曽我ひとみさんのご主人、ジェンキンスさんのこと(R4.1.13): 荒木和博BLOG
7分の動画です。呆れて二の句が継げません。
荒木も
と書いてるように「昨年12月に死去した飯塚繁雄と違い」ジェンキンス氏は最近亡くなったわけではない。勿論彼の死を今更云々しても拉致解決につながるわけでもない。荒木も完全に迷走してますね。もはやこの男には「拉致解決の展望」をマトモに語ることが出来ず、「とにかく毎日、拉致関係のことを話してればいい。毎日動画を流すと言ったんだから、動画を流さざるを得ない」つうふざけた話でしょう。
しかも「日本が拉致認定してなかったジェンキンス氏(そもそも彼は朝鮮戦争の脱走米兵で、拉致ではありませんが)や曽我氏が帰国したのだから政府認定拉致被害者以外に拉致被害者がいてもおかしくない。我々の特定失踪者認定はそのためにやってる」と居直りのネタにするのだから「いつもながら」呆れて二の句が継げません。
さて荒木も触れてますが、ジェンキンス氏が日本に『帰国*1』する前に「インドネシアで妻子と会ってます」。
なので、「モンゴルで横田夫妻と孫が会った」時に「これは、ジェンキンス氏の時(インドネシアでの面会後に日本帰国)のように、何か、大きな動きがあるかも」と思ったのですが、結局、夫妻が「救う会べったり」を続けたのでそうはならなかったことは本当に残念です。
1月10日は調査会設立19年の日でした(R4.1.11 ): 荒木和博BLOG
8分40秒の動画です。呆れて二の句が継げません。
1922年 - Wikipedia、2022年 - Wikipediaに寄れば、今年(2022年)は「江崎グリコ」「小学館」「日本共産党」の「創立」から100年だそうです。
で、グリコ、小学館や共産党なら「100年続いたことは誇りだ。これからも頑張ります」つうことはある。
グリコも小学館も日本共産党も「菓子メーカーも出版社も政党も日本において存在意義がなくなりました。だからグリコ、小学館、日本共産党以外の菓子メーカー(森永製菓、ロッテなど)、出版社(講談社、文藝春秋など)、政党(自民党、公明党など)も全て解散しました」てことはありえないですから。
「解散した民社党、社民連」のように、他との競争に負けて泣く泣く解散、消滅はあり得ても。
しかし、「荒木の会」の場合、それとは逆に「拉致問題が解決したら解散すること」が前提の団体です。「建前上」は「会の永続」は想定されていない。それなのに「今年で19年目」と自慢とはどういう神経なのか。しかも「拉致が解決しなくて恥ずかしい」というわびの言葉は一言もない。「警察は特定失踪者を北朝鮮拉致と認めろ」と放言するから呆れます。
さて、最後に「19年前」に何があったか、2003年 - Wikipedia、2003年の日本 - Wikipediaを見てみましょう。赤字強調が北朝鮮、韓国関係です。
◆1月10日
北朝鮮がNPT脱退を宣言
ということで単なる偶然に過ぎませんが「特定失踪者調査会設立の日」と荒木が言う「2003年1月10日」は「北朝鮮のNPT脱退宣言」がありましたが、荒木は勿論、今日の動画でそれについては触れません。
◆2月24日
北朝鮮が地対艦ミサイルを日本海に向け発射
当時は「それなりに騒がれた」こうしたミサイル発射実験も今や「ほとんど騒がれない」のは隔世の感があります。
◆3月19日
米国によるイラク戦争開戦
◆6月6~9日
盧武鉉韓国大統領が来日。小泉首相と会談し、日韓首脳共同声明を発表。また、天皇と会見
◆10月1日
文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)、特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)を統合して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が誕生。
◆11月23日
グルジアで政変。シェワルナゼ大統領が辞任。(いわゆる「バラ革命」)
◆12月13日
米軍がフセイン・イラク元大統領を拘束。
警察発表の特定失踪者900人【調査会NEWS3550】(R4.1.10): 荒木和博BLOG
既に国内で40人以上も発見され、そのほとんどが北朝鮮拉致どころか犯罪や事故ですらなく*2自発的失踪だった特定失踪者など「北朝鮮拉致のはずがない」ので馬鹿馬鹿しい。
*1:まあ彼は米国人ですが、帰国と書いておきます。
*2:ただし、足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaなど、一部、事故や犯罪(勿論、実行犯は北朝鮮とは関係ない)もあります。