「珍右翼が巣くう会」に突っ込む（2022年3／4日分：荒木和博の巻）

もう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】（R4.3.3）: 荒木和博BLOG
　「足利事件のようなDNA鑑定ミスを犯したあげく、警察の面子からそれを否定」まらまだ信憑性もあったでしょうに「故意の偽装、捏造」と言い出すのだから荒木は本当にキチガイですね。産経ですらこんな与太はまともに相手にしません。

　この事件に関わった主犯格の人間はある者は国会議員*1になり、ある者は警察の幹部になり、また情報機関の長になったりと、皆出世しています。

　名誉毀損で民事、刑事告訴されるのが怖いのか、実名や役職名が出せないところが実に滑稽です。
　本当に荒木が「間違いなく陰謀があった」と思うのなら名前出して批判すればいいでしょうに。
　例えば「情報機関の長」とは一体何なのか。「内閣情報官（内閣情報調査室の長、警察幹部が務めることが多い。今の瀧澤裕昭氏も警察庁警備局外事情報部外事課長、岐阜県警本部長、警察庁警備局外事情報部長など歴任）」のことか？
　勿論、荒木の言うような陰謀に関与したから出世したわけではなく「普通の出世」でしかありませんが。
　警察出身の国会議員にしても

【あいうえお順】
◆亀井静香 - Wikipedia
　村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長（小渕、森総裁時代）、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融担当相など歴任
◆後藤田正晴 - Wikipedia
　元警察庁長官。大平内閣自治相・国家公安委員長、中曽根内閣官房長官、宮沢内閣法相など歴任
◆下稲葉耕吉 - Wikipedia
　警察庁次長、警視総監などを歴任。橋本内閣で法相
◆秦野章 - Wikipedia
　元警視総監。中曽根内閣で法相
◆原文兵衛 - Wikipedia
　元警視総監。鈴木内閣で環境庁長官
◆平沢勝栄 - Wikipedia
　菅内閣で復興担当相

などがおり別に珍しくない。

　森本美砂さんに言われて気づいたのですが今日はお二人の誕生日*2でした。

　3月3日 - Wikipediaによれば「村山富市元首相（1924年生まれ）」などが「3月3日生まれ」です。

山本美保さんDNAデータ偽装事件（R4.3.4）: 荒木和博BLOG
　9分39秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます（一応見ましたが）。以下、文章がかなり長くなります。
　第一にそんなことが「荒木の建前上の目的」である拉致解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
　第二に明らかなデマである。何のために警察がDNA鑑定の捏造などするのか。何のために「北朝鮮拉致被害者である美保さん（荒木の主張）」とは関係ない腐乱遺体を美保さんだと嘘をつくのか。そもそも荒木の言うように「捏造」なら「荒木の特定失踪者の場合」のように「美保さんが別の形（遺体であれ、生存の形であれ）で発見されない保証」はどこにもありません。そんなリスキーなことを警察がするわけがない。まだ荒木は「誤鑑定を居直ってる」といった方が説得力があったでしょうに「故意の捏造」というのだから気が狂っています。
　そしてそれが「事実」なら

◆桶川ストーカー殺人事件 - Wikipedia（1999年）
　埼玉県警桶川署の不適切なストーカー対応で、被害者が殺されたとして批判
◆神奈川県警覚醒剤使用警官隠蔽事件 - Wikipedia（1999年）
　1996年に神奈川県警の警部補が覚醒剤を使用した事件を県警トップ（県警本部長）が隠蔽した組織犯罪。1999年に発覚し当時の県警本部長ら5人が有罪となった。県警本部長が有罪になったのは史上初で、当時、戦後最悪の警察不祥事と称された。
◆北海道警裏金事件 - Wikipedia（2003年）

並の「とんでもない警察不祥事」をなぜ「荒木ら救う会」以外騒がないのか。
　そもそもそれが事実なら荒木はなぜ「警察の陰謀」で「救う会の名誉が汚された」「美保さんのご家族の精神が傷つけられた」として「民事訴訟」を起こそうとしないのか。
　田原総一朗氏が「外務省は有本恵子さんが死んだと思ってる」と発言したときには、「恵子さんの両親」をそそのかして田原氏を相手に民事訴訟をやらせたのに。
　「荒木のデマだから」と考えるのが一番自然です。そもそも「遺体で発見された特定失踪者」は美保さん以外にも例えば足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaがいます。それどころか「生存した形で発見され、失踪者当人が『自発的失踪だった。北朝鮮は関係ない』と語ったケース」も山ほどある。「美保さんのケースもやはり荒木のデマ」と考えるのが自然です。
　そもそも「海なし県の山梨（美保さんは当時、甲府市在住）」で何で北朝鮮が拉致なんかやるのか。
　蓮池透氏を含む多くの批判派が荒木に「疑念と不信を抱いた理由」は山ほどありますが、その一つがこのデマです。俺も勿論その一人です。そもそもこのデマ、さすがに産経ですらまともに相手にしません。
　「横田めぐみ」「有本恵子」といった本物の拉致被害者の名前でぐぐれば、いくらでも拉致関係の記事はヒットします。
　「山本美保」でググっても

