今日の中国ニュース(2021年7月20日分)(副題:楊海英&田畑光永のバカさ、クズさに呆れる、ほか)(追記あり)

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リベラル21 痛い腹を探られるのがイヤなのか、それとも・・・(田畑光永

 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長はさる16日、加盟国との会合の席で、この新型ウイルスの起源解明について、中国湖北省武漢のウイルス研究所を含めた追加調査を行う計画を提案した。まるでワクチン開発の先手を打つように新種を繰り出してくるコロナ・ウイルスに対して、あらためてその起源を調べ直そうという考え方は、素人でもごく真っ当に思える。

 「田畑やリベラル21ってバカ?」ですね。いや俺は田畑もリベラル21も「反中国で頭が狂ってるバカ」と思っていますが。
 俺個人は「調査反対」ではない*1ですが、テドロス氏の「追加調査提案」は「研究所流出説(正直たいした根拠はないのですが)」を言いつのる連中に対しての「言い訳」でしかありません。「そうした提案」をしなければ「テドロスが中国をかばってる」などと悪口されてWHOの活動に支障が出かねないから提案したにすぎない。
 「コロナの治療」と言う観点では「研究所から流出したかどうか」なんてことは何ら意味がない。「コロナの治療」と言う意味で必要なのは「コロナウイルスの性格」を知ることであり、それは「研究所から流出したかどうか」とは全く関係ありません。
 そもそも「オリジナルの新型コロナウイルス武漢市がルーツとみられる)」ならともかく、「変異種」については「変異種が最初に確認された場所」でなくて中国を調査しても意味は無いのでは無いか。
 なお、上記のコメントについては

 どこが「真っ当」なんだかさっぱりわかりません。俺個人は「調査反対」ではない(長くなるので中略)それは「研究所から流出したかどうか」とは全く関係ありません。

として田畑記事にコメントしますが、おそらく掲載拒否でしょう(追記:予想に反しコメントは掲載されましたが、特に応答はありません)。「書き手が固定化している(しかも「米田佐代子(1934年生まれ)」「岩垂弘田畑光永、横田喬(1935年生まれ)」「坂井定雄(1936年生まれ)」「広原盛明(1938年生まれ)」「阿部治平(1939年生まれ)」「岡田幹治(1940年生まれ)」「澤藤統一郎(1943年生まれ)」など70代以上の高齢者ばかり、おそらく書き手を増やす気も、書き手に若手を登用する気もない)」の上に「都合の悪いコメントは平然と掲載拒否」なんだからリベラル21のアホさには心底呆れます。そんなんでは社会的影響力が出るわけもなく「私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った」と放言したところで糞の役にも立ちません。


日英、部隊訪問円滑化へ協定検討 相互運用向上で中国牽制 - 産経ニュース
 こうした協定の是非はともかく*2、少なくとも英国には「産経が期待するような反中国の思惑」はないのではないか。というか、そもそも「台湾にコロナワクチンを送った(どう見ても単純な善意ではなく、反中国的な思惑)」とはいえ、菅政権が産経が期待するほど「反中国」か疑問ですが。


中国が副首相出席見送りへ 開会式、日本の姿勢に反発:朝日新聞デジタル
 ある意味、当然の行為ですね。菅政権はバイデンの中国非難に同調したり、台湾にワクチンを供与したりして、「中国を挑発する気なのか?」と疑われても仕方ない行為ばかりしてきたわけですから。おそらく水面下で「バイデン政権との関係などから、仕方がなかった。国会での中国非難決議には賛成しなかったので理解して欲しい」などと釈明してるなんて事もないのでしょうし。それで「大物高官を派遣してもらおう」などと思う方がおかしい。


【西論プラス】中国共産党100周年 「力への信仰」体現する習近平主席 前中国総局長・西見由章 - 産経ニュース

 北京に駐在していた2020年の初夏、ある日本人外交官が語った言葉が忘れられない。覇権主義と海洋進出を強める中国の習近平体制に対峙(たいじ)するため、日本に必要な施策を問うと「核抑止力を持つこと」との持論が返ってきたのだ。

 名前どころか職名(大使、公使など)すら不明なので産経では「デマの疑いも濃厚」ですがいろいろな意味でこの外交官は非常識ですね。中国の脅威は核保有などではない。
 「科学技術力(千人計画など)と経済力(一帯一路プロジェクトやハイアール、ファーウェイ、レノボなどの中国大企業)」です。そのポイントを外して「核抑止力(米国の核保有(いわゆる核の傘)か日本の核保有かはともかく)」とは呆れて二の句が継げません。
 そもそも、産経の言う「覇権主義と海洋進出」とは何なのか。是非はともかく南シナ海での中国の振る舞いは「一般的な領土紛争」にすぎません。かつ領土主張なら中国だけでなく台湾も似たり寄ったりの主張をしている。


◆楊海英のツイッター

https://twitter.com/Hongnumongol99/status/1419407780692193281
楊海英
 ウイグルジェノサイドを擁護する「学者」達はこのままでいいのか?。以下の人達*3は少なくとも志位和夫さん*4の批判に違反しているので、党内で処分を受けるだろう。

 吹き出しました。「ウイグル・ジェノサイド論」に懐疑的な大西氏を、楊が志位氏に「懲戒処分して欲しい」ほどに憎悪してることはよくわかりましたが。つうか、単に「志位氏の意見に必ずしも同意してない」程度で処分なんか無理でしょう。故・萩原遼のように「共産党を誹謗中傷している」のならともかく。で、今後、大西氏を処分しない志位氏に向かって「大西を放置している志位は嘘つきだ」などという楊の悪口が始まるんでしょうか?

◆楊海英
 今から始めよう。北京ジェノサイド五輪のボイコットを。
https://news.yahoo.co.jp/articles/099689dc92b553e2856227f57e2e4c5ad82ca79c

 吹き出しました。「関係ねえだろ」ですね。争いの余地のないホロコーストと「当事者である中国が否定しているウイグル強制収容所疑惑」は同列に扱える話ではない。

楊海英
 最新のモンゴル研究成果。モンゴル国の都市化は自発的。南モンゴル*5は草原が中国に破壊され、奪われたので、都市へ流入。独立国と植民地の違い。
◆松宮邑子(まつみや・ゆうこ)*6『都市に暮らすモンゴル人:ウランバートル・ゲル地区にみる住まい空間』(2021年、明石書店

 吹き出しました。「外モンゴルの都市化(遊牧から定住)は自発的だが、内モンゴルの都市化(遊牧から定住)は中国共産党の強制」とは、誰が考えても詭弁でしかない。
 それにしても松宮氏の研究は「外モンゴルオンリー」なのに「内モンゴルについての楊ツイート」も「松宮研究」が根拠であるかのように楊が「誤読させようとしている」のがいつもながらくだらない。

*1:但し調査要求が仮に「言いがかり」なら「拒否する中国の態度」もわからないではありません。応じた方がいい気も個人的にはしますが「一度認めたらさらに因縁が酷くなる(中国)」つう認識なのか。

*2:平和主義の観点からは否定的に評価することになるでしょう

*3:日本共産党員研究者である大西広慶應義塾大学教授などのこと

*4:日本共産党委員長

*5:内モンゴル自治区のこと

*6:埼玉大学専任講師