◆黒坂のツイート
黒坂真
吉岡正史さん。金正恩は数兆円入るなら、あらゆる紛争の平和的解決、朝鮮半島の非核化で合意しますよ。入ってきた金で核実験を繰り返し、核兵器の小型化を進めますよ
黒坂には「おいおい」ですね。「あらゆる紛争の平和的解決、朝鮮半島の非核化で合意」したのに、何でその合意で得た金で「核兵器の小型化」を進めるのか?(呆)。そもそも「6カ国協議(米露中、南北朝鮮、日本)を前提に東北アジアに平和を樹立しよう」という吉岡氏の主張を否定して、黒坂は何がしたいのか。
対話を否定して「ロシア、中国、北朝鮮」を敵視して一体どうする気なのか。「日米で軍拡すればいい」と放言する気か。
黒坂真
村井あけみさん*1。繰り返しですが日本共産党が、天皇家は武力で他の士族*2を撲滅・支配した暴力氏*3の末裔であり、自分の親族を抹殺しながら権力を集中してきた部族、殺戮の果てに残った氏族と考えている事はわかりました。
吹き出しました。「日本共産党が考える」も何も「事実」でしょう。「天皇家の名誉(?)」のために断っておけばこうした野蛮な歴史は古今東西の王家や豪族であった話ですが。今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でもその種の粛清劇(源頼朝による義経粛清、北条氏による比企氏粛清など)がおそらくは描かれるわけです。
ちなみに
大名の過去は野に伏せ、山に伏せ
という川柳があったと思いますが、これも村井さんと同様の指摘です。
「大名と威張っても、先祖は野武士や山賊みたいなもんで大したもんじゃないことを隠してる」という皮肉です。まあ、豊臣秀吉に至ってはもとは百姓ですが。
黒坂には
1)大海人皇子が大友皇子を自害に追い込んだ壬申の乱
2)後白河天皇と崇徳上皇が争い、敗北した崇徳が流罪となった保元の乱
3)226事件の時、昭和天皇が『青年将校が自分を殺害して、弟の秩父宮(青年将校と親しい関係だった)を後釜に立てる気ではないか(そしてそうした殺害に秩父宮が内諾を与えてるのではないか)』などと怯えていたこと(秩父宮からすれば心外な話ですが)
などを知っているか、知らないなら勉強しろと言いたくなります。
安藤輝三 - Wikipedia
安藤見習士官の指導担当が秩父宮雍仁親王歩兵中尉であり、その後の親交が始まっている。
ということで秩父宮が皇道派の安藤と親しい関係にあったことはビッグコミックオリジナル連載のマンガ『昭和天皇物語』にも出てきた話なのでご存じの方も多いかと思います。
なお、村井氏は「天皇家崇拝は自然に生まれた」「豪族は自然に天皇家に従った」という「黒坂らウヨの寝言」への反論として「天皇家の歴史はそんなきれいごとではなく武力による反対派抹殺の歴史だ」と反論しているに過ぎないこと(天皇制廃止という話ではないこと)をお断りしておきます。
勿論「明治時代の大逆事件(でっち上げにより幸徳秋水などを処刑)」もそうした「反対派抹殺の歴史の一つ」です。
「天皇制を仮に今後も続ける」にしてもそうした「天皇制の負の歴史」を直視し、「天皇制を二度とそのような物騒な代物にしないこと」は当然です。
既に上に書きましたが、村井氏のツイートは「単なる事実の指摘」にすぎず「憎悪」でも何でも無い。むしろ黒坂の日頃のツイートの方がよほど「左翼(特に日本共産党)への憎悪の呟き」でしょう。
「そうか、共産党支持を表明してるけど拉致問題を語りたがる俺は左翼じゃないんだ!(まあ、救う会、家族会批判という語り方ですが)」という皮肉はさておき。
「橋本敦氏の例の質問」を「大きな業績」として語る日本共産党が一番わかりやすい例ですが「嘘も大概にしろ」ですね。
あえて言えば「拉致を語りたがらない」つうか「ウヨの使い走りと化した家族会とつきあたがらない」でしょうね(左翼について言えばそもそも家族会の方も、右翼団体・救う会の影響で左翼を敬遠してるのでお互い様ですが)。
まあ、それは左翼だけではなく今や自民党、公明党なども「明らかに家族会を敬遠しています」が。そうなってしまったのは「黒坂らウヨにへいこらする家族会の非常識さ」のせいです。
いつもの自衛隊特殊部隊で救出という与太です。拉致被害者の居場所も分からないのにそんなことをどうやってするのか。
世界最強の軍事大国・米国ですらワームビア君救出は「外交交渉」でした。