三浦小太郎&高世仁に突っ込む(2021年11月15日分)

◆『畏友』でググってヒットした記事
 以前も珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年10/6日分)(副題:今日も高世に悪口する) - bogus-simotukareのブログで触れましたが、デマ右翼「三浦小太郎」を2019年に読んだ10冊の本 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2009.12.31)などで「畏友」などと呼ぶバカが「高世仁」です。
 で、ふと『畏友でググったらどんな記事がヒットするかな』と思いググってヒットした記事を紹介しておきます。

山崎拓氏「終生の畏友」/加藤氏死去に悼む声 | 全国ニュース | 四国新聞社2016.9.10
 加藤氏*1と共に「YKKトリオ」を結成した山崎拓*2自民党副総裁は「比類なき英知の持ち主で、政界のトップリーダーの一人として活躍してきた。終生の畏友だった。哀悼の誠をささげるとともに冥福を祈りたい」とのコメントを発表した。


【報告・動画あり】第11回 アジアの民主化を促進する東京集会 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会(文責:三浦小太郎)

 元東京大学史料編纂室教授、酒井信彦先生による基調講演「中華民族主義という侵略イデオロギー」が行われました。
 歴史家の安田喜憲*3の著書「龍の文明・太陽の文明*4」(PHP新書)によれば、北京に21世紀の幕開けと共に建てられたモニュメント「中華世紀壇」があるが、そこには漢民族から台湾の高砂族まで、56の民族のシンボルが配置されているが、57番目はなぜか空欄になっている。そして安田氏の記述では、同行した中国人が、笑いながら「先生ここにはいずれ倭族が入るのですね、それでいいじゃないですか」と述べたとある。これを一つの例として、中国共産党漢民族の侵略の意図があることを、日本人は忘れてはならないと警告しました。

 呆れて二の句が継げません。そもそも安田の記述が「安田による中国誹謗の虚言ではないのか*5」つう問題もありますが、百歩譲って事実だとして「中国政府高官でも何でもない一中国人」の放言を「中国政府による日本侵略意思」の証拠にできるわけもない。

◆第11回アジアの民主化を促進する東京集会決議文
 ミャンマーのクーデター、アフガニスタンでのタリバン政権の出現など*6、現在、アジアの民主主義は様々な危機にさらされている。この問題の中心にあるのは、中国共産党独裁政権が、ますますその悪しき影響力を国際的に強化していることである。

 吹き出しました。ミャンマー軍事政権や「アフガンのタリバン」のバックには中国がいるとでも強弁する気なのか。
 マスコミ報道によれば「タリバンのバック」にいるのはむしろ「パキスタン政府」のようですが。

*1:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任

*2:宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党国対委員長(河野総裁時代)、政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)など歴任

*3:東北大学特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。著書『大地母神の時代』(1991年、角川選書)、『森と文明の物語』(1995年、ちくま新書)、『森を守る文明・支配する文明』(1997年、PHP新書)、『縄文文明の環境』(1997年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『環境考古学のすすめ』(2001年、丸善ライブラリー)、『日本よ、森の環境国家たれ』(2002年、中公叢書)、『文明の環境史観』(2004年、中公叢書)、『環境考古学事始』(2007年、洋泉社MC新書)、『ミルクを飲まない文明』(2015年、洋泉社歴史新書y)、『一神教の闇』(2017年、ちくま新書)など (安田喜憲 - Wikipedia参照)

*4:2001年刊行

*5:そもそも日本人相手に「日本人を馬鹿にする」そんな暴言を言うとは思えませんので。

*6:「など」が何を意味するのかは不明です。思いつきをあげれば『フィリピンのドゥテルテ政権』『カンボジアのフンセン政権』『インドのモディ政権(ヒンズー至上主義のモディによってイスラム差別が深刻化しているとされる)』『トルコのエルドアン政権』などといったところか。勿論いずれも「中国のせい」という話ではない。