今日の産経&しんぶん赤旗ニュース(2021年9/23日分)

フジテレビ深夜アニメ枠「+Ultra」新製作体制スタート - 産経ニュース
 日テレ「名探偵コナン」、フジ「ワンピース」、「ちびまる子ちゃん」、「サザエさん」、テレ朝「ドラえもん」、「クレヨンしんちゃん」など「1990年代から放送されている長寿アニメを除いて」、つまり「ほとんど深夜でしか新作アニメが流せない現状*1」には

【1980年代にプライムタイムで放送されたアニメの一部】
日本テレビ
キン肉マン (テレビアニメ) - Wikipedia(1983~1986年)
ルパン三世 PARTIII - Wikipedia1984~1985年)
シティーハンター (アニメ) - Wikipedia(1987~1988年)
美味しんぼ - Wikipedia(1988~1992年)
【TBS】
まんが日本昔ばなし - Wikipedia(1975~1994年)
【フジテレビ】
世界名作劇場 - Wikipedia(1969~1997年)
Dr.スランプ アラレちゃん - Wikipedia(1981~1986年)
北斗の拳 (テレビアニメ) - Wikipedia1984~1987年)
タッチ (漫画) - Wikipedia(1985~1987年)
キテレツ大百科 (アニメ) - Wikipedia(1988~1996年)
テレビ朝日藤子不二雄アニメが多い(藤子不二雄アニメ史 - Wikipedia等参照)】
怪物くん (カラーアニメ) - Wikipedia(1980~1982年)
忍者ハットリくん - Wikipedia(1981~1987年)
パーマン - Wikipedia(1983~1985年)
オバケのQ太郎 (アニメ) - Wikipedia(1985~1987年)
プロゴルファー猿 - Wikipedia(1985~1988年)
エスパー魔美 - Wikipedia(1987~1989年)
チンプイ - Wikipedia(1989~1991年)
テレビ東京
キャプテン翼 (アニメ) - Wikipedia(1983~1986年)

など、「子ども時代(1975年*2生まれなので、1980年代が子ども時代に当たる)にプライムタイムにアニメ(日本テレビキン肉マン』、『シティーハンター』、フジ『Dr.スランプ アラレちゃん』、『北斗の拳*3』、テレビ東京キャプテン翼』など週刊少年ジャンプ原作が多い)が流れていた世代」としてげんなりします。
 今や人気アニメとされる鬼滅の刃 (アニメ) - Wikipediaですら「プライムタイムではなく深夜枠」ですからね。コメント欄で指摘があるように今の子どもは「プライムタイムの時間は塾通い」なのかもしれません。


「私とお姉ちゃんは生まれた時から皇室しか知らない」 佳子さまが紀子さまとの口論で漏らした不満(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
 記事が本当か知りませんが「お母さん(秋篠宮妃)は自分から皇室入りした。私たち姉妹は生まれたときから皇族で、好きで皇室入りしたわけじゃない。好きで今の不自由な生活を選んだわけじゃない(要約)」はまあ、可能性としてはあり得るでしょうね。例の「小室君との結婚選択」も愛情がないとは言いませんが「早く皇室から逃げたい」という感情もあるのではないか。


「メディアは反省して」 野田氏「政治家としてどうか」―河野氏:時事ドットコム
 自分の気に入らない質問が出たからと言って公然とメディアを恫喝するとは河野の下劣さには反吐が出ます。野田が「そういう態度は適切ではない」と河野批判したことがせめてもの救いです。


【総裁選ドキュメント】3氏、女系天皇に否定的 河野氏回答せず、護る会 - 産経ニュース
 野田だけは「今すぐ導入する考えはない」としながらも「議論は否定しない」「国民世論が支持すれば導入」なので、岸田(今すぐ導入する気はない、とだけ発言)や高市(全否定)に比べればまだマシです。なお「党内ウヨ議員に非難されたくないが、父洋平氏の影響もあって河野にもたれてるらしいリベラルイメージも維持したい」のでしょうが「回答拒否」の河野は論外ですね。


