安倍の無茶苦茶さに呆れる(2022年4/7日分)(追記あり)

立民・泉氏「不誠実」防衛費6兆円主張の安倍氏に - 産経ニュース
 不誠実と言うより「非常識」です。


朝日新聞の編集委員処分 安倍氏側「コメント控える」 - 産経ニュース
 峯村が朝日やダイヤモンド社に無茶苦茶な悪口をしてるのに対し、「ノーコメント」で逃げる安倍の方にむしろ「下手に騒ぎになったらダメージを受ける」という常識(?)があるというのには吹き出しました。
 誰が考えても「安倍が峯村に依頼した」にもかかわらず随分と冷たいもんです。これでは「安倍が峯村の面倒を見ること」もないのではないか。峯村も「安倍に裏切られた」と思ってるかもしれない。

【追記】

福島香織
 朝日の某記者の問題の本質は、記者が政治家との関係の深さを自慢げに言いふらしたり、その威を借りてよそのメディアの報道検閲みたいなことをやることが、誤報を防いだとか、あたかもジャーナリズムの正義風に正当化することを、おかしいと感じない感覚じゃないか。

 「今や江崎道朗、石平、宮崎正弘らウヨ活動家と共著を出して恥じない」福島ですら峯村を批判していますが、「峯村が勝手にやった」と強弁して安倍をかばう辺りは所詮福島です。安倍の依頼がなければ、峯村がどうして「ダイヤモンドの安倍インタビュー」を知ることができるのか。そもそも峯村はダイヤモンド相手に「安倍氏から全権を任された」といっているのであり、それがデマなら安倍が峯村をもっと批判してるでしょう。


朝日新聞社編集委員の処分決定 「報道倫理に反する」 公表前の誌面要求:朝日新聞デジタル

 朝日新聞社は6日、外交や米国・中国を専門分野とする編集委員の峯村健司*1記者(47)を停職1カ月とする懲戒処分を決めた。編集委員の職も解く*2安倍晋三元首相が週刊ダイヤモンドのインタビュー取材を受けた後、ダイヤモンド編集部の副編集長に公表前の誌面を見せるように要求した峯村記者の行為について、報道倫理に反し、極めて不適切だと判断した。
 ダイヤモンド編集部から「編集権の侵害に相当する。威圧的な言動で社員に強い精神的ストレスをもたらした」と抗議を受け、本社が調査を実施した。
 取材翌日の10日夜、峯村記者はインタビューを担当した副編集長の携帯電話に連絡し、「安倍(元)総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」と発言。「とりあえず、ゲラ(誌面)を見せてください」「ゴーサインは私が決める」などと語った。副編集長に断られたため、安倍氏の事務所とやりとりするように伝えた。記事は3月26日号(3月22日発売)に掲載された。
 峯村記者はこの問題の以前から退職の準備を進めており、20日に退社を予定している。

 少し長いですが引用してみました。
 「倫理に反する」のは勿論ですが「完全な安倍の使い走り」であり「おいおい」ですね。とはいえもっと酷い使い走りが産経の阿比留であり、こちらは未だに処分されませんが。なお峯村は「ダイヤモンド社の不当な抗議に迎合した不当な処分だ」「朝日に失望したので退社する」と居直っています。
 「建前では安倍の部下ではない峯村」がこんなことをやっていたら「処分は当然」であり不当と言える場合は「ダイヤモンド社の主張は嘘、私はそんなことやってない」だけでしょうが何と朝日新聞社による不公正な処分についての見解|峯村健司|noteで「その事実を認めた」上で「安倍氏の『友人としての行為』だ、安倍氏の抗議には道理もあった。何が悪い」と居直っています。まとも人間ならいくら安倍と親しいとは言えども「記事に本当に問題があると思うのなら安倍さん、あなた本人が抗議してください。あなたとは利害関係、上下関係のない建前の私がやったらジャーナリズムの観点で問題がある。本当に問題があるなら第三者の私を通す必要はどこにもないでしょう」と断るでしょうにねえ。
 特に吹き出したのは

