「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/29分:荒木和博の巻)

幹事会(理事会)報告【調査会NEWS3391】(R03.1.29): 荒木和博BLOG

 日本国内では新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う緊急事態宣言などで政府も国民も関心は拉致問題から離れてしまっている。

 新型コロナが無くたって国民の関心は「拉致から完全に離れている」わけですが、新型コロナによって一層離れているわけです。

 これこそが「日本の拉致問題に関する緊急事態である」との認識のもと、調査会としてはあらためて拉致被害者救出への活動を見直し、あえて「嫌われることも厭わない」能動的な活動を進める。

 「国民が拉致への関心を失ってる」という前振りで「嫌われることも厭わない」つうのはどう考えても「バカか、あいつらは?」と国民に嫌われるようなことをやってでも注目を集めたい、つうことなんでしょう。一体「何を考えてる」のかさっぱりわかりませんが、普通に考えて「国民に嫌われたら」、更に拉致が風化するだけであり、荒木らのアホさに心底呆れます。

(1)(短期)北朝鮮の妨害電波から考えた放送内容の変更(ニュース番組の強化と政権中枢並びに北朝鮮の高位層・軍関係者も含めた反体制グループへのはたらきかけ、そのための一部番組の整理)

 「北朝鮮の高位層・軍関係者も含めた反体制グループへの働きかけ」というのが意味不明ですね。「金正恩打倒の軍事クーデター」でも夢見てるのか。そんなことが可能かどうか以前に「そんなことが拉致の解決と何の関係がある?」であり「救う会の目的は拉致被害者帰国では無く金正恩政権打倒か?」と言う話です。

(2)(中期)国全体として中波放送をFM放送に切り替える流れの中、中波放送の余剰施設を用いた国内向け中波放送「しおかぜ」の実施

 「今は短波放送だけど、いずれは中波にしたい」という荒木ですが、もちろん中波になる可能性はありません。小泉訪朝後ずっと18年間短波だったわけですから。

(5) (1)の推進のためFM「たつ兄、ゆみ姐の俺がやらなきゃ誰がやる」の当面休止*1

 「(1)の推進のため」と言い訳していますが「放送枠をコミュニティFMから買って番組を流してる」ところ、その購入費用自体に詰まってきたということでしょう。つまりは拉致の風化で会員数は減少の一途、グッズも売れず、慢性的経営難だと言うことです。荒木としては会費減少やグッズ売れ行き不振の穴埋めとして「税金にたかること」を夢見ていたのでしょうがこのコロナ禍において、「拉致の風化で政治力が衰退する荒木一味」にカネを突っ込むくらいなら「GOTOで外食産業や観光産業にカネを突っ込んだ方がまし」と菅政権が思うのはある意味当然の話です。

(1)国内外関係団体との活動連携強化
(2)金東哲博士を初めとする情報提供者との連携強化

 国内とは「主として救う会と家族会」でしょうが、国外とは一体何のことなのか?。何のために連携するんだという話です。当然ながら荒木らの「建前上の目的」は拉致被害者帰国である以上、それにつながらない連携は全く無意味です。国外に「連携して拉致解決につながる団体」があるとは思えませんが。

(3)特別調査班による調査会発足以来18年間に収集してきた情報及び過去の様々な事案に関する情報の全面的見直し

 何のためにどう見直すんだという話です。そこが曖昧では話になりません。

4、国内での情報発信
 TwitterFacebookYouTubeでの情報発信の強化

 やれやれですね。問題は「情報ツール」ではなく「情報の内容」なのですが。レベルの低いトンデモウヨ情報など流したところでまともな人間は誰も相手にしません。そもそも「TwitterFacebookYouTube」なんてことは「中央官庁」「地方自治体」「企業」「政党」「労組」「市民団体」「芸能人」などなどが普通にやっており、今更珍しくもありません。

5、国会への積極的はたらきかけ
 個別具体的問題について、これまではたらきかけをしていない党も含め全ての政党に要請する。同時に関心の高い個々の与野党議員ないし関係グループに直接の要請を行う。

 「今更そんなこと言ってるのかよ?」ですね。小泉訪朝から18年間「政治家に何の働きかけもしてなかった」わけでもないでしょうに。なお、「これまではたらきかけをしていない党も含め全ての政党」などと荒木一味がほざいたところで、「反共右翼の荒木一味」が日本共産党社民党に働きかけることなど「2万%あり得ない」と今から断言して良いでしょう。

(1) 役員のうち理事・常務理事を統合して「幹事」に変更
(2) (1)にともない理事会を「幹事会」に変更
(3) 副代表と事務局長の兼任を廃し事務局長を幹事長、事務局次長を副幹事長に変更

