「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/31分:荒木和博の巻)

「しおかぜ」が危ない・送信機老朽化【調査会NEWS3447】(R3.5.31): 荒木和博BLOG
 「知らんがな」で終わる馬鹿話です。本当に「しおかぜ放送」が必要で、しかし「資金難で荒木では手に負えない」のならそれこそ、荒木は完全に手を引き「国に引き取ってもらう(国に放送業務をやってもらう)」べきでしょう。しかし、もちろん荒木はしおかぜ放送をネタに「利権を漁る(税金にたかる)ため」にそうは言わないわけです。まあ、俺はこんな放送は「する意味など全く無い」「今すぐ辞めるべき」と思いますが。

 5月27日、衆議院総務委員会にて、井上一徳*1国民民主党衆議院議員による質問が実施されましたのでご報告致します。

 「国民民主党」てあたりが滑稽ですね。今や自民党議員で「質問してくれる奴」はおそらくいないのでしょう。


◆荒木のツイート

https://twitter.com/ARAKI_Kazuhiro/status/1399020921281671180
 令和3年5月31日月曜日のショートメッセージ(Vol.424)。「拉致は日本海の海岸で」という思い込みについては何度もお話ししています。政府認定の被害者でも大都市が舞台の拉致です。自分を守るためにも絆が大事。そんなお話しです。

 6分30秒程度の動画です。動画説明文だけでも見る気が失せます。実際見る価値は全く無いですが。
 「拉致は日本海の海岸で」という思い込みて、そんな思い込みはどこにもない。そもそも「政府認定拉致」のうち増元るみ子、市川修一氏の失踪は鹿児島県の海岸で日本海側ではない(増元氏らの拉致を理由に『だから太平洋側でも拉致はあり得る→特定失踪者を北朝鮮拉致扱いして何が悪い』と強弁する荒木も論外のバカ、クズですが)。
 今のところ「政府認定拉致」以外、つまり「荒木等の特定失踪者」には「北朝鮮拉致とみなすまともな根拠がない」と言うだけの話です。これは何も「日本海側の失踪」に限らない。「太平洋側の失踪」も同じです。「ぐちゃぐちゃ言う前に、特定失踪者について北朝鮮拉致認定のまともな根拠出せよ、バカ」ですね。
 そして

自分を守るためにも絆が大事

てそんなことが拉致被害者の日本帰国と何の関係があるのか。
 今更「拉致被害者の方って、孤独で無ければ、周囲に知り合いが沢山居れば拉致されなかったかも」と言っても何の意味も無い。あるいは「失踪者(特定失踪者に限らない)って(犯罪被害か自発的失踪か、失踪原因が何かはともかく)孤独で無ければ、失踪しなかったかも」なんていうことと拉致被害者帰国と何の関係もない。
 まあ一般論で言えば「孤独でない方が自分を守れる」のはその通りですが。
 何もこれは「犯罪被害」に限らない。よく「一人住まいの老人」が病気で死亡後、かなりの時間が経ってから発見される孤独死なんてものがありますが、そういうものも「周囲の支え」で防げる。
 あるいは「周囲の支え」によって「孤独感による自殺」もある程度防げる。
 ただし、そんなことは拉致被害者帰国と関係ないし、荒木ら巣くう会がそうした「孤独死防止の試み」などをするわけでもない。拉致と関係ない事(孤独は良くない)を延々動画で語るのだから「アホか」ですね。


予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」(吉見美保・特定失踪者家族会副会長): 荒木和博BLOG
 11分6秒の動画です。正直、馬鹿馬鹿しいので見る必要はありません。俺も飽きたので途中で見るのを辞めました。
 しかし今回の「吉見美保」に限りませんが「特定失踪者問題家族会」のメンバーて何考えてるんですかね?
 「国内で40人も発見されてる特定失踪者」なんか北朝鮮拉致の訳がないでしょう。
 だからこそ「政府認定拉致被害者家族会」と違って、マスコミも政治家も外務省もろくに相手にしない(まあ拉致の風化で政府認定拉致被害者家族だって今や世間はろくに相手にしませんが)。「特定失踪者なんて、本気で北朝鮮拉致だと思ってるのか?」ですね。
 それにしても、「ど忘れしただけ」と言い訳するのでしょうが、司会の葛城奈海が吉見を紹介するときに「吉見の役職」を言えずに、荒木から「副会長」と助け船を出されたのには吹き出しました。
 明らかに葛城は調査会の運動を「やっつけ」でやっていますね。葛城にとっては他の右翼活動の方がずっと大事なのでしょう。


第4次朝鮮スパイ事件(日本における外事事件の歴史9)【調査会NEWS3446】(R3.5.30): 荒木和博BLOG

 今回ご紹介する「日本における外事事件の歴史」は、昭和33(1958)年10月から翌34(1959)年3月にかけて警視庁が検挙した一連の北朝鮮工作員の主導による事件で、“第4次朝鮮スパイ事件”と呼ばれている事件です。

 まあ、馬鹿馬鹿しいですね。
 そんな「60年以上昔の話(当時は岸*2内閣)」なんか拉致被害者帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
 沖縄基地問題の議論で「島津氏の侵略」「琉球処分」だのを話し出すくらい馬鹿馬鹿しい。
 しかも持ち出されるのは「当時のマスコミ報道」などで何の新事実もない。
 なお、1958年10月から1959年3月というと

1958年 - Wikipedia1959年 - Wikipedia参照
【1958年】
◆10月8日
 岸内閣が警職法改正案を衆議院へ提出(その直後からの反対運動激化の為、廃案)
◆10月21日
 西鉄日本シリーズで優勝。MVPの稲尾和久投手について「神様、仏様、稲尾様」が流行語になる。また、巨人・川上哲治選手が引退発表。
◆11月27日
 宮内庁が、皇太子・明仁親王(現在の上皇明仁)と正田美智子(現在の上皇后・美智子)の婚約を発表(結婚式は翌年1959年の4月)。いわゆる「ミッチーブーム(ご成婚ブーム)」の開始。
【1959年】
◆1月1日
 キューバ革命
◆1月8日
 ド・ゴールがフランス大統領に就任。
◆2月1日
 日本教育テレビ(NET、現・テレビ朝日)が放送開始。
◆2月11日
 「ザ・ピーナッツ」がデビュー。
◆3月1日
 フジテレビが放送開始。
◆3月10日
 チベット蜂起
◆3月17日
 「週刊少年マガジン」(講談社)、「週刊少年サンデー」(小学館)の創刊。
◆3月30日
 砂川訴訟で米軍駐留は違憲とする東京地裁判決(いわゆる伊達判決)。

等の事件がありました。

*1:元防衛官僚。防衛省沖縄防衛局長、防衛装備庁調達管理部長等を経て途中退官。希望の党幹事長(政調会長国対委員長兼務)等を経て国民民主党京都府連特別幹事(井上一徳 - Wikipedia参照)。

*2:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相等を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相等を経て首相