珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年2/14日分)

「米国に振り向いてほしくない」北朝鮮のミサイル実験 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 いまのNHK上層部の体質を象徴するかのような放送に愕然とした。

 NHK批判に話を限れば正論ですが、

三浦小太郎が斬るNY平壌公演1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2008.3.12
 畏友、三浦小太郎さんが、先月、この公演を批判するすばらしい文章をある雑誌に書いた。

嘘の人権 偽の平和 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.12.26
 畏友、三浦小太郎さんの先月発売の著作『嘘の人権 偽の平和』(高木書房、1200円)が届いた。

2019年に読んだ10冊の本 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2019.12.31
 三浦さんは長い付き合いの畏友である。

などと、つくる会理事・三浦小太郎なんて極右を畏友(畏敬する友人)なんて褒めて恥ずかしくないんですか?。高世さんは、つくる会運動を支持するのですか?

などの「俺の高世批判コメント」を「自分に都合が悪いから」と、毎回削除する「恥知らずの高世」がよくもこんなことがいえたもんです。
 「地上波でなくBS」で「プライムタイムではなく深夜」で「1時間の検証番組どころかたった3分(当然たった3分ではまともな真相解明も謝罪もなし)」とはいえ「放送した」だけ「コメント削除の高世」よりはまだマシでしょう。
 いずれにせよBPOも審理を始めていますし、こんなふざけた態度ですむ話ではない。

 これまで多くの識者と政治家が、ミサイル発射実験は「アメリカに振り向いてほしい」北朝鮮の「外交」の手段だとし、テレビでは「なぜ今なのか?」と北朝鮮の「思惑」があれこれ論じられてきた。
 このブログでは、これは、北朝鮮の核ミサイル開発の軍事的脅威を軽んじる誤った見方だと何度も指摘してきたが、今では、日本の迎撃システムではとても太刀打ちできないレベルまでミサイル技術が向上したのは明らかだ。

 いつもながら「お前はアホか?(横山ホットブラザーズ風に)」ですね。
 北朝鮮が日本に先制攻撃などしたら、在日米軍自衛隊の反撃で国が滅びてしまう。
 つまりは北朝鮮のミサイル開発は「通常兵力で劣る北朝鮮」が「在日米軍や在韓米軍の攻撃」を回避するための「自衛目的」と見るべきでしょう。米国には「アフガン・タリバン政権転覆」「イラクフセイン政権転覆(その後、フセインを軍事裁判で処刑)」の前科があるのだからそうした危機意識を北朝鮮が持っても何らおかしくない(他にもミサイル発射には「国威発揚」「いわゆる瀬戸際外交」「ミサイルビジネスのための宣伝」と言った要素もあるかもしれない)。
 そういう意味では北朝鮮ミサイルは何ら脅威ではなく、「脅威と煽る」高世のような主張こそが誤っています。
 「北朝鮮の脅威」というのは「ロシアによる北海道侵略の脅威」「オウム残党によるテロ犯罪の脅威(公安調査庁がそう強弁していますが)」並に非現実的です。
 そうしたことを「日本国民も既に何となく分かってる」からこそ、今日も例えばフィギュアスケート男子『羽生結弦』記者会見|北京オリンピック 2月14日(月)18:30〜 LIVE配信|テレビ東京スポーツ:テレビ東京ということで「羽生インタビュー」の方が北朝鮮問題よりも大きく扱われる。それは別に「平和ぼけ」と言う話ではない。今、日本で最大の危機は「北朝鮮」などではなく明らかに「コロナ蔓延」です。
 そもそも「軍事的脅威」と言う意味では「軍事小国」北朝鮮よりもよほど「軍事大国の中国やロシア」の方が脅威でしょう。勿論、中国やロシアも「日本攻撃すること」などしないでしょうが。
 なお、今、北朝鮮がミサイル発射するのは「ウクライナ問題で、米国が北朝鮮に強硬な対応がしがたいから(高世や黒井)」というのはその通りでしょうが、それは「米国に振り向いてもらいたくない」と言う話とは違います。
 あえて言えば「ヤクザのカタギへの脅し」のようなもんでしょう。ヤクザは「警察に徹底的に取り締まられては困る」。
 「工藤会トップへの死刑判決」なんて「厳しい追及」はどこのヤクザも望んでない。
 一方で「ヤクザなど怖くない、いざとなれば警察に駆け込めばいい」とカタギに思われては商売にならない。
 そこは「警察に摘発されないように気をつけながら、『警察など怖くない』アピールをカタギにして脅す」という「絶妙な行為」をしようとする。北朝鮮も話は同じでしょう。
 「米国の反感を買って全面戦争など仕掛けられても困る」反面、「米国に無視されても困る」わけです。
 「金正恩・トランプ会談」を見るに、北朝鮮は「米国との対話」を希望しているでしょう。今の経済制裁をおそらく「米国との外交」で外したいと思っている。
 それにしても今回、高世が持ち出す「北朝鮮専門家(?)」が黒井というのが興味深い。以前「北朝鮮専門家」として持ち出していた

◆荒木和博
富山の拉致未遂事件に辛光洙の影 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2014.11.17
 この拉致未遂事件については、荒木和博さんのブログが最も詳しい。
取引材料になる制裁とは - 高世仁の「諸悪莫作」日記2017.3.29
 特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が「北朝鮮は交渉に応じるか」という文章をブログにのせた。
ミサイルと共に現役木炭車 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2018.3.30
 特定失踪者問題調査会の荒木和博さんは、南北関係の改善→米朝関係の改善→中朝関係の悪化→米国の転換→中国詣でという今の動きが、18年前と同じパターンだという。
岸田内閣で拉致問題の進展はあるのか5 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2021.12.12
特定失踪者問題調査会」の荒木和博さんは自身のブログでこう書いている。

◆石丸次郎
ミサイルと共に現役木炭車 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2018.3.30
 アジアプレスの石丸次郎さんは、制裁がどれほど効いているかを検証している。
首脳会談に期待するのはコメくらい - 高世仁の「諸悪莫作」日記2018.4.28
 アジアプレスの石丸次郎さんが首脳会談直前に、北朝鮮の住民に中国の回線の携帯電話で話したやり取りがネットニュースに載っている。

とは縁切りしたんでしょうか?。それとも「今回、出てこなかっただけ」に過ぎないのか。 
 まあ、黒井だって「レベルの低いウヨ」であって、まともな人間ではありませんが。