 「名前変えただけじゃん、権限が変わったわけでもないし、面子も変わってないし」つう馬鹿話です。

中国共産党のトップが主席(毛沢東)から「総書記」(江沢民胡錦濤習近平など)に改称
日本共産党のトップが書記長(徳田執行部時代)から「委員長」(宮本執行部時代以降)に改称
社民党公明党のトップが委員長から「代表や党首」に、ナンバーツーが書記長から「幹事長」に改称
◆省庁再編で通商産業省が「経済産業省」に改称

ほどの意味も無いんじゃ無いか。

副代表
  増元照明(元理事)

 増元も特定失踪者なんてデマに良くも加担できるもんです。
 とはいえそんな拉致被害者家族は増元だけのようですが。

幹事(五十音順)
 川人博(弁護士・法律家の会幹事)

 「過労死弁護の草分け」と評価され、『過労自殺』(1998年、岩波新書)、『過労死しない働き方』(2020年、岩波ジュニア新書)などと言った著書もある男が特定失踪者なんてデマに加担するとは、随分と落ちぶれたもんです。
足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia(特定失踪者認定された女性が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と何一つ関係が無かった)も含めて既に「国内で40人も発見されてる特定失踪者」が北朝鮮拉致の訳もない。川人が「故意に嘘をついてる」にせよ「本気で特定失踪者を北朝鮮拉致と思い込んでる*2」にせよ川人の存在はもはや「過労死遺族」などにとって「あんなデマ屋・川人がいう過労死云々なんて完全なデマです。我が社には何一つ問題は無い」と企業から攻撃を受けかねないという意味で「迷惑な老害」でしかありません。
 川人も人間として恥ずかしくないのか。
 つうか、岩波もいい加減、このデマ屋の本を出すのは辞めたらどうなのか。過労死問題に取り組む関係者たちもこのデマ屋と縁を切ったらどうなのか。そして川人も弁護士を廃業したらどうなのか。できれば「老害」川人にはコロナ感染でもして死んで欲しいところですが。


国会議員について(1月29日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月29日金曜日のショートメッセージ(Vol.302)。たびたび「拉致問題について、国会議員で誰が信頼できますか」と聞かれます。なかなか難しいのですが、まあこんなことではないかというお話しを。

 7分40秒程度の動画です。
 荒木のような「特定失踪者と言うデマ」を流すデマ屋にそんなことを聞く奴がいるのかとびっくりですね。しかも荒木は「旧民社党の職員」なんだから「身びいきで旧民社系議員を万歳する疑い」が強い。
 ちなみに荒木曰く「信用できる議員は居ない」。そりゃ居ないでしょうねえ。荒木の言いなりに動く議員なんかまずいませんから。安倍ですら荒木の言いなりでは無く、「特定失踪者の拉致認定」なんかしませんし。旧民社出身の議員ですら荒木の言いなりでは無いでしょう。
 荒木曰く「自民党公明党も私を、党の拉致対策本部の会合に呼んでくれない」。呼ばないでしょうねえ。呼んでも何の意味も無いですから。
 まあ、それはともかく。
 「信頼できる議員」とは結局「デマ屋・荒木が褒めない議員」ですね。つまりは社民、共産ですね。一方で荒木が褒める議員なんか信用に値しない。
 そして議員ではないですが「信頼できる人間」とは「田中均氏」「蓮池透氏」「和田春樹氏」といった荒木が褒めない人間です。
 まあ、それはともかく。
 拉致の解決という意味では「頼りになるのは政府、与党(自民、公明)、外務省」ですよね。立民であれ、「俺の支持政党」共産であれ、社民であれ、国民民主であれ、維新であれ、れいわであれ、どこであれ、野党には残念ながら「外交権限」がありません。
 結局「与党の三役(幹事長、政調会長、総務会長)クラス」「外務三役(外相、外務副大臣外務大臣政務官)クラス」といった「外交権限があるor大物政治家」でなければ拉致の解決なんかできやしません。
 「第18富士山丸船長が帰国した金丸訪朝」の金丸*3元幹事長、「拉致被害者が帰国した小泉訪朝」の小泉*4首相クラスで無ければ動きようがない。

*1:再開の見込みもないのに中止では無く「当面休止」という辺り「撤退では無く転進(旧日本軍)」並に滑稽です。

*2:さすがに故意の嘘だと思いますが、川人がそのようなことをする理由が理解できません。過労死弁護や岩波からの著書出版で「左派ないしリベラル保守」扱いされていた川人ですが、実は西岡力島田洋一や荒木和博などと同レベルの馬鹿右翼だったのか。

*3:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣副総理、自民党副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*4:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相