朝日新聞社による不公正な処分についての見解|峯村健司|note
【転職先への妨害行為】
 ゼネラルマネージャー補佐は、本件処分がくだされる前にもかかわらず、私の複数の転職先に処分を事前に通告していたこと*3が判明しています。転職妨害の強い意図を感じ、恐怖にすら思っています。

という部分ですね。
 「処分」が正式発表される前であっても「近々に処分する予定」であれば、峯村の「転職先」に「このような処分を予定している」と告知することは別におかしな事でもないのではないか。それで「転職先」が峯村を否定的に評価して採用を取り消しても「峯村の自業自得」でしょう。「朝日の妨害行為」と怒る方がおかしい。本当に峯村が「朝日の不当処分」と思うのなら、そのように転職先に説明し、それで受け入れてもらえなれば「その程度の会社だったのか」と朝日同様批判して終わる話です。
 むしろ峯村がそうした事実を隠して「転職しようとしていた」のならそれこそ「不誠実」のそしりは免れないでしょうし、まともな会社なら「転職前に峯村がそうした事実を伝えなかったこと」を不誠実だとして峯村を解雇することもあり得るのではないか。
 いずれにせよ峯村が無茶苦茶な朝日やダイヤモンド社への非難をすれば1)朝日やダイヤモンドが彼を営業妨害や名誉毀損を理由に民事、刑事で告訴、2)まともなメディアを峯村を敬遠し、チャンネル桜や産経、ウィルなど安倍万歳ウヨメディアでしかお呼びがかからなくなることにもなりかねません。ただし、1)はともかく峯村はもはや2)でもいいのかもしれませんが。
 しかし中国専門記者が「異常な反中国右翼・安倍」とここまで「不適切な関係」とはその中国記事が「異常な反中国」と疑われても文句は言えません。
【追記その1】
 コメント欄で指摘がありますが峯村については以前、今日の中国ニュース(2020年5月1日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判していましたがさすがにこんなことをするバカだとは思ってもみませんでした。
 それにしてもこんなことを引き受ける峯村にも呆れますが、やらせる安倍にも呆れます。まだ「安倍本人や部下(顧問弁護士や私設秘書など)」がやった方が筋が通っている。安倍に限らず「あらゆる政治勢力から中立であるべき立場の峯村」「安倍と上下関係にない峯村」「安倍から知らされなければそもそもダイヤモンド社の安倍インタビューを知る立場にない峯村」がこんなことをやるのは峯村がどんなに居直ろうとも何ら正当性はないでしょう。
 それにしても「自分や部下がやったらまずい(表に出たら言論抑圧と批判されるかもしれない)」と安倍が仮に思ったとしても「峯村にやらせよう」という考えが理解できません。「もっとまずい」でしょうに。
 それにしても峯村ツイートに

峯村健司がリツイート
◆上念司*4
 note読みました。これは本当に酷い。権威主義国家の秘密警察のような取り調べ、結論ありきの一方的な処分です。

峯村健司がリツイート
高橋洋一*5
 (ボーガス注:停職処分は)退職祝いの「勲章」みたいですね!

なんてのがあって吹き出しました。そりゃまともな人間はこの件で峯村なんか支持しないでしょうが「よりによって自分の支持者として上念や高橋を持ち出すのかよ(呆)」ですね。「安倍信者のトンデモ極右」上念や「コロナはさざ波」高橋がまともな人間扱いされてると本気で思ってるのか?。コメント欄で指摘があるようにもはや峯村も「ウヨ相手に朝日叩きで食っていく」のかもしれない。
 上念、高橋以外では「実名でツイートしてる峯村応援者」で「峯村がリツイートして自己正当化に使ってる人物」には

峯村健司がリツイート
◆玉井克哉
 労働事件として見ると、退職を申し出た従業員に対して退職日の直前に無理な理由*6で重い処分を下す、(会社内規によっては)それを前提に退職金を減額*7するって、典型的な違法行為なんですよ。理由が無理筋だとアウトなので、極めて慎重な判断が要る*8
 そんな怖いことようやるわ、というのが第一感*9

