珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年6/28日分)

ウンチは何でできているのか - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 私はなりわい*1の一つとして「自分史ビデオ」の制作をしている。注文主の人生を映像化するもので、今月末までに、ある中国地方のクライアントに納品しなければならない。今回はドローン撮影や再現ドラマ撮影も行なった「大作*2」で、ナレーションは『情熱大陸』の窪田等さん*3にお願いした。
 編集スタジオを使うのは、会社倒産後はじめて*4

 ドローン、再現ドラマ、窪田某はどうでもいいので、高世には今回の「自分史ビデオの作成目的」が

◆結婚式での新郎新婦紹介
◆会社の送別会での定年退職者の紹介
◆葬儀での故人紹介

など一体何なのか書いてほしいですが、「元ジャーナリスト」としては「何、葬儀の故人ビデオ作成を今は、やってるの?。冠婚葬祭業者と何ら違いないですね。高世さんももうジャーナリストは廃業したんですね」などと言われるのが嫌なのでしょう。
 「ある中国地方」てのも「何だかなあ(苦笑)」ですね。なぜもっと具体的に「岡山県」「広島県」などと書けないのか。
 それと「うかつにも今回初めて気づいたこと」ですが高世って「自分史ビデオを依頼を受けて作っています」とは書いても、高世ブログ読者に対して

◆もし、自分史ビデオの作成を私、高世に依頼したい方がいらしたらご連絡ください。連絡先はホニャララです。

とか

◆依頼を受けて作り、代金も頂いていますが、これは「私の友人、知人を通した限られた範囲の方」のみ対象です。マンパワー的に『不特定多数の方』の依頼を受けることは無理な状況です。いわゆる『一見の方(高世との間に共通の知人、友人がいない方)』からはビデオ作成はお引き受けできませんのでご容赦ください。

みたいな「高世に自分史ビデオ作成を依頼したいと考える人間」に対する「告知らしいもの」が何もないですね。
 つまりは高世は「自分史ビデオを依頼を受けて作っています=会社は倒産したけど、俺は完全に失業したわけじゃない」とは書く。「失業者と思われたくない」というプライドはあるらしい。
 しかし「俺は失業者じゃない!」とは書いても「自分史ビデオ作成について客集めなどの宣伝や告知はしない」。なぜか「高世さんに自分史ビデオ作成をお願いしたい」という要望を積極的に集める気(あるいはそうした要望にたいし「マンパワー的に無理なのでやってない」という告知をする気)などはないらしい。つまりはやはり「自分史ビデオ作成」について「俺もついにここまで落ちぶれたか」感があるのでしょう。もしそうした「劣等感」がなければ俺が上に書いたような告知は躊躇なく書けるでしょう。
 いやむしろ「自分史ビデオ作成」に喜びを感じてれば「躊躇なく書ける」どころか「進んで自分から書く」でしょう。

 窪田さんが、「youtubeのチャンネルで日本文学の朗読をアップしている」というのでのぞいてみた。
 毎週1本、読み上げているという。これは社会貢献だそうだ。お忙しいなか立派だな。こんどゆっくり聞かせてもらいます。

 【公式】窪田等の世界 - YouTubeを見ましたが

芥川龍之介羅生門
太宰治走れメロス
宮沢賢治注文の多い料理店

などの朗読がアップされてますね。
 「何が社会貢献なのか?」と思ったらどうも「私のナレーターで元気を与えたい」ということのようです。
 いやー「随分な自信家」ですね(褒めてない、むしろ窪田氏を皮肉りバカにしてる)。「あなたのナレーターで元気を与えてください」といわれて、「福祉施設」から依頼を受けて入所者相手のナレーターをした、などと言った依頼仕事ならともかく、勝手に、自分の声を自分のサイトに上げて、自称「社会貢献」。いや確かに窪田氏のような『ファンが多数いる』売れっ子の人気ナレーターなら「結果として」そういうこともあるかもしれません(実際4万人の登録があるようですし)。しかし、「自分で勝手にやってる趣味も同然の行為」を社会貢献とまで言いますか。
 「本来なら金を取ってもおかしくない行為を無料でやってるんだ!」とでも思ってるのか(呆)。いやそう思うのは窪田氏の勝手ですが、「俺の価値観的には」そういう「押しつけがましいこと」を公言しないでほしいですね。

 私たちは、ものを食べて養分を摂り、必要な細胞やエネルギーを生産し、不要になったものを排出するという、生物にとって最も基本である「代謝」を自分では行えない。(ボーガス注:腸内細菌という)たくさんの他の生き物の力を借りなければならないのだ。

 吹き出しました。そんな事は「あ、そう(昭和天皇)」で終わる話です。科学知識としては興味深い話ですがそれだけの話です。
 「人間はお互い助け合って生きている」という話とは全然違います。まさか、高世は「腸内細菌に感謝しよう」とでも言うのか(苦笑)。
 そもそも、そんな事は「腸内細菌」を持ち出すまでもなく「人間が呼吸する酸素」は植物が光合成で作り出してるし、「植物(米、麦、大豆、野菜、果物など)であれ動物(肉、魚、卵など)であれ」人間は「生き物を食べること」によって栄養を体内に取り入れてるわけです。そういう意味で高世の言う「腸内細菌」云々に関係なく「人間は一人ではいきられない」。
 とはいえ「植物を保護しよう」ならともかく「酸素を作ってくれる植物」や「我々の食べ物になってくれる植物や動物」に「感謝しよう」つう話でもないでしょう。
 腸内細菌も「酸素を作る植物」も「人間に食べられる植物、動物」も「人間のために働いてる」わけではない。
 正直、こんな話をするよりも「人間はお互い助け合って生きている」つうことが言いたいなら「人間と人間の助け合い」を話した方がいいでしょう。

*1:普通に「仕事」「商売」と言わずに、わざわざ「なりわい」と言って格好つけようとしているところがかえって滑稽で無様です。

*2:依頼主からは「予算はいくら係ってもいいから」という話だったんでしょうか。

*3:1951年生まれ。TBS『情熱大陸』のナレーターとして知られる(窪田等 - Wikipedia参照)。

*4:今までは依頼主の予算が少なかったので使えなかったと言うことか?。