは意味が違います。趣味なら極端な話「草野球」「へぼ将棋」で一向に構わない。
 もちろん「上手くなってアマチュアの全国大会で優勝する」などの「高い目的」がある趣味の方も居ますが趣味なら、極端な話「楽しければ上手くなくてもいい」。
 一方、政治活動は明確な目的があって、その目的を達成するために組織を作って仲間と運動をやってる。正直「目的が達成できなければ」組織に存在価値などない。これは荒木の特定失踪者問題調査会に限った話ではない。
 で、荒木の場合は建前上の目的は「拉致の解決」です。ではこのYouTubeメッセージで「拉致の解決(もちろん現在において解決していませんが)」あるいは「拉致の解決に何らかの形でつながるような成果(もちろん何を持ってそう言うのかという問題はありますが、それはひとまずおきます)」は得られたのか。
 例えば

YouTubeメッセージの視聴者数はどの程度なのか、海外からも視聴はあるのか。
◆視聴によって特定失踪者問題調査会会員が増えたり、会のグッズが売れたりと言うことはあるのか。
YouTubeメッセージを見たマスコミから『あの動画であなたが話したことについて記事にしたい』などの取材依頼はあったのか
YouTubeメッセージで「視聴者数の多いネタ」について「特に積極的に広報する」といった活用はしているのか

などといったことについて荒木はどう答えるのか。
 あるいは荒木は

もともとはコロナで集会などが次々中止・延期になり、それに代わる情報発信の場を模索した結果

と書いていますが、であるなら「コロナが今後終息したら」YouTubeメッセージとやらは「今よりも減少し」、その分、集会などを増やすのか。
 といったら荒木にはおそらくそんな問題意識すらないでしょう。

これまで伝えることができなかった方々にも伝えることができるようになり、あらたなつながりができました。またコメントで色々ヒントもいただいています。

と書く荒木に「これまで伝えることができなかった方々」「新たなつながり」「ヒントになるコメント」とは何なのか聞いても恐らくまともには答えられないでしょう。まともに答えられないからこそ、抽象的にしか書けない。
 荒木の目的は「拉致を解決したい」なんてことではない。単に「北朝鮮叩きのネタ」として拉致を扱ってる。 
 その北朝鮮叩きももはや「政府に対北朝鮮経済制裁を今まで通り続行させる」程度の意味しか荒木には無い。そしてその「経済制裁」は「北朝鮮にとって痛くない」なんてことは勿論ありませんが、とはいえ「中露の経済支援」もあって「我慢できる程度の痛み」でしかない。体制崩壊とかそう言う話ではない。
 もはや北朝鮮問題において荒木は「手詰まり」といっていいでしょう。もはや「北朝鮮に悪口してウヨ仲間と一緒にスカッとすること」
北朝鮮ネタで拉致被害者家族や特定失踪者家族から金をもらって生活すること」だけが荒木にとっての活動目的では無いか。
 であるなら「拉致被害者家族や特定失踪者家族」が「荒木等の活動にシビアな評価を下し、場合によっては金を出さない限り」荒木は「今のままで良いのか」という問題意識すら持たないでしょう。全く醜悪な話です。 


フランスでの恥ずかしい話(3月28日): 荒木和博BLOG
 5分30秒程度の動画です。
 動画説明文だけで「拉致と何一つ関係ないんだろう」と思って見る気が失せます。正直、見る価値は全くない。
 荒木は土日は「休日なので今日は肩の凝らない話を」と言い出しますが今日も「拉致と関係ない話」です。
 さて「旧民社の職員だった頃」に、荒木が「社民政党の国際会議(一応、『右翼政党』『第二自民』旧民社は自称『社民政党』なのでそういう国際組織に加入していました)」で「旧民社の代表」としてフランス出張したときの話だそうです。
 帰りの飛行機について、愚かにも「帰国予定日より一日前の予約」をした上、それに気づかず翌日(帰国予定日)に空港にいって、その時「予約が前日であること(つまり乗る飛行機が無いこと)」に初めて気づいた。もちろんすぐに飛行機の予約なんか取れません。一泊して「翌日の午後に帰ること」にした。
 で、すぐに帰れないので、「じゃあこの際、鉄道マニアとして、話の種にTGV(フランス版新幹線)に乗ろう」と。
 ところがTGVは新幹線です。停車駅が勿論少ない。帰りの飛行機に間に合わない恐れが出てきた。慌てて空港に向かって何とか間に合った。
 「これで飛行機をまた乗り過ごしたら家族や旧民社の同僚に散々バカにされたろう」て、何一つ拉致の解決と関係ない。そもそもエピソードとしてそんなに面白いわけでもない(荒木的には「面白いつもり」なのでしょうが)。

【参考:TGV

TGV inOui - Wikipedia
 なお、TGVと言う愛称が完全に消滅してしまうと言う訳ではなく、名称やロゴマークに「TGV」と言う表記が残される他、使用される高速車両については引き続きTGVと呼ばれる事となる。

フランス国鉄が「TGV」ブランドを捨てる事情 | 経営 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準2017/06/03
 フランスが誇る高速列車「TGV」。世界の高速鉄道輸出競争では、日本の新幹線の強力なライバルでもある。そのTGVが、開業から36年目となる今年7月、「inOui(イヌイ)」というブランド名に改称する。
 表向きの理由は7月2日にボルドー―トゥール間に新たな高速鉄道路線が開通するのに合わせて名前を変えるということだが、「シンカンセン」と並ぶ高速列車の代名詞である「TGV」の名を変えるという大きな賭けに出たのはなぜだろうか。
 TGVとは、フランス語の「Train à Grande Vitesse」の略。日本語に直訳すると「非常に速い列車」、つまり高速列車という意味だ。フランス国鉄SNCF)によると、7月2日にボルドー―トゥール間に続き、既存線のパリーストラスブール間でも改称する。2018年末までに全体の80%で改称を進め、2020年中にはinOuiへの切り替えを終えるとしている。ちなみにinOuiとは、フランス語の「inoui(=前例がない、驚くべき)」を意味するが、「Oui(=はい、イエス)」の意味も含んでいるようだ。
 5月29日、パリ・モンパルナス駅でinOuiの新たなロゴマークが付けられたTGV車両がお披露目された。SNCFのギョーム・ペピ総裁は改称発表の会見で、「必要なリブランディング(ブランド再生)だ」と説明した。
 しかし、TGVは「高速列車」という意味で長年にわたって親しまれている。「いくらSNCFが改名すると力強く訴えたところで、多くの人々はinOuiではなく、TGVと呼び続けるだろう」と現地のメディアは厳しいコメントを付けている。
 SNCFにはTGVのほかに、「Ouigo(ウィゴ)」という高速列車もある。ウィゴとはフランス語の「Oui(=はい、イエス)」に英語の「go」を組み合わせた造語だが、英語の「Here we go!」のwe goを音的にもじったものも由来とされている。低価格を売り物にしており、格安航空(LCC)の鉄道版とでもいえようか。
 SNCFは今回のリブランディングによって、inOuiを1等車やビュッフェカーを編成するフルサービスの列車、OuigoをLCC的なエコノミーの列車という形にサービスを二極化する計画を明らかにした。