「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/24分:荒木和博の巻)

昭和15年幻の東京オリンピックの時、省線電車特別塗装の話(R3.7.25): 荒木和博BLOG

 令和3年7月25日日曜日のショートメッセージ(Vol.478)。オリンピックが始まりました。始めたからには成功*1で終わらせてもらいたいですが、昭和15年(1940)、中止になった東京オリンピックの時には当時の省線*2電車でオリンピック塗装の電車が走りました。西武の旧塗装はその時の色と大体同じだったそうで、そんな話をしました。

 5分程度の動画です。荒木は土日には「土日なので肩のこらない話題を」として拉致が全く関係ない奴の鉄道趣味話をしますが今回もそれです。

【参考:1940年『幻の東京五輪』】

余録:日中戦争により開催が返上された1940年東京五輪では… | 毎日新聞
 日中戦争により開催が返上された1940年東京五輪では、国際オリンピック委員会(IOC)もこの返上を歓迎した。当時のラツールIOC会長は「時宜を得た放棄だ。後日の開催を望む」との談話を発表した
▲同会長は返上が決まる前に、戦争が続くなら米、英、スウェーデンなどが大会をボイコットする予想を外交ルートで日本政府に伝えていた。「むしろ日本側から辞退した方が、日本の面目のためにもいい」と内々に警告したのである(橋本一夫著「幻の東京オリンピック*3」)

1940年2月に札幌で冬季五輪が予定されていた:1940年に幻の東京五輪 渋谷~成城の鉄…|NIKKEI STYLE
 開催決定に沸き立った東京だったが、わずか2年で事態は暗転。1938年7月には(中略)開催権を返上してしまう。日中戦争の勃発による国際的な批判の高まりと、国内で建築用の鋼材が不足し、競技場建設が厳しくなったことが原因だった。

1940年東京オリンピック - Wikipedia
 1937年3月20日衆議院予算総会では河野一郎*4議員(政友会)が「今日のような国際情勢において、オリンピックを開催するのはいかがと思う」旨を発言。その後、日中戦争の長期化により鉄鋼を中心とした資材の逼迫した為競技施設の建設にも支障が生じた。さらに杉山元*5陸軍大臣が五輪中止を主張。その上、1937年5月に五輪誘致に大きな役割を果たした嘉納治五郎講道館創設者、IOC委員)が病死するに至り、軍部からの圧力を受けた近衛文麿首相は、6月23日に行われた閣議で『戦争遂行以外の資材の使用』を制限する需要計画を決定し、この中に五輪の中止が明記されていたことから、事実上五輪の開催返上が内定した。

【参考終わり】


渡辺秀子さん親子3名拉致事件に思うこと【調査会NEWS3473】(R3.7.24): 荒木和博BLOG特定失踪者問題調査会常任顧問 岡田和典
 なお、荒木らによれば『渡辺秀子さん』が『殺害後、死体遺棄(ただし今に至るまで死体は発見されず)』、『渡辺敬美さん、剛さん(秀子さんの子ども)』が『北朝鮮への連行』だそうです。
 いつもながらくだらない荒木一味(岡田)の駄文です。
 何がくだらないかと言えばまず第一に書いてあることが『渡辺敬美さん、剛さん(荒木一味曰く拉致被害者)』の帰国に何一つ関係ないことですね。
 例えば

1.ユニバーストレーディング社と「よど号」犯との関係は?

なんてことは彼らの日本帰国とは何一つ関係ない。
 第二にここで岡田が書いてることは「論じても解りようがない(結論を出せるだけの材料がないので結論が出せない)」上に「論じることに意味がある」と思えない。
 例えば

 ユニバーストレーディング社と「よど号」犯との関係は?

なんてことは「渡辺敬美さん、剛さんの帰国」に関係ないのは勿論、「他に何か、有意義な成果が生まれるのか」といったらそんなものは何もない。かつ「結論が出せるだけの材料が不足している」。
 まあ、以前、マンガ『美味しんぼ』でネタになっていた『目玉焼きには何をかけるのが一番美味しいか(醤油、ウスターソース、ケチャップ、マヨネーズ、塩など、あるいは何もかけない)』とか、マンガ『酒のほそ道 - Wikipedia』でネタになっていた『トマトには何をかけるのが(以下略)(醤油、ウスターソース、ケチャップ、マヨネーズ、塩など、あるいは何もかけない)』『洋食の揚げ物(トンカツ、メンチカツ、海老フライ、鰺フライ、牡蠣フライ、コロッケなど)には何をかけるのが(以下略)(わさび醤油、辛子醤油、ウスターソース、ケチャップ、マヨネーズ、タルタルソース、塩など、あるいは何もかけない)』みたいな「馬鹿話(?)」なら結論が出ないことについてあえて暇つぶしにだべるということはありうる。しかし

1.ユニバーストレーディング社と「よど号」犯との関係は?

なんてことはそういう類の話ではない。
 第三に

2、なぜ逮捕されないのか?
 警察庁が子供2人の拉致を断定するのだが、その決め手が元ユニトレ社社員(Nの妻)による「私が子供たちの世話をし、岡津海岸まで送りました」との供述にある。
 警察庁は国会において、「論点はたくさんあるが、(ボーガス注:実行犯である北朝鮮工作員が海外逃亡*6しているので?)我々はまだ時効になっていないものとして」と答弁している。となれば、この元社員はすぐにも逮捕されねばならない。「私が有本恵子さんを拉致しました」とご両親の前で謝罪した、八尾恵にも言えることだが。

てそんなん普通に考えて「証言だけでは逮捕できるだけの証拠にならないからor(おおっぴらには公言できないのでしょうが)逮捕しない代わりに証言してもらうという一種の司法取引をしたから」のどちらかでしょう。
 なお、「拉致被害者帰国が最優先」が建前の荒木一味の立場なら「司法取引容認」すべきでしょうが、司法取引の可能性をネグったあげく、「逮捕しろ」と言い募るのだから唖然ですね。荒木一味が「拉致被害者帰国」を真面目に考えてないことがモロバレです。

*1:荒木の言う「成功」の意味がわかりませんが「コロナ蔓延による中止がない」ということか?

*2:鉄道省(後に運輸通信省運輸省を経て今の国土交通省)の「省」ですね。後に「国鉄」になり、今のJRになります。鉄道省以前は「院線(鉄道院の院)」と呼んだそうです。

*3:1994年、NHKブックス→2014年、講談社学術文庫

*4:鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣農林相、建設相、副総理・五輪担当相、佐藤内閣副総理・五輪担当相など歴任

*5:林、第一次近衛、小磯内閣陸軍大臣参謀総長、陸軍教育総監など歴任。終戦直後自決

*6:実行犯が海外逃亡すると共犯者についても時効が停止することは割と有名かと思います。