八つの仰天(R3.5.14): 荒木和博BLOG
8分25秒の動画です。八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOGと内容がかぶるので八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOGを読めば動画を見る必要はありません。
今日12:00〜13:00トークライブでもう少し詳しくお話しし、質問もお受けします。
まあ質問したところでまともな回答は無いでしょうねえ。例えば
2、政府に対する訴訟も含めた法的措置の検討
について「訴訟も含めたというがどんな訴訟を検討してるのか?。訴訟以外にはどんな法的措置を検討してるのか?。失礼ながら小泉訪朝から18年間も経っているが何故実際の訴訟では無く『法的検討』に止まるのか?。その検討はいつごろ結論が出るのか?」などと聞いてもまともな回答は無いでしょう。
八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOG
特定失踪者問題調査会では本日5月13日今後の活動について議論し、夜開催した「5・13仰天集会」で次のように発表しました。
1、しおかぜクラウドファンディング
「8つの仰天」が、どれもこれも、中身がくだらなすぎて荒木の言うのとは別の意味で仰天です。
「カネに詰まってるから、活動資金に困ってるからクラファン(不特定多数への寄付金の呼びかけ)やります!」。どの辺りが仰天なんでしょうか?。カネに詰まってる場合「クラファン」なんて誰でも思いつくことでしょう。それとも「特定失踪者問題調査会はカネが潤沢にあると思ってるかもしれませんが!」つう意味の仰天か。どっちにしろ拉致が風化してる今「クラファンやります」と言ってももはや「荒木のウヨ仲間」を除いて寄付などろくに来ないでしょう。
2、政府に対する訴訟も含めた法的措置の検討
・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長、土田庄一法律家の会事務局長を共同座長とする法的措置検討委員会(仮称)が本日立ち上げられた。
「小泉訪朝から18年も経ってるのに未だに訴訟を検討ねえ?、一生、死ぬまで検討してれば?」「どうせ訴訟しねえんだろ(嘲笑)」「まあ訴訟してもお前らじゃ勝てると思えないけどな(つうことでお前ら結局訴訟しないだろ?)」「大体(仮称)て何だよ。正式名称ねえのかよ」ですね。
3、事態が変化しないのであればコロナ感染拡大が終息しているという前提で国会前の座り込みを行う。
◆「「事態が変化しないのであれば」の「変化しない」て何?。「政府が特定失踪者を拉致認定しないのであれば」つうこと?
◆やれば?、無視されると思うけど
ですね。大体「自民党本部前(あるいは首相官邸前、外務省前)座り込み」ならともかく、何で「国会前座り込み」なのか。かつ「座り込み」なんか誰でも思いつくことで全然仰天ではない。
6、国会への要請
・拉致被害者が多数出ているにもかかわらず日本国内での工作員の取締りの法的措置をしないのは国会の不作為であるとして対処を求める
「はあ?」ですね。「取り締まりの法的措置」とは具体的に何なのか。「朝鮮総連の活動を禁止する新法を制定しろ!」「今こそスパイ防止法が必要だ!」と放言でもするのか。
・共産・社民・れいわ新選組への要請(これまでは拉致問題対策本部・対策委員会が設置されていなかったので要請していなかった)
「拉致問題対策本部がなかったから」などと言い訳していますが、「小泉訪朝後、18年間ずっと今まで要請してなかった(ウヨとして敵視してたとか、ミニ政党として軽視してたとかいうことでしょう)」と堂々と放言できることの方に仰天です。れいわはともかく、共産、社民は18年前からあるのに。
まあ、
1)今まで共産、社民などを『ウヨとして敵視』or『所詮ミニ政党として軽視』していた荒木等が今頃すり寄ったところで、共産、社民などもまともに相手しない*1だろうし、たぶん荒木等はバカなので、目の前に共産などの議員がいるのに、言動に「反共暴言、ウヨ暴言(社民党を朝鮮労働党の手下呼ばわりなど)」が出てしまい、(以前から嫌われてると思いますが、)かえって「よりいっそう」嫌われ、「更に相手にされなくなる」
2)(こんなことは小生も共産支持者としてあまり言いたくはないのですが、事実なので書きますが)、他の問題ならまだしも、正直「外交権限を持たない野党(それも最大野党でないミニ野党)」に拉致問題で要請してもあまり意味が無い
と言う意味でまあ、こんな要請には意味が無いでしょうね。2)も重要ポイントですが、それ以前に1)と言う意味で共産などに相手にされないでしょうね。つうか本当に荒木らが「反共ウヨ言動を封印して」要請できるのか自体疑問符がつきますが。
そもそも与党に陳情して意味が無かったと事実上、認めてるのが滑稽です。こんなことを言えば「そんなに荒木の運動に展望が無いのか」と呆れられるのが落ちです。