ということで玉井克哉 - Wikipediaなんて人物がいますね(俺がぱっと見たところ、上念、高橋、玉井以外は全て非実名ですが)。どんな人間かよくわかりませんが「玉井の名前」でググったら

自民党が『ラブひな』赤松健氏擁立の動きに、野党とメディアは“見誤る”? – SAKISIRU(サキシル)
 知的財産を専門とする東京大学の玉井克哉教授は、赤松氏擁立の報道を受けてツイッターで「『客寄せパンダ』と揶揄する向きもあるようだが、まったく的外れだ。漫画家さんからの人望も厚い」と指摘していた。
 また、玉井教授は同じツイートの前半で、このような独自の見方を示す。

 赤松さんを自民党が擁立か。野党は「やられた」という感じ*10ではないか。というか、そう感じないようでは、野党の未来はない。 表現の自由のため果敢に闘ってきた人*11を、与党が擁立する世の中になったか。

なんて記事がヒットしたので「自民党シンパ」なのでしょうが、自民シンパでもまともな人間はこんなことで安倍や峯村を擁護なんかしない。「玉井の赤松擁護(赤松さんは客寄せパンダじゃない!)」にも「赤松はただの客寄せパンダだろ?」と賛同できませんがそれはまあ「価値観の違い」としてもいい。今回の件は明らかに峯村に非があります。
【追記その2】
 コメント欄で「朝日OBには自民党政治家もおりウヨが非難するほど朝日は反自民ではない」と書きましたが最近だと松島みどり - Wikipedia(第二次安倍内閣で法相)がそうですね。現時点では松島はコメント欄で紹介した

石井光次郎(元・朝日新聞専務。吉田内閣運輸相、自由党幹事長(緒方総裁時代)、岸内閣行政管理庁長官、池田内閣通産相、佐藤内閣法相、衆院議長など歴任。石井好子*12の父親)
緒方竹虎(元・朝日新聞専務。吉田内閣官房長官、副総理、自由党総裁など歴任)
河野一郎鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、池田内閣建設相、佐藤内閣副総理など歴任)
◆橋本登美三郎(元・朝日新聞外信部長。佐藤内閣官房長官、建設相、運輸相、自民党幹事長(田中総裁時代)など歴任。後にロッキード事件で有罪判決)

ほどの大物ではないですが。
 なお政治家と記者の癒着と言えば

石井光次郎 - Wikipedia
 岸首相の退陣後には、笠信太郎*13(当時、朝日新聞論説主幹)が、石井をその後継首相に据えようと、宮沢喜一*14を介して池田勇人*15に働きかけている。

なんて話が朝日の過去にはあるようですが、ただし1)笠は石井とは元同僚、2)「笠と、宮沢や池田」との力関係上そんなことは勿論できるわけもないが、笠は働きかけただけで峯村のように恫喝はしていないので、峯村の方がより悪質でしょう。

【追記その3】
 不祥事で朝日を首になったものの後に「成功した人間」として朝霞自衛官殺害事件 - Wikipediaの犯人からスクープ記事を得ようとしたこと(注:別にシンパではない)が「不適切な対応」として解雇されたものの、後に