◆【北特別委解体】甲府市の特定失踪者、山本美保さんの妹「北の脅しには屈しないが対応を待つのは限界」 - 産経ニュース2016年2月13日
◆【北朝鮮拉致】拉致解決「一刻も早く」特定失踪者・山本美保さんの妹が山梨県知事に要望 - 産経ニュース2018年3月9日
◆北朝鮮・拉致問題：姉・山本美保さんの帰還願い署名活動甲府駅前で妹の森本さん／山梨 | 毎日新聞 *32019年5月9日

など一部の「マスコミ記事」はヒットする物の「本物の拉致被害者ほど」ではなく「荒木ら救う会のデマ記事」以外では「関係ない記事ばかりがヒットします」。どんな記事がヒットするのかは後で紹介します。
　第三にこのデマを荒木が取り上げるのは一回や二回ではない。

【2005～2022年】
◆漂着遺体のジーパン: 荒木和博BLOG2005年6月28日
◆ＤＮＡデータ偽造疑惑事件山梨県警の回答: 荒木和博BLOG2009年6月5日
◆DNAデータ偽造疑惑事件のDVD: 荒木和博BLOG2009年7月11日
◆山梨県警に科捜研があった！: 荒木和博BLOG2011年3月9日
◆森本美砂さんからのメール: 荒木和博BLOG *42011年3月20日
◆丸山元課長からの手紙: 荒木和博BLOG *52011年4月28日
◆「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」について: 荒木和博BLOG2011年5月29日
◆山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件について: 荒木和博BLOG2011年9月1日
◆山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件の闇 [桜H24/3/13]: 荒木和博BLOG2012年3月16日
◆あれはすべて山梨県警がやったこと…回答書: 荒木和博BLOG2012年4月20日
◆ブラジャー: 荒木和博BLOG2012年4月23日
　「美保さんはBカップだが、遺体はＡカップ」という荒木ですがそれは荒木に好意的に見ても「誤鑑定の疑い」とは言えても「故意の捏造」とはいえません。
◆『山本美保さん失踪事件の謎を追う』: 荒木和博BLOG2012年7月10日
◆山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件に関する情報: 荒木和博BLOG2014年3月5日
◆ＤＮＡデータ偽造事件に関する情報（２）: 荒木和博BLOG2014年3月7日
◆山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件に関する情報（3）: 荒木和博BLOG2014年3月14日
◆山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件に関する情報（4）: 荒木和博BLOG2014年4月14日
◆永本憲子さん・山本美保さん関連記事: 荒木和博BLOG2014年6月26日
◆ロイターが山本美保さんの事件について報道: 荒木和博BLOG2014年7月19日
◆柏崎と遊佐: 荒木和博BLOG2014年7月22日*6
◆山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件を考える集い: 荒木和博BLOG2014年8月4日
◆山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件を考える集い中継中: 荒木和博BLOG2014年8月7日
◆森本美砂さん「このままじゃ救えない特定失踪者」【調査会NEWS1910】(27.6.26): 荒木和博BLOG2015年6月26日
◆山本美保さんDNAデータ偽装事件の真相を究明する会【調査会NEWS1946】(27.8.5): 荒木和博BLOG2015年8月5日
◆鹿児島の事件と山本美保さんDNAデータ偽装事件【調査会NEWS2145】(28.3.12): 荒木和博BLOG2016年3月12日
◆やまと新聞山本美保さんDNAデータ偽装事件と拉致の闇（１）: 荒木和博BLOG2017年1月19日
◆「やまと新聞」29.5.2 山本美保さんDNAデータ偽装事件と拉致の闇（2）: 荒木和博BLOG2017年5月3日
◆荒浜【調査会NEWS2625】(30.1.3): 荒木和博BLOG2018年1月3日*7
◆政府は山本美保さんがどうなったと思っているのか（12月14日付大臣要請）【調査会NEWS3158】（R02.1.6）: 荒木和博BLOG2020年1月6日
◆明日は山本美保さんの事件でYouTubeライブ【調査会NEWS3357】（R02.11.11）: 荒木和博BLOG2020年11月11日
◆拉致問題、特に山本美保さんDNA偽装事件と嘘（4月1日）: 荒木和博BLOG2021年4月1日
◆もう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】（R4.3.3）: 荒木和博BLOG2022年3月3日