拉致被害者が帰ってきたときの対応について(R3.5.13): 荒木和博BLOG
令和3年5月13日木曜日のショートメッセージ(Vol.406)。拉致被害者が帰ってきたときにどうするかというのは「捕らぬタヌキの皮算用」に思われるかもしれませんが、考えておいた方が良いことです。実際に7年前のストックホルム合意のときも色々ありました。このことについては山ほど色々なことがあるのですが、とりあえずさわりの話だけ。
9分15秒の動画です。説明文とタイトルだけでも呆れますね。
何が呆れるか。
まず第一に
ですよねえ。
「来年のことを言うと鬼が笑う」
などといってもいい。今大事なことは「どうやって狸を捕るか(どうやって拉致被害者を帰国させるか)」であって「狸を捕った後のこと(拉致被害者が帰国した後のこと)」なんかどうでもいい。「狸を捕ること」それ自体が出来てないわけですから。
「大学浪人、就職浪人」が「大学合格(採用内定)したら」、「婚活男性」が「結婚したら」といってるようなもんです。
個人がそういう「個人的な夢」を語るのはいい。そう言う夢が無ければ「活動意欲がわかない」ということはあるでしょう。
小泉訪朝から18年、拉致解決の展望がない中、「そんな夢物語」を「荒木」のような「拉致解決を建前上の目的とする団体の幹部」が語って何の意味があるのか。
そして、今、そんな展望がどこにあるのか。荒木もそんな展望がないことを充分、自覚しながら「荒木ら救う会は拉致解決の意思なんかないんだ、国交正常化を妨害したいだけだ。だから小泉訪朝から18年も経っても何とも思わないんだ。だから蓮池透を家族会から除名させたんだ」という批判に対し、「そんなことはない。俺は拉致被害者が帰国したときのことも今から考えてるんだ」と言い訳してるだけでしょう。「特定失踪者」なんてデマを荒木が垂れ流してる限り、そんな主張には何の説得力も無いですが。
第二に「どうするか」て「蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さん帰国の時」と同じ事をするだけでしょう。
まあ、「彼らの帰国でやったこと」で「色々反省がある(ああすればよかった、あんなことはすべきでなかった、など)」があるなら、その反省を「反映して対応を修正、改善する必要」はあるでしょうが。そして荒木はこんなことを言いながら「過去の拉致被害者の帰国」について「こういう点が良かった、次回(次の拉致被害者帰国)も同じ事をすべきだ」「こういう点が悪かった。次回は改善すべきだ」という具体的なことは何も言わない。「過去の行為」について評価しないで何で「どうするか」検討できるのか。
第三に「どうするか」なんてことは「今考えないと拉致被害者が帰国できない」つう話ではない。
まあ、例は何でも良いですが、例えば「以前も別記事で書きました」が「北方領土返還」なら「今、北方領土に住むロシア人をどうするか」というのは考える必要はあるでしょう。政府(今の菅政権だけで無く民主党政権も含む歴代政権)、与党(今は自公だが民主党政権時代も同様)、外務省にせよ野党各党(立憲民主、国民民主、共産、社民、維新など)にせよ、「日本国民(特に元島民)の反発」を恐れてか、そういう議論から逃げることにはげんなりしますが。
1)今まで通り北方領土への居住を認め「ロシア系日本人」として日本国籍を与えるのか、場合によっては「ロシア人自治区(仮称)」として特別な地位を与えるのか(まさか返還後、外人扱いというわけにも行かないでしょう)
2)ロシア本土へ移住してもらうのか(その場合、日本の全額負担か、ロシア政府と共同負担かはともかく日本政府が移転費用をある程度負担することはやむを得ないでしょう。まさか「全額ロシア政府負担」「(政府負担ゼロで)全額島民負担」というわけにもいかないでしょう)
ということを考えないと「今、北方領土に住むロシア人」は将来が不安なので「返還反対!」と言うことはわかりきってるし、それで島が帰る可能性は低いでしょう。ロシア政府が「現地住民が反対してるから返せない」ということが見えている。
しかし、拉致問題において「今拉致被害者が帰国したときのこと」を考える必要が今どこにあるのか。
「帰国拉致被害者への日本の対応方針がわからないと、帰国させられない」と北朝鮮が言ってるだの、「日本の対応が分からないと生活が不安だから帰りたくない」と拉致被害者が言ってるだのという話はどこにも無いわけです。それ以前の問題ですから。何せ拉致被害者がいるのかどうか、いたとしてどの程度いるのかなど、拉致被害者の情報が全く分かりませんから。情報が無いのでは考えようがない。
さて今日の「午後6時半」から「仰天集会(自称)」なる集会を荒木ら特定失踪者問題調査会がやるそうですが、サプライズ狙いなのかもしれませんが、「何が仰天なのか」全くまともな説明が無く視聴意欲を全くそそられないので「ライブでは見ない」と思います。もしかしたら「録画なら見る」かもしれませんが。