川本三郎 - Wikipedia
【受賞歴】
◆1991年
 『大正幻影』(1990年、新潮社→1997年、ちくま文庫→2008年、岩波現代文庫)によりサントリー学芸賞
◆1997年
 『荷風と東京:『断腸亭日乗』私註』(1996年、都市出版→2009年、岩波現代文庫)により読売文学賞(評論・伝記賞)
◆2003年
 『林芙美子の昭和』(2003年、新書館)により毎日出版文化賞桑原武夫学芸賞
◆2012年
 『白秋望景』(2012年、新書館)により伊藤整文学賞(評論部門)
【著書】
◆『ハリウッドの神話学』(1987年、中公文庫)
◆『アカデミー賞』(1990年、中公新書→2004年、中公文庫)
◆『銀幕の東京:映画でよみがえる昭和』(1999年、中公新書)
◆『日本映画を歩く:ロケ地を訪ねて』(2006年、中公文庫)
◆『今ひとたびの戦後日本映画』(2007年、岩波現代文庫)
◆『向田邦子と昭和の東京』(2008年、新潮新書)
◆『銀幕の銀座:懐かしの風景とスターたち』(2011年、中公新書)
◆『成瀬巳喜男 映画の面影』(2014年、新潮選書)
◆『「男はつらいよ」を旅する』(2017年、新潮選書)
など

という川本三郎がいますね。とはいえ、峯村にはそんな上がり目はなさそうですが。
 ふと思ったんですが、話が脱線しますが、最近の「関川夏央」の

◆『戦中派天才老人・山田風太郎』(1998年、ちくま文庫)
◆『本よみの虫干し:日本の近代文学再読』(2001年、岩波新書)
◆『白樺*16たちの大正』(2005年、文春文庫)
◆『女流:林芙美子有吉佐和子』(2009年、集英社文庫)
◆『おじさんはなぜ時代小説が好きか』(2010年、集英社文庫)
◆『「一九〇五年」の彼ら:「現代」の発端を生きた十二人*17の文学者』(2012年、NHK出版新書)
◆『子規、最後の八年』(2015年、講談社文庫)

といった仕事(文芸評論)は完全に「川本三郎の二番煎じ」の気がしますね(関川の昔の北朝鮮商売については例えば巣食う会とか家族会系の連中とかかわった北朝鮮関係の言論人は、その後ろくな状況でないと思う(関川夏央や高世仁、恵谷治、李英和ほか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。


敵基地攻撃「中枢にも」 自民・安倍元首相:時事ドットコム
 4/4日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」で山田惠資氏が

 安倍さんの言う「中枢」とは何か。「敵基地」以外と言うことは軍事施設ではないのか?
 中枢というと「政府や首都の中枢」、つまり米国で言えばホワイトハウス(大統領官邸)やペンタゴン国防総省:実際に同時多発テロで攻撃されましたが)*18などを、日本で言えば永田町(首相官邸や国会)や霞ヶ関などを攻撃する、「相手国の国家元首や政府高官の殺害」も場合によっては辞さないという意味か?
 それはもはや専守防衛とは言えず、明らかに違憲です。いずれにせよ「中枢」が何か、具体的に言えないならそんな発言はすべきではない。曖昧な言葉でごまかして済む話ではない。大体、岸田首相など現政権を無視して好き勝手言っていい話ではない。元首相がすべき発言ではない。私はこういう発言には反対です。

という趣旨のことを言っていましたが、全く同感です。
 ネット上でも「首都キエフを攻撃したプーチンとどこが違うのか」「北朝鮮の過去の放言『ソウルを火の海にする』と何が違うのか」つう批判があります。

*1:著書『十三億分の一の男:中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』(2015年、小学館→加筆改題し『宿命:習近平闘争秘史』(2018年、文春文庫))、『潜入中国:厳戒現場に迫った特派員の2000日』(2019年、朝日新書

*2:処分が妥当かどうか(重すぎる、あるいは逆に軽すぎる)はひとまず置きます。処分それ自体はされて当然です。処分しなければダイヤモンド社からの朝日批判は避けられませんので

*3:というか朝日の編集委員が会社を辞めて転職となれば「朝日をやめるとは何か不祥事でもあったのか?」と大抵の人間は疑念を感じます。その疑念を朝日に問い合わせた結果「正式発表前だが処分予定」と回答しただけではないのか。

*4:『悪中論:中国がいなくても、世界経済はまわる』(2013年、宝島社)、『習近平が隠す本当は世界3位の中国経済』(2017年、講談社+α新書)、『大手メディアがなぜか触れない日本共産党と野党の大問題』(筆坂秀世との共著、2019年、清談社Publico)、『日本分断計画:中国共産党の仕掛ける保守分裂と選挙介入』(2021年、ビジネス社)などトンデモ右翼著書多数。

