「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年2/9分:荒木和博の巻)

鹿児島県東岸大隅半島と園田一さん・敏子さん失踪(2月9日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年2月9日火曜日のショートメッセージ(Vol.313)。一昨日の大隅半島佐多岬の謎【調査会NEWS3396】(R03.2.7): 荒木和博BLOGにもありますが、大隅半島は意外と目立たないものの北朝鮮の工作機関には重要な意味があったと思われます。その大隅半島の付け根のあたり、大崎町から車で宮崎空港に向かう途中失踪したのが園田一・敏子夫妻。昭和46年(1971)12月30日のことです。それらについてお話ししました。

 8分50秒程度の動画です。
 大隅半島佐多岬の謎【調査会NEWS3396】(R03.2.7): 荒木和博BLOGとやらには既に「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年2/6、7分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログで突っ込んでいますので今回の突っ込みも「内容がかぶります」がご容赦下さい。
 まず第一に園田一・敏子夫妻は政府認定拉致被害者ではなく、「なんちゃって拉致」「エセ拉致」「インチキ拉致」「捏造拉致」「でっち上げ拉致」の「特定失踪者」でしかない。北朝鮮拉致どころか、犯罪被害かどうかすら怪しい。自発的失踪、事故死、自殺などと言った可能性は否定できません。
 特定失踪者認定がいかにインチキかと言うことは足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia(特定失踪者認定された女性が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と何一つ関係なかった)だけでも明白でしょう。そして「国内で発見された特定失踪者」はこれだけではないわけです。荒木が「山形県の海岸で発見された遺体は美保さんではない。山梨県警のDNA鑑定捏造だ。美保さんは北朝鮮で生きている」と強弁し、恥知らずにも荒木『山本美保さん失踪事件の謎を追う:拉致問題の闇』(2012年、草思社)などというデマ本まで書いた「特定失踪者・山本美保さん」もその一人です。
 しかし「山本美保さん関係のデマ話」ほど「荒木のキチガイぶり、サイコパスぶり」を示す事件も無いでしょう。まともな人間は警察相手に「DNA鑑定捏造」などというデマ中傷はしません。そんなことをすれば1)まともな人間は荒木を信用しなくなる上に、2)警察を完全に敵に回すからです。まあ、「警察不祥事の追及(つまり警察側に非のある話)」で「警察を敵に回す」のならともかく「警察をデマ中傷して敵に回す(警察には何の非もない)」なんてまともな人間のやることではない。荒木のこうしたキチガイぶりに呆れた蓮池透氏は「荒木ら救う会」への批判を始めますが、荒木ら救う会をかばって蓮池氏を家族会から追放するのだから家族会連中の馬鹿さには呆れて二の句が継げません。
 産経新聞自民党ですらこの件では「荒木批判をしない」ものの、「山梨県警を誹謗する」荒木に賛同なんかしません。荒木が党本部職員だったというのだから旧民社党キチガイぶりにも改めて呆れます。
 第二に、「北朝鮮拉致だと見なすまともな根拠は何もない」のですが、仮に園田夫妻が北朝鮮拉致だと仮定しましょう。仮定したところで「大隅半島北朝鮮工作員のアジトがあるに違いない」などという荒木らの与太には何の根拠もない。
 第三に荒木らの与太「大隅半島北朝鮮工作員のアジトがあるに違いない」が仮に「正しいとしましょう」。しかし「仮に正しいとしても」、それが証明できなければ、そしてその証明が「園田夫妻であれ、政府認定拉致被害者であれ、誰であれ」、彼らの帰国につながらなければ何の意味もありません。
 「確実な証拠で証明できないが、大隅半島北朝鮮工作員のアジトがあるに違いない」レベルで何の意味があるのか。そもそも大隅半島居住者にしてみれば「政府認定拉致被害者がいる佐渡ならまだしも、特定失踪者なんぞでそんなことをいわれてたまるか!。大隅半島居住者を馬鹿にするのも大概にしろ!」と荒木らには激怒でしょう。