今日もkojitakenに悪口する(2023年1/24日分)(副題:kojitakenには楊海英をどう評価するか聞きたい)

「第26回参院選(2022年)共産党――リベラル左派浮動層の解明」(三春充希氏のnote)の感想ツイートより - kojitakenの日記
 勿論「彼の統計分析が正しいかどうか」という問題はありますが、kojitakenが紹介する三春*1【特集】第26回参院選(2022年)共産党――リベラル左派浮動層の解明|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|noteは「志位執行部の路線」が概ね正しかったということを「主張してる記事」と見ていいかと思います。
 というのも三春は「自民党や維新といった極右政党を批判するとともに『野党共闘路線』において、穏健保守や社民リベラルと共闘することで、共産党共産主義支持にとどまらない広義の左派からの票を獲得し、今に至るまで一定の政治力を確保してきた」としているからです(まあ統計分析しなくても感覚的に多くの人間が感じてきたことでしょうが)。
 この三春の立場に立つならば、共産党は今後も「共産主義に必要以上に固執しない」が、但し「泉のように維新にすり寄るのではなく極右批判」を続け、「穏健保守や社民リベラルと共闘すること」が党勢拡大につながると見るべきでしょう(とはいえ、維新が躍進するような日本社会の右傾化では穏健保守や社民リベラル*2の勢力は残念ながら必ずしも強くはないでしょうが)。
 その為、三春の「立憲民主党分析(泉が維新にすり寄ったことで社民リベラルが離れて支持が低迷した)」については手放しでべた褒めしてきた「アンチ泉立民」にして「反共分子」のid:kojitakenが三春の共産党分析には明らかに距離を置いているのが滑稽です。
 とはいえ三春の自己認識は「共産党支持」ではないし、過去に三春を「立憲民主党分析」でべた褒めしてしまったし、三春の共産党分析について「上手い反論が思いつかないし(とはいえ無視する気にもならなかったようですが)」で、kojitakenも三春について今更非難するわけにもいかないわけです。
 なお、この点、「泉同様に維新へのすり寄りを主張する松竹や紙屋(松竹のシンパ)」には呆れます。特に三春が「その分析が正しいかどうかはともかく」統計データを持ち出して議論してるのに対し、松竹や紙屋は「データ無しの思いつきで議論してる」のだから話になりません。
 松竹や紙屋には「EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。 証拠に基づく政策立案)」と言う言葉を贈呈したい。
 松竹や紙屋の主張(共産党の安保政策を右にシフトし、維新や泉立民と共闘すれば党勢拡大に資する*3)は「ただの思いつき」で何一つ「エビデンスに基づいてないから」です。
 なお、三春は「岸田が大軍拡をぶち上げたこと」「泉立民が維新にすり寄ること」で危機意識から「共産党へリベラル左派の支持が回帰する可能性がある(勿論、様々な要素があるので単純な話はできませんが)」としています。

参考
RIETI - EBPMとは何か?


三浦瑠麗「めざまし8」出演当面見合わせ フジテレビ「総合的に判断」夫の会社を地検が捜索(日刊スポーツ) - kojitakenの日記
 1)三浦の夫が逮捕起訴されるか、2)その場合に「夫の共犯」として三浦も逮捕起訴されるか未知数なので、「事件捜査が終了するまで」世論の批判が怖くてフジも使えないし、そうしたフジの対応を三浦も認めざるをえなかったと言う話でしょう。

今回の三浦の「フジテレビ出演見合わせ」には、ついに来るべき時*4が来たとしか思えない。

となるかどうか現時点では何とも言えません。

 三浦は藤原帰一*5の門下生*6で最初の著書*7岩波書店から出しているが(2012年)、藤原も岩波も三浦の正体を見抜けなかったのかと呆れるほかない。

 最初の著書がまともかどうかが問題ですね。最初の著書がまともである限り、岩波が非難されるいわれはないでしょう。
 なお「不肖の弟子」というのがいますので、「藤原氏が特に三浦をプッシュした(岩波からの出版に藤原氏が口利きしたなど)」等の特殊事情が無い限り「弟子」と言うだけで藤原氏もkojitakenにここまで悪口される言われもないでしょう。
 ちなみに 

 産経第19回『正論新風賞』(2018年)を受賞した楊海英*8静岡大教授の著書『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店→後に2018年、岩波現代文庫)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『「知識青年」の1968年:中国の辺境と文化大革命』(2018年)を岩波が出したこと

は「反中国」kojitaken的にはどう評価されるのか(ちなみに単なる偶然ですが三浦瑠麗も第18回(2017年)正論新風賞受賞者です)。
 楊が受賞した産経『正論新風賞』の過去の受賞者が