*5:嘉悦大学教授。『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』(2013年、講談社)、『儲かる五輪:訪れる巨大なビジネスチャンス』(2016年、角川新書)、『朝鮮半島終焉の舞台裏』(2017年、扶桑社新書)、『「官僚とマスコミ」は噓ばかり』(2018年、PHP新書)、『韓国、ウソの代償:沈みゆく隣人と日本の選択』(2019年、扶桑社新書)、『「NHKと新聞」は噓ばかり』(2020年、PHP新書)、『給料低いのぜーんぶ日銀のせい』(2021年、ワニブックスPLUS新書)などトンデモ著書多数。

*6:どこが「無理な理由」なんでしょうか?。そもそも峯村の退社は明らかに「懲戒処分逃れ」なので朝日も急いで処分せざるを得なかったという話でしょうに。

*7:そもそも俺の会社もそうですが自己都合退職すると理由が何であれ退職金は減額されます。定年まで勤めると退職金は高くなる。まあ峯村の場合、懲戒処分も減額理由の一つかもしれませんが、懲戒処分もそれによる退職金減額も『重すぎるかどうかはともかく』、それ自体が不当であるかのような玉井の主張の方がおかしい。仮に裁判を峯村が起こしたとしても「処分が重すぎる」ならともかく「処分自体が不当」なんて判決は出ないと思います。

*8:朝日だってさすがに大企業なので、法務部もあれば顧問弁護士もいるでしょう。そうした人間の判断でこうしたでしょうによくここまで言います(呆)。

*9:玉井の専門は知的財産法で「労働法ではない」上に、峯村の主張のみを信用しこんなことを書くとは玉井の方が「そんな怖いことようやるわ」ですね。下手したら玉井が朝日やダイヤモンドから刑事や民事(業務妨害名誉毀損)で訴えられかねないのに。

*10:手塚治虫」「藤子不二雄」レベルの国民的人気漫画家ならまだしも、赤松程度では全然「やられた」ではないでしょう。

*11:もちろん赤松のこと。赤松が戦ってきた(勿論赤松の主観であって客観的に闘いと言えるか疑問ですが)のは「エロ漫画の表現の自由」にすぎず、「表現の自由一般」どころか「漫画の表現の自由(例えばウヨが反日漫画として敵視する『はだしのゲン』擁護など)」ですらありませんが。

*12:1922~2010年。シャンソン歌手。日本シャンソン協会初代会長。1963年に著書『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書『女ひとりの巴里ぐらし』(2011年、河出文庫)、『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』、『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(2011年、河出文庫)、『いつも異国の空の下』(2012年、河出文庫)、『バタをひとさじ、玉子を3コ』(2014年、河出文庫)、『私の小さなたからもの』(2015年、河出文庫)、『人生はこよなく美しく』(2016年、河出文庫)、『パリ仕込みお料理ノート(新装版)』(2016年、文春文庫)、『いつも夢をみていた:よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし』(2020年、河出文庫)など

*13:1900~1967年。著書『改訂新版・ものの見方について』(2018年、角川ソフィア文庫)など

*14:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*15:大蔵次官から政界入り。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*16:白樺派のこと

*17:NHK出版ホームページによれば12人とは森鴎外、津田梅子(津田塾創設者)、幸田露伴夏目漱石島崎藤村国木田独歩高村光太郎与謝野晶子永井荷風野上弥生子平塚らいてう日本婦人団体連合会初代会長、国際民主婦人連盟副会長、世界平和アピール七人委員会委員)、石川啄木

*18:まあ例はクレムリン旧ソ連やロシア)でもエリゼ宮(フランス)でもダウニング街(英国)でも青瓦台(韓国)でも中南海(中国)でも何でもいいのですが、こういうときに多くの人間が思いつくのはやはり米国や日本なんでしょう。