【総裁選 政策を問う】問われる皇統維持の意志 - 産経ニュース
 産経の言う「皇統維持」、つまり「天皇制維持」のための「天皇候補者(今は次の天皇候補(子ども)を作れる、若い候補は悠仁君しかいない)の増加策」は「女性天皇導入」以外に現実的な策はないので「実に馬鹿馬鹿しい」。
 現実的選択肢が「女性天皇」以外にない上に、あえて言えば「悠仁君が若く元気でいる限りは天皇後継者不足による弊害は表面化しない=今すぐ急いで決める必要もない」のに「何が論戦だ?」ですね。しかしはっきりと「女性天皇」の可能性を口にしてるのは総裁選4候補では野田「だけ」(高市に至っては予想通り女性天皇導入を否定)。その野田も「女性天皇をタブーにすべきではない(議論の対象にすべきだ)」と言うだけで「導入すべきだ」ではないのだから「自民党のアンチ女性天皇ぶり」は唖然とさせられますが、予想の範囲内ではある。
 【国連女子差別撤廃委】男系継承を「女性差別」と批判し、最終見解案に皇室典範改正を勧告 日本の抗議で削除したが…(1/2ページ) - 産経ニュース
 国連女子差別撤廃委、皇室典範見直し要求 日本抗議で削除: 日本経済新聞(いずれも2016.3.9)などが指摘していますが何せ国連の「女性差別撤廃委員会」で「女性天皇を導入すべきだ」という勧告が出そうになったら「ロビー活動でそうした勧告が出ないようにした」という前科が自民党(当時は安倍政権)にはありますからね。むしろ「ロビー活動でそういう勧告出させてそれを女性天皇導入に使う」つうならまだわかりますが。


総裁選争点に年金改革浮上 消費税で最低保障の是非 - 産経ニュース
 「税金で最低保証」については異論はないのですが、「税は消費税」と言う点には異論大ありです。
 税は「社会保障の負担を弱者に求めるべきでない」と言う観点から「所得税」「法人税」などにすべきでしょう。
 これについては、例えば、赤旗
最低保障年金制度 共産党と他党の違いは?(2004.11.18)
論戦ハイライト/減らない年金 頼れる年金へ/倉林氏 最低保障年金制度導入を(2019.3.15)
減らない安心の年金を/「マクロ経済スライド」廃止 「最低保障年金」の実現で/全労連シンポ(2019.9.22)を紹介しておきます。
 赤旗記事の日付で解るように「税による最低保障」という考えは以前からあり、別に新しいものではありません。


きょうの潮流 2021年9月23日(木)

 かつて自民党内の権力闘争をめぐり「振り子の論理」という言葉がよく使われました
▼時の首相*4への金権批判が強まるとクリーンイメージを売り物にした政治家*5に首をすげかえ、国民の自民党への支持をつなぎとめるという延命手法です。▼今回の自民党総裁選をみていると、「振る」そぶりすらみられません。

改憲の岸から経済の池田」
「台湾ロビー、エリート官僚出身の佐藤から親中国派でノンエリートの田中」
「金脈の田中からクリーン三木」
リクルート竹下から非リクルートの海部」
「反中国の安倍から親中国の福田康夫
などですね。今回は赤旗の指摘のように「高市(安倍の子飼い)」の可能性は低いにせよ、他の面子は「反安倍」を明確にしてるわけではありません。
 それはやはり「安倍の出身派閥・細田派が最大派閥」「二階幹事長(二階派ボス)、麻生副総理・財務相麻生派ボス)も安倍疑惑隠蔽の共犯」と言う面が大きいでしょう。赤旗が嘆くようにげんなりさせられます。


【総裁選ドキュメント】野田氏「当選は私以外の誰か」 - 産経ニュース
 こういう発言は個人的には「いかがなものか」と思いますが、とはいえ「本音は確かにそうではある」のでしょう。
 まあ、野田も「勝ち目がないのに出るな」という三候補支持者からの批判をかなり気にしていて、「他の三候補に不満があるからあえて出た(共産党が首長選であえて独自候補を出すときのような理屈)」と言い出したわけですが、その理屈が「支持される」だけの「三候補との違い」を今後どれだけ打ち出せるか?。
 まあ、野田の主張の一部(全部ではない)には「靖国参拝はしないと明言」「女性天皇制を議論すべきだと主張(ただし女性天皇制支持ではない)」「過去の拉致対応に前進がないことを率直に求め反省して出直すべきだと主張」など俺的に「三候補よりマシ」と評価できる点はあります。

*1:当初は「深夜でしかアニメが」云々と書いていましたが、コメント欄のご指摘を見て、不正確かと思い「長寿アニメを除き」「ほとんど深夜でしか新作アニメが」と追記、修正しました。

*2:1970年代と書いていたのを書き直しました。

*3:1980年代を代表する人気声優の一人が日本テレビキン肉マン』、『シティーハンター』、フジ『北斗の拳』の三作で主役を務めていた神谷明です。

*4:田中角栄のこと

*5:三木武夫のこと