◆荒木のツイート
https://twitter.com/ARAKI_Kazuhiro/status/1390850068396134400
レブラ君とあやしい仲間たちその32。前回に引き続き『平成の自衛官を終えて』を上梓された飯塚泰樹さんがゲストです。ぜひご覧下さい。
9分40秒程度の動画です。前回は飯塚をゲストに「憲法九条の制約で拉致被害者を救出できない」と飯塚がデマ飛ばしていたアホ話ですがその続きで「内容も殆ど同レベル」です。ぶっちゃけ見る価値は全く無い。正直、こんな飯塚のようなアホウヨが元自衛官なのだから絶句しますね。まあ、飯塚レベルのトンデモウヨの「元自衛官」としては「田母神」「ヒゲの佐藤」「荒谷卓 - Wikipedia」などいますが、自衛隊は大丈夫なのか、「515事件の海軍青年将校、226事件の陸軍青年将校」などとどこが違うのかと絶句します。たぶん「大丈夫」ではなく「阿呆ウヨの巣窟＝自衛隊」なのでしょう（もちろんまともな自衛官もいるでしょうが、それにしても田母神が元航空幕僚長ですからね。今の自衛隊はおよそまともな組織ではないでしょう。自衛隊がまともな組織でも俺は「九条改憲反対」ですが、今の「異常な自衛隊」ではとても改憲を許す気にはなりませんね）。
令和3年5月8日土曜日のショートメッセージ（Vol.401）。1週間後の5月15日*1で埼玉県警が田口八重子さんについて発表（報道は匿名を条件）してから30年になります。そのことについてお話ししました。
7分程度の動画です。おそらく「1988年3月26日の橋本敦参院議員」のいわゆる「李恩恵質問」とそれに対する梶山*2自治相・国家公安委員長、宇野*3外相（竹下内閣）の答弁（政府として初めて公式に北朝鮮拉致疑惑を認めた）が荒木の言う「1989年5月15日」の発表のきっかけでしょう（李恩恵が田口さんでは無いかとされた）。
なお、橋本質問については
赤旗
拉致問題 88年以来、質問を積み重ね解決の道開いた日本共産党国会議員団/対談/橋本敦前参院議員/木島日出夫衆院議員2002.11.18
拉致問題を最初に国会でとりあげたのは？2004.6.30
を紹介しておきます。なお、「1988、1989年時点」では荒木は「拉致問題に関わっていた」どころか「興味関心も無かった」そうです。
なお、この動画では「予想の範囲内」ですが荒木が金丸訪朝（1990年）の金丸氏*4に「拉致を軽視して日朝国交正常化を目指していた*5」と悪口雑言です。荒木にとって金丸氏のおかげで「第18富士山丸船長、機関長が帰国できた」ということはどうでもいいことのようです。
さて、「話が脱線」しますが、1988年（橋本質問当時）、1990年（金丸訪朝当時）の韓国、北朝鮮関係ニュースとしては
【1988年】
1988年 - Wikipedia参照
◆2月25日
盧泰愚が韓国大統領に就任（当選自体は1987年12月16日）。盧は「盧の親分」全斗煥とともに「光州事件（全らの軍事政権に反発する民衆を弾圧）」の実行犯ではあるものの、一応、民政移管が実現。
◆9月17日
ソウル五輪開幕（10月2日まで）
【1990年】
1990年 - Wikipedia参照
◆9月30日
ソ連と韓国が国交樹立（ゴルバチョフによる米ソ宥和、改革路線の一環）。
がありました。
前も書いた記憶がありますが1990年の「ソ連・韓国国交樹立」に対する焦り*6がやはり「金丸訪朝」を北朝鮮が受け入れた背景にはあるでしょう。
役所は信じられるのか【調査会NEWS3433】（R03.5.7）: 荒木和博BLOG
緊急事態宣言で連休中鉄道会社に本数を減らせとの指示がありました。小学生が考えても本数を減らせば電車が混む*7のは当たり前です。これ考えたのは相当頭の悪い人だろうと思います。
「密を減らすために電車を減らせ」とのアホな指示に真面目に従わなかった鉄道会社に敬意を表したいと思います。
