珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年9/25日分)(副題:今日も高世に悪口する)

野党4党が「市民連合」と政策合意 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 私がプロデュースした『心を創る~二神雅一の流儀*1』が公開されたので、どうぞご覧ください。
 主人公は、「日本一不親切な親切」を掲げて介護業界に旋風をおこした岡山県の「創心會」の社長、二神雅一さん*2に行列ができる理由です。
 私は今、こういう自分史ビデオ製作を「なりわい*3」にしています。
 この作品は「創心會」創立25周年の記念事業にも位置付けられ、大がかりなものになりましたが、「自分史ビデオ」は自分の趣味やスポーツとのかかわりを描いたり、家族とのプライベートな思い出をたどるなど、さまざまな形で作品にできます。
 ご関心ある方はご連絡ください*4

 「自分史ビデオ」とは要するに「依頼人の希望通りの作品を作る」「つまりはパブ(パブリシティ、広報宣伝)の一種」と言う話ですから、もはやこれはジンネット時代とは違い「ジャーナリズム」と言える話ではありません。
 今回の高世のように「特定の個人や団体(企業など)に密着している」「従って批判的なことは描きづらい」とはいえ、一応建前では「パブ」でない

NHK
プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - Wikipedia(2000~2005年)
プロフェッショナル 仕事の流儀 - Wikipedia(2006年~。現在放送中。『プロジェクトX』の後継番組)
ファミリーヒストリー - Wikipedia(2008年~。現在放送中)
【TBS】
情熱大陸 - Wikipedia(1998年~。現在放送中)
プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達 - Wikipedia(2004年~。現在放送中。年1回で、毎年12月下旬頃放送)
バース・デイ - Wikipedia(2005年~。現在放送中)
テレビ朝日
人生の楽園 - Wikipedia(2000年~。現在放送中)
テレビ東京
ドキュメンタリー人間劇場 - Wikipedia(1992~2000年)
知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜 - Wikipedia(2017年~。現在放送中)

などとは全く違うわけです。
 特に今回の二神氏の場合は「企業の社長(内容も企業の活動紹介)」ですから「個人のパブ」というだけでなく「企業のパブ」と言う意味合いも当然ある。
 とはいえ「介護業界の革命児」として二神氏はそれなりに注目されてるようなので、高世も「この動画は企業パブではあるが二神氏は評価に値する人間だから、恥ずかしくない」として今回、動画を紹介することにしたのでしょう。まあ、どう高世が言い訳しようが「企業パブ動画は企業パブ動画でしかない」のですが。
 結局、高世は
けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
巣食う会とか家族会系の連中とかかわった北朝鮮関係の言論人は、その後ろくな状況でないと思う(関川夏央や高世仁、恵谷治、李英和ほか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)つうことですね。高世も救う会と付き合わなければ今の惨状ではないでしょう。
 なお、

「創心會」創立25周年

ですが、沿革|創心會について|総合ケアサービス 株式会社創心會によれば、1996年(平成8年)創設だそうです。
 1996年と言えば

1996年 - Wikipedia1996年の日本 - Wikipediaなど参照
◆1月8日
 日本テレビの人気アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ制作)が放送開始
◆1月19日
 日本社会党が党名を社会民主党社民党)に改称
◆3月23日
 李登輝、台湾初の総統直接選挙で当選
◆4月30日
 TBSがビデオ問題の検証番組『証言・坂本弁護士テープ問題から6年半』を放送。同日、磯崎洋三社長がこの問題での引責辞任を発表。
◆7月20日
 アトランタ五輪開催
◆9月3日
 8月4日に死去した俳優・渥美清国民栄誉賞が贈られる。
◆9月18日
 北朝鮮ゲリラ、韓国東海岸に侵入(江陵浸透事件 - Wikipedia

◆12月12日
 韓国が経済協力開発機構に加盟

◆12月17日
 在ペルー日本大使公邸占拠事件発生、翌年4月22日解決

などの出来事がありました(赤字が朝鮮半島関係)。

 私の古い友人がこの団体で活動している。彼自身は共産党*5なのだが、「市民連合共産党の〈隠れ蓑〉みたいな組織じゃなくて、本当に市民の自立した運動だ。いろんな立場の人がいて、刺激を受けるし、おもしろい」と私に語っている。これまでのいわゆる共産党系大衆組織とは違うらしい。