◆第2回(2001年)
 八木秀次麗澤大学教授。日本教育再生機構理事長。元「新しい歴史教科書をつくる会つくる会)」会長。憂国忌 - Wikipediaによれば、右翼・三島由紀夫を追悼する「憂国忌」発起人の一人。一時、第二次安倍内閣で、安倍首相の私的諮問機関「教育再生実行会議」の委員を務めた。『本当に女帝を認めてもいいのか』(2005年、洋泉社新書y)、『新・国民の油断:「ジェンダーフリー」「過激な性教育」が日本を亡ぼす』(共著、2005年、PHP研究所)など右翼著書多数。
◆第8回(2007年)
 新保祐司:その後、2017年度の産経『正論大賞』を受賞。「憂国忌」発起人の一人。
◆第9回(2008年)
 坂元一哉大阪大学名誉教授。2007~2008年まで、日本の集団的自衛権保持の可能性について考える安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会有識者委員を務めた。
◆第10回(2009年)
 遠藤浩一:叔父の遠藤欣之助(民社研『改革者』誌を編集)の影響を受け民社党職員となる。民社党解散後は拓殖大教授、国家基本問題研究所理事。元「つくる会」副会長。
◆第17回(2016年)
 井上和彦:『日本が戦ってくれて感謝しています:アジアが賞賛する日本とあの戦争*9』(2013年、産経新聞出版→2018年、産経NF文庫)、『パラオ*10はなぜ「世界一の親日国」なのか』(2015年、PHP研究所)、『大東亜戦争写真紀行:ありがとう日本軍、アジアのために勇敢に戦ったサムライたち』(2015年、PHP研究所)、『日本が戦ってくれて感謝しています2:あの戦争で日本人が尊敬された理由』(2015年、産経新聞出版→2018年、産経NF文庫)、『本当は戦争で感謝された日本:アジアだけが知る歴史の真実』(2018年、PHP文庫)などウヨ著書多数
◆第18回(2017年)
 小川栄太郎:三浦瑠麗との同時受賞。2018年には『天皇の平和・九条の平和』(産経新聞出版)で第一回アパ日本再興大賞特別賞を、2019年には論文『令和日本:國體が耀く時代をどう作るか』で第12回「真の近現代史観」懸賞論文優秀賞(社会人部門)を受賞。著書『徹底検証「森友・加計事件」:朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(2017年、飛鳥新社Hanada双書)など
◆第20回(2019年)
 江崎道朗:日本青年協議会月刊誌『祖国と青年』編集長、日本会議国会議員懇談会専任研究員など歴任。2018年には『大東亜戦争、日本は勝利の方程式を持っていた!』(ハート出版)で第一回アパ日本再興大賞を受賞
◆第21回(2020年)
 竹田恒泰:2008年に論文「天皇は本当に主権者から象徴に転落したのか?」で第2回「真の近現代史観」懸賞論文で「最優秀藤誠志*11賞」を、2016年、『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞

と軒並み右翼(正論大賞 - Wikipedia参照)なので、岩波も楊の正体を見抜けなかったのかと呆れるほかない。ということになるのか(反中国のkojitakenにとっては、たぶんそうはならず楊をかばうか、都合が悪いので黙りでしょうが)。ちなみに最近の楊の劣化についてはここまで白を黒というレベルの嘘をついてどういうつもりなのか(苦笑)(日本に国籍をかえた楊海英静岡大学教授) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2021.5.21)、
楊海英静岡大学教授も、完全にトンデモの域だと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2021.8.3)、楊海英静岡大学教授が、ツイッターを非公開にしていた - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)*12(2021.12.17)を紹介しておきます。

*1:愚かにも「三原」と誤記していたので修正しました。

*2:三春が極右・維新を「リベラル右派」と表現していることには違和感があります。まあ三春の言うリベラルとは「新自由主義」などの「経済自由主義」であって「表現の自由」と言う意味ではないのかもしれませんが。

*3:維新を非難するid:kojitakenの立場なら松竹や紙屋を「維新にすり寄るな」「それでも共産党員か、左派か」と非難して当然でしょうが、「志位執行部に同調したくない」という反共意識の故か非難しないのが滑稽です。kojitakenの「アンチ維新」とはその程度のデタラメな代物の訳です。

*4:1)三浦の逮捕起訴、または2)三浦のメディア業界からの追放でしょう

*5:東大名誉教授。著書『戦争を記憶する:広島・ホロコーストと現在』(2001年、講談社現代新書)、『デモクラシーの帝国:アメリカ・戦争・現代世界』(2002年、岩波新書)、『映画のなかのアメリカ』(2006年、朝日選書)、『新編・平和のリアリズム』(2010年、岩波現代文庫)、『戦争の条件』(2013年、集英社新書)、『不安定化する世界』(2020年、朝日新書)、『「正しい戦争」は本当にあるのか:論理としての平和主義』(2022年、講談社+α新書)など

*6:藤原帰一 - Wikipediaによれば三浦以外に「佐橋亮(東京大学准教授:著書『米中対立』(2021年、中公新書))」「中溝和弥(京都大学教授:著書『インド:暴力と民主主義』(2012年、東京大学出版会))」「鍋島孝子(北海道大学教授:著書『激動のアフリカ農民』(2018年、明石書店))」「廣瀬陽子(慶應義塾大学教授:著書『ロシアと中国』(2018年、ちくま新書)、『ハイブリッド戦争:ロシアの新しい国家戦略』(2021年、講談社現代新書))」「林載桓(青山学院大学教授:著書『人民解放軍と中国政治』(2014年、名古屋大学出版会))」が門下生とされている(門下生についての評価は無能な俺にはできませんのでしません)。

*7:三浦『シビリアンの戦争:デモクラシーが攻撃的になるとき』(2012年、岩波書店)のこと

*8:著書『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋→後に『モンゴル騎兵の現代史:チベットに舞う日本刀』と改題した上で、2020年、中公文庫)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍とモンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)、『最後の馬賊:「帝国」の将軍・李守信』(2018年、講談社)、『モンゴル人の中国革命』(2018年、ちくま新書)、『中国人の少数民族根絶計画』(2019年、産経NF文庫)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』(2019年、文春新書)、『逆転の大中国史』(2019年、文春文庫) 、『内モンゴル紛争』(2021年、ちくま新書)、『紅衛兵とモンゴル人大虐殺:草原の文化大革命』(2021年、筑摩選書)など

*9:もちろん井上等ウヨにとっては「東南アジア解放の正義の戦争」である太平洋戦争のこと

*10:戦前は日本の植民地だった

*11:藤誠志はアパ創業者・元谷外志雄ペンネーム

*12:2023.1/24追記:改めて確認したら楊のツイートが公開になっていましたがざっと見た限りでは過去のような非常識ツイートはさすがにしなくなったようです。