kojitaken氏に突っ込む(2022年4月17日分)(追記あり)

仏大統領選で極右のルペンを応援する元・現の「左翼」(あるいは「右」も「左」もない単なる権威主義者)が目立ってきた - kojitakenの日記

 田中*1ドストエフスキーもまともに読んだことがなさそうだな。

世に倦む日日
 TBS報道特集。日本文学翻訳家で反プーチンのロシア人を登場させ、「プーチンのロシアは本当のロシアではない。ドストエフスキートルストイの文学が本当のロシアだ」と言わせていた。が、辺見庸*2によると、プーチンドストエフスキーの思想はよく似ていて、大ロシア主義で共通しているのだそうだ*3

 せめてドストエフスキーくらいは読んでおけ*4辺見庸は『カラマーゾフの兄弟』ばかり読んでる*5みたいだぞ。

 いやいや日露戦争に反対したハト派トルストイ」はともかく、

フョードル・ドストエフスキー - Wikipedia
 ドストエフスキーは、オスマントルコ帝国との戦争(露土戦争)について、ロシアを中心とするスラブ人の統一と正教徒の統合を説き、この戦争より神聖かつ清浄な功業はないと訴えていた。
 1876年7-8月には、ロシアがクリミアを獲得しなければユダヤ人が殺到してしまうとドストエフスキーは危惧した。
 1877年4月には、ヨーロッパで2世紀もロシアを憎んでいる「何千何万のヨーロッパのユダヤと、その連中と一緒にユダヤ化している何百万のキリスト教徒」はロシアの宿敵であるとした。
 1877年にはオスマントルコ帝国のコンスタンティノープルを征服してキリスト教の教会を解放するために十字軍を派遣すべきであるとし、露土戦争の開戦直前の3月にはコンスタンティノープルはロシアのものになるべきだと主張した。
 1877年9月、露土戦争についてドストエフスキーは、ロシアがスラブ的理念を放棄して、東方キリスト教徒の運命の課題を解決せずに投げ出すことは、ロシアを粉々に解体して絶滅させることだと論じた。もしロシアがこの戦争を始めなかったならば、自分で自分を軽蔑するようになったことだろうとして戦争を支持した。
 1880年8月にドストエフスキーはスラヴ主義や西欧主義は間違っていると批判し、「偉大なるアーリア人種に属するすべての民族を全人類的に再結合する」ことはロシア人の使命であり、「すべての民族をキリストの福音による掟に従って完全に兄弟として和合させ、偉大なる全体的調和をもたらす」と主張した。

を信じる限りドストエフスキーは「大ロシア主義」ではないんですかね?
 いずれにせよ「ドストエフスキーは大ロシア主義ではない」というまともな根拠を出さない(出せない)辺りがid:kojitaken氏らしい愚劣さです。
 そもそも田中氏について「プーチンやルペンに甘い*6」と批判していた内容が途中から、「田中はドストエフスキーもまともに読んでないようだ」と関係ない話を始めるのがkojitaken氏らしいバカさです。kojitaken氏らしい「気に食わない人間はとにかく何でもかんでも悪口する(ドストエフスキーについてkojitaken氏自身が、おそらくろくに知識もないのに)」という「愚劣な人間性」が今日も遺憾なく発揮されてるわけです。
 なお、以上の文章はkojitaken氏記事に投稿しましたが、掲載拒否でしょうね。いつもながら呆れたクズです。せめてもの救いは「やたら大言壮語ばかりする」彼に社会的影響力が皆無なことでしょう。
 ちなみに、「つまらない人間」である俺個人はドストエフスキーは全く読んでないし、トルストイも長編『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』は読んでないことを公平のために書いておきます。従って「カラマーゾフの兄弟は大ロシア主義」という評価が正しいかどうかはわかりません。ここではあくまでも「説得力皆無の文章を書いて恥じないkojitaken氏のバカさ」を批判しているに過ぎません。
 ただし、トルストイ短編『イワンのばか』、『人にはどれほどの土地がいるか』『人はなんで生きるか』は読んだことがあります。
【追記】
そりゃドストエフスキーは「大ロシア主義者」に決まってますよ。それが何か? - kojitakenの日記
 応答しないだろうなと思っていたので意外です。

 なんかものすごく頭の悪い人間*7が「ウィキペディアドストエフスキー」を信じる限り彼は大ロシア主義ではないんですかね。」などとコメントを書いてきたが(もちろん未承認*8)、ドストエフスキーは大ロシア主義者に決まってますよ。政治的には(辺見庸も書く通り)ものすごい保守反動の俗物でした。それが何か?