 後述する「枝野や福山の共産党への無礼な態度」などから野党共闘の現状にリベラル21 「政策協定」はするが「連立政権」は組まない、立憲民主党枝野代表の思惑はいったどこにあるのか(その1)広原盛明*6)のように「疑問や不満を感じながら」も、「一応」野党共闘支持(ただし、リアルな運動にまでは参加してない)の俺ですがこういう物言い*7には「非常に疑問を感じます」ね。
 いわゆる共産党系団体(一般には女性団体『新婦人の会』、若者団体『民主青年同盟(民青)』、労組ナショナルセンター『全国労働組合総連合(全労連)』、中小企業団体『全国商工団体連合会(略称・全商連:民主商工会の全国組織)』など*8がそれに当たるとされる)だって「親密な関係にある」だけであって「隠れ蓑」ではないし、市民連合野党共闘をやたら美化するのもどうかと思いますけどね。
 大体、「明らかに共産党系ではない市民団体」なら既に「九条の会*9」もあるし。
 共産党系団体だから、市民連合など「非共産系」に比べて価値が劣るという話でもない。つうか市民連合って(俺は、市民連合に参加してないので勿論実態は知りませんが)「立民に対してやたら甘い」ので「立民の隠れ蓑(活動の中心は立民支持者)」だとばかり思っていましたが違うんでしょうか?
 いずれにせよ、こうした市民連合美化には
 1)市民連合が力不足(「希望の党」騒動を仕掛けた連合に政治力では負けている)から「民進党解散」という無法を阻止できなかったこと、にもかかわらず市民連合に「そうした力不足」についての反省が「明確な形」ではないらしいこと
 2)立民幹部の枝野代表や福山幹事長が明らかに共産党を敵視してること(京都市長選での自民との相乗り、参院大阪選挙区で共産現職の辰巳氏を無視して立民新人擁立を強行して、結果、共倒れになったこと*10など)、それについて「市民連合」がろくに苦言しないことなどに「(立民執行部や市民連合執行部は)ふざけんな!」と憤慨してる俺は「市民連合を美化し過ぎでは?」と疑問に思います。

*1:1時間3分程度の動画がこの高世記事に貼り付けてあります。動画ナレーターは高世が付き合いのあるTBS『情熱大陸』のナレーター窪田等

*2:著書『思考のリミッターを外す非常識力:日本一不親切な介護施設』(2019年、ユサブル)、『本物ケア』(2021年、幻冬舎

*3:『商売、仕事』等と言わず格好つけてる点が高世らしい無様さ、滑稽さです。

*4:「ご連絡下さい」と書きながら連絡先(電話番号やメアド)を書かないのが意味不明です。

*5:共産党員が高世みたいな「極右団体・救う会幇間太鼓持ち」と付き合って恥ずかしくないんですかね?。いずれにせよ、ジンネットが潰れた今、高世は「救う会、家族会」といった右翼との関係は切り捨てて、「こうした左派の知人、友人」にすり寄って「リベラル左派」ぶって生きることに決めたようです。高世も呆れたクズです。

*6:野党共闘の現状」についての「批判や疑問」の例は広原氏でなくてもいいのですが、一例として紹介してみました。なお、「広原氏の主張すべて」に賛同しているわけではないことはお断りしておきます。特に広原氏が「リベラル21のメンバー」でありながら野党共闘の現状への不満をぼやき『野党共闘はこうあって欲しい(立民など野党共闘参加団体にこう動いて欲しい)』というだけで『リベラル21としてこうした活動で現状を打破したい』などとは一言も言わない他力本願には呆れます。

*7:まあ、この「共産党員の友人」も「本心」というよりはかなりの部分が「市民連合へのリップサービス」でしょうが。

*8:勿論他にもありますが今思いついた物をいくつかあげました。

*9:勿論他にもありますが今思いついた物をあげました。

*10:しかも辰巳氏より多い得票ならまだしも、少ない得票で「辰巳+立民新人」で「当選圏内に入る」のだから俺は今でも立民の無法には怒りが収まりません。