今日の中国ニュース(2023年6月8日分)(副題:田畑光永のバカさに呆れる、ほか)

リベラル21 「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる(下)(田畑光永

 民心がすでに習体制には飽き飽きしていることは、昨年の脱コロナの時期に若者を中心に各地で「白紙運動」が期せずして起ったことでも明らかである。

 既に「白紙運動」は沈静化してるのに良くも言ったもんです。白紙運動とは民主化運動ではなく「厳しいゼロコロナへの反発」にすぎず、組織性、継続性にも乏しく、その後「ゼロコロナが緩和されたこと」で沈静化したのでしょう。
 一方、田畑を真似すれば「日本の民心」が「飽き飽き」どころか、田畑ら「リベラル21」を最初から相手にすらしていないことは「リベラル21の記事についているコメント」が極端に少ないことでも、田畑ら寄稿者に「社会的影響力が皆無なこと」でも明らかでしょう。

 昨年2月、北京冬季五輪の直前に北京を訪れたロシアのプーチン大統領との「中ロ友好万歳」騒ぎはプーチンウクライナ侵攻の前祝いのつもりであったろう。

 何の根拠もなく「習主席は事前にプーチンからウクライナ侵攻を知らされていた」と決めつける田畑です。
 むしろ「侵攻などないと思っていたから友好をアピール」したのではないか。実際、フランスのマクロンが侵攻直前まで「米露間、ロシア、ウクライナ間に何らかの外交合意が成立すれば侵攻がない」と見て、その仲介役を果たそうとしていたことは明白でしょう。であるならば習主席がマクロン同様の認識をしていても何ら不思議ではない。
 また「NATO諸国ほど厳しくはない」とはいえ、侵攻後は中国はロシアから明らかに距離を置いています。また、「しがらみ」から「ロシアに融和的な態度」をとってる国も中国だけではなく「イラン(米国の制裁を受けている現在、ロシアから経済支援を受けている)」「ブラジル、インド、南ア(BRICSつながり)」「ベトナムキューバソ連時代からの関係)」等もそうですが、田畑はそうした事実を完全に無視します。
 なお、上記は田畑記事にコメントしますがいつものように掲載拒否でしょう。「批判を拒否する」田畑やリベラル21のデタラメさには心底呆れます。そんなことだからこそリベラル21にも田畑にも何の影響力もないわけですが。


中国への技術漏洩は氷山の一角 産総研事件 容疑者は「千人計画」参加か 国際競争力強化裏目に - 産経ニュース
中国の「千人計画」に参加か 情報漏えいの疑いで逮捕 産総研の研究員 | NHK | 中国
 勿論犯行と「千人計画」と何らかの関係があると証明されたわけでは全くなく、「千人計画」へのネガキャンが実に下劣です。産経や読売には何一つ期待していませんがNHKもここまで劣化するとは(呆)。
 

産総研の中国籍研究員を逮捕 中国企業に情報漏えいの疑い | NHK | 事件
1)現時点では起訴されておらず推定無罪
2)仮に逮捕容疑が事実だとしても、他の中国人(あるいは外国人)研究者への不当な差別は許されないこと
は指摘しておきたい。


習近平氏が「琉球」に言及、中国との「交流深い」…沖縄の帰属巡り揺さぶりか : 読売新聞
 尖閣の帰属ならともかくいつ中国が「沖縄の帰属」なんか主張したのか。完全なデマであり心底呆れます。


【正論】ロシアの極東地域を狙う中国 文化人類学者 静岡大学教授・楊海英 - 産経ニュース
 既に中露間の国境紛争は外交で解決しています。完全なデマであり心底呆れます。しかし「静岡大」「岩波書店筑摩書房(楊の著書の版元)」など楊の周辺は何もダメ出ししなくていいのか?


台湾民衆党一行との意見交換 « ニュース « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 国家基本問題研究所を訪問する時点でどう見ても「まともな政党ではない」でしょう。
参考

台湾民衆党 - Wikipedia
 2019年8月6日に台北市長の柯文哲により結成された政党。台湾の与党・民主進歩党と最大野党・中国国民党に対して、第三勢力と言われる。


台湾有事 欧州の世論調査では「中立」62% 距離置く姿勢 - 産経ニュース
 「中国の侵攻を支持はしないが、台湾にそこまで肩入れする気はない(中台がお互いに自重して欲しい)」という当たり前の調査結果と言うべきでしょう。