と「何度目だ！」というくらい取り上げている。「荒木ウオッチャーを自称するなら、山本美保さんについて知らないと恥ずかしい」と言えるくらいです。俺もそのたびに荒木批判記事を書いていますが紹介は省略します。
　荒木『山本美保さん失踪事件の謎を追う：拉致問題の闇』（2012年、草思社）という本まで書いている。
　こんな「モロバレのデマ」をアンチ荒木が「皆さん、特定失踪者の遺体が山形県の海岸で発見されました。荒木はデマ屋です」と批判するならともかく、荒木自ら「このデマ」を警察批判ネタ（俺はデマ屋じゃない、警察の遺体発見の方がデマだ）にする。
　蓮池透氏が「国内で遺体が発見されてるのに何が特定失踪者は北朝鮮拉致だ」と荒木批判しても、家族会は荒木ではなく蓮池氏を切って捨てる。頭痛がしてきます。
　ちなみに荒木が動画内で「山梨県内での救う会運動が、山梨県警のせいでダメージを受けた」といったのには吹き出しました。要するに「県警を逆恨み」してるわけです。
　荒木と付き合う「美保さんのご遺族」についても頭痛がします。「失踪直後の1984年（当時は中曽根内閣）に死亡していた（但し腐乱遺体なので当時は身元不明）→小泉訪朝（2002年）後の2004年（当時は小泉内閣）に、DNA鑑定で死亡確認」というのは確かに空しいでしょう。「1984～2004年（約20年：その間に内閣は中曽根→竹下→宇野→海部→宮沢→細川→羽田→村山→橋本→小渕→森→小泉）」の「生存を信じて探した時間」が結果的には無駄だったというのはつらい。でも「嘘にすがっても何がどうなるわけでもない」。
【参考：「山本美保」でググってヒットする記事】

ダルの交際に衝撃の古閑美保ツイッターにネガティブ発言連発｜NEWSポストセブン※女性セブン2014年12月4日号
　11月18日、ダルビッシュ有投手（28才）が自身のツイッターにツーショット写真をアップして、堂々と交際宣言をした。紗栄子（28才）との離婚から2年。フジテレビアナウンサー加藤綾子（29才）、元プロゴルファーの古閑美保（32才）などとの交際報道が流れていたが、そのお相手はレスリング元日本代表の山本聖子（34才）だった。

美保純山本裕典は「モテるの分かる」共演で印象/芸能/デイリースポーツ online2017.03.22
　女優・美保純が２２日、水曜レギュラーを務めるＴＯＫＹＯＭＸ「５時に夢中！」に出演。２１日付けで所属事務所からの契約を解除された俳優・山本裕典（２９）について「モテるの分かる。空気感がモテるな、って分かる」と“モテオーラ”が半端なかったことを明かした。
　美保は、２０１５年１０月期のＴＢＳ系連続ドラマ「結婚式の前日に」（火曜、後１０・００）で山本と共演していた。
　解雇理由として女性問題が取りざたされていることについて、「モテるの分かる。かっこよかったもん。モテる要素持ってる。明るいし、全体の感じがいい。空気感がモテるな、って分かる」と実際の印象を語った。

TBSラジオ70周年特別企画貴重なアーカイブ音源から傑作選を無料配信決定！第一弾ラインアップ発表｜株式会社ＴＢＳラジオのプレスリリース2021年11月4日から一部引用
　このたび、TBSラジオでは開局から70年の間に放送したドラマやドキュメンタリー等の傑作選「Masterpiece」を12月限定で無料配信することを決定しました。
◆雨と血と花と：1960年7月19日放送
　1960年5月の安保強行採決、1か月後の自然承認を背景に実際のデモや衝突の音声を使用したドキュメント・ドラマ。「夕鶴」で知られる国民的作家・木下順二がTBSラジオの取材内容をもとに書き上げた。
原作：木下順二／音楽：間宮芳生
出演：山本安英、眞山美保、北村和夫、滝沢修、中川恭一ほか
◆Times2020：2020年放送
　このニュース、当時はどう伝えていたのだろう？TBSラジオにおける過去と現在の伝え方を比較することで、何かが始まる音がする（全22回配信）
出演：山本恵里伽（TBSアナウンサー）

＜書評＞『CONTE MAGAZINE VOL．2』「やんばる」への敬意と感謝 - 琉球新報デジタル｜沖縄のニュース速報・情報サイト2022年2月6日
　川口美保氏が編集長、長嶺陽子氏が編集者を務め、山本知香子氏（アート・ディレクター）らがデザインを担っている。

「であいもん」OPで坂本真綾×岸田繁がタッグ、EDはスペシャルユニットに（コミックナタリー） - Yahoo!ニュース2022年2月18日から一部引用
スタッフ
CGディレクター：山本祐希江
キャスト
納野倭世：吉田美保

約5億6000万円の農林業被害も…山本一太知事が語る、“狩猟”に尽力する群馬県の取り組みとは？（TOKYO FM＋） - Yahoo!ニュース2022年2月24日
　本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。
　2月17日（木）の放送では、（中略）群馬県知事の山本一太さんをリモートゲストに迎え、群馬県の狩猟事情や取り組みについて、お話を伺いました。

羽鳥慎一アナの“家事オンチ”ぶりにスタジオ仰天「電子レンジを使えない」｜オリコン｜北國新聞2022/3/1
　フリーアナウンサーの羽鳥慎一が、3月1日放送の日本テレビ系バラエティー『踊る！さんま御殿!!』（毎週火曜・午後7：56）に出演する。今回はゲストとして羽鳥アナのほか、“家事ウマ”の小倉優子、北乃きい、武田航平、中村俊介、馬場裕之（ロバート）、ヒロミ、“家事ヘタ”の川村美保、長谷川忍（シソンヌ）、望月琉叶、八代亜紀、山本博（ロバート）が登場。