そんなことと拉致解決と何の関係があるのか。「特定失踪者問題調査会メルマガ」にこんなことを書く荒木和博は「相当頭の悪い人だろうと思います」。
なお、「山本美保さんのDNA鑑定を故意の捏造と認めろ*8」「特定失踪者を北朝鮮拉致と認めろ」「拉致被害者救出のために自衛隊を北朝鮮に突っ込め」と言う荒木ら巣くう会のアホな要望に「真面目に従わなかった政府、警察庁、防衛省」に「敬意を表したいと思います」。
歴史の教科書によく出てくる言葉ですが大正2年（1913）2月、衆議院本会議で尾崎行雄*9が桂太郎*10内閣を批判して言った言葉「玉座（天皇の権威）をもって胸壁となし、詔勅（天皇の意思を表明する文書）をもって弾丸に代え」に例えれば「憲法をもって胸壁となし、法律をもって弾丸に代え」ということです。
おいおいですね。尾崎が批判するような「下劣なふるまい」をしているのは「家族会（特に横田早紀江）の権威（？）を持って胸壁となし、家族会（特に横田早紀江）の発言をもって弾丸として」田中均氏を個人攻撃し、外務省退官に追い込んだ荒木ら救う会の方でしょうに。
ただしその結果、多くの人間が救う会と家族会に呆れ果て、「距離を置く」ようになって拉致が風化し、「拉致敗戦」で、家族会や救う会の政治力がどんどん衰退の一途というのが皮肉ですが。
ちなみに「天皇の言葉を、日の丸、君が代批判派に対する胸壁や弾丸にしようとしたところ」、天皇が米長批判はしなかった物の、同調もしなかった（むしろ冷淡な態度を取った）ために、「天皇の政治利用」に失敗して恥をさらしたのが例の米長邦雄の「明仁天皇への無茶振り」です。
なお、これは非常に軽率で不用意な発言だ（皇后の、西岡力への発言は、とてもよろしくない） - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)というのも「救う会会長・西岡が皇后の発言を障壁や弾丸にしようとした」わけですが、拉致敗戦によってほとんど世間に話題にならなかったことは幸いでした。
13日の「仰天集会」ではそれを含めていくつかの「仰天」を発表する予定です。
「ならどんな『仰天』なのか今すぐ言えよ」ですね。
「サプライズ狙い」のつもりなのか、「今言えないほどしょぼい代物」なのかはともかく「荒木とお仲間だけが13日にどや顔する」が世間は全く相手にしないで終わるであろう事が今から2万％確実に予想できます。
*1:もちろん日本で一番有名な「5月15日」に起こった事件は「515事件（海軍青年将校による犬養首相暗殺）」ですね。
*2:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党国対委員長、幹事長（宮沢総裁時代）、橋本内閣官房長官など歴任
*3:田中内閣防衛庁長官、自民党国対委員長（三木総裁時代）、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相
*4:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国対委員長（大平総裁時代）、総務会長、幹事長（中曽根総裁時代）、中曽根内閣副総理、自民党副総裁（宮沢総裁時代）など歴任
*5:こうした荒木発言から荒木ら巣くう会の目的が「拉致を口実とした国交正常化妨害」であることがモロバレです。
*6:金丸訪朝は「9月28日」でソ連・韓国国交樹立の正式発表「9月30日」より先ですが、当然、北朝鮮もソ連の言動から「韓国との国交樹立を狙ってる」ということは感づいていたのでしょう。
*7:おそらく本数を減らすことで問答無用で、感染予防のための「自宅待機or行楽地に出かけるなら車で移動しろ」を国民にやらせたかったんでしょう。
*8:荒木を真似すれば「小学生が考えてもデマだと思う」、こんなことを放言する荒木は「相当頭の悪い人だろうと思います」。
