砕かれた石原慎太郎氏の野望

リベラル21 砕かれた石原慎太郎氏の野望(岩垂弘)
 確かに石原伸晃の衆議院選挙落選で、半世紀以上続いた石原慎太郎とその子どもたちの日本政治(東京都政ふくむ)への影響も事実上終わったのだろう(石原宏高はそれほどの能力はないだろう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も指摘するように「石原慎太郎*1の死」「息子・石原伸晃*2の落選(今後、国政復帰できるか疑問だし、復帰出来てもどれほど活躍できるか疑問)」で「政治家一族としての石原家の繁栄」という石原の野望はほぼ完全に崩壊しました。石原伸晃の衆議院選挙落選で、半世紀以上続いた石原慎太郎とその子どもたちの日本政治(東京都政ふくむ)への影響も事実上終わったのだろう(石原宏高はそれほどの能力はないだろう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も指摘するように「石原宏高*3はそれほどの能力はない」でしょう。
 「アンチ石原の俺」としても「政治家一族としての石原家」の没落は嬉しいことではあります。
 とはいえ「安倍元首相」「維新代表の松井(大阪市長)」など「石原と同類のウヨ政治家」が未だに幅をきかせ「衆院2/3が改憲派(自民、公明、維新)」、都知事も「石原の同類右翼」の「小池*4」という状況ではあまり「石原家の没落」を喜ぶ気にもなりません。「安倍」「維新」など「没落させなければいけない酷い政治家」が多すぎる。
 勿論

1)「次世代の党失敗(事実上の石原慎太郎の政界引退。また石原と行動を共にした平沼赳夫*5も政治力を失った)」「石原伸晃落選」
2)「少なくとも現時点」では「石原の右翼的野望(九条改憲など)」が実現していないこと

は「石原批判派のささやかな成果」ではありますが。

*1:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問を歴任

*2:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*3:第二次安倍内閣外務大臣政務官、第四次安倍内閣環境副大臣を歴任

*4:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*5:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相たちあがれ日本党首、維新の会代表代行、次世代の党党首など歴任