 いつもながらkojitaken氏の酷さに吹き出しました。応答するのに「コメント掲載しない」つうのは何なんですかね?
 それにしても「それが何か」て(呆)。
 仏大統領選で極右のルペンを応援する元・現の「左翼」(あるいは「右」も「左」もない単なる権威主義者)が目立ってきた - kojitakenの日記の文章はどう読んでも「ドストエフスキーは大ロシア主義者ではない、田中や辺見は間違ってる」としか読めない文章だと思うのですがね?

 いうまでもなく、ドストエフスキーの小説は彼自身の俗物的な政治思想をはるかに超えていて、特に彼の五大長篇*9には読む価値があるってことです。現に辺見庸は『カラマーゾフの兄弟』ばかり読んでいるといいます。

 「はあ?」ですね。そもそも俺は「ドストエフスキーは大ロシア主義者だから読む価値がない」なんて一言も書いてませんが。バカですか、あなた?

 そもそも共産趣味者ならマルクスが保守人士だったバルザックに傾倒してしばしば著書に引用していることくらいよく知ってるはずなんだけどね。

 済みません、小生は「日本共産党支持者」であっても「支持理由(基地問題など米国の無法への厳しい批判、南京事件否定論など歴史修正主義への厳しい批判、政党助成金を受け取ってないなど)がマルクスとは関係ないこと」もあってマルクスにはそれほど興味も知識もないので「マルクスバルザック愛好」については存じません。いずれにせよ、そんなことと

仏大統領選で極右のルペンを応援する元・現の「左翼」(あるいは「右」も「左」もない単なる権威主義者)が目立ってきた - kojitakenの日記の文章はどう読んでも「ドストエフスキーは大ロシア主義者ではない、田中や辺見は間違ってる」としか読めない文章

であることと何の関係があるのか。

 とにかく、Wikipediaを見るしか能がない*10お馬鹿さん*11はもう弊ブログにコメントするのを止めてもらえませんか。今はまだお情けでコメント禁止処分にはしてませんけど。

 「お情け」とか何様のつもりなんでしょうか、この男。そもそも「コメントを絶対に掲載しない」のなら事実上「コメント禁止」と同じでしょうに。

 よくここまで自らの頭の悪さを露呈できるよなw

 むしろこちらの方こそ「よくここまで自らの性格の悪さを露呈できるよなw」と思いますね。彼ってリアル社会でもこんな性格の悪さなんでしょうか?。それともネット限定か。どっちでもくだらないですが。

*1:著書『ポケット解説 丸山真男の思想がわかる本』(2007年、秀和システム)、『SEALDsの真実』(2016年、鹿砦社)、『しばき隊の真実』(2017年、鹿砦社

*2:1991年、『自動起床装置』(後に文春文庫)で芥川賞を、1994年、『もの食う人びと』(後に角川文庫)で、講談社ノンフィクション賞を受賞。著書『ハノイ挽歌』(1995年、文春文庫)、『赤い橋の下のぬるい水』(1996年、文春文庫)、『不安の世紀から』、『ゆで卵』(以上、1998年、角川文庫)、『眼の探索』(2001年、角川文庫)、『単独発言:私はブッシュの敵である』(2003年、角川文庫)、『独航記』(2004年、角川文庫)、『いま、抗暴のときに』、『抵抗論』(以上、2005年、講談社文庫)、『いまここに在ることの恥』、『しのびよる破局』(以上、2010年、角川文庫)、『瓦礫の中から言葉を』(2012年、NHK出版新書)、『水の透視画法』(2013年、集英社文庫)、『完全版 1★9★3★7』(2016年、角川文庫)、『霧の犬』(2021年、岩波現代文庫)など(辺見庸 - Wikipedia参照)

*3:追記:まさかとは思いますが「だそうだ」という記述だけで「読んでない」と決めつけたんですかね?

*4:勿論「ドストエフスキーを論じない限り」読む必要などどこにもないですね。今時「ドストエフスキーを読むのは最低限の教養」なんて「古めかしい権威主義」でしかない。そんなことで田中氏も非難されるいわれはない。

*5:カラマーゾフ』とてドストエフスキーの代表作である以上、そこに「大ロシア主義」が肯定的に描かれていれば「ドストエフスキーは大ロシア主義」と辺見氏が見なすのは当然でしょう(『カラマーゾフ』の大ロシア主義美化がその後の作品で撤回されたのならともかく)。多分1)「カラマーゾフ」をろくに読んだことがないkojitaken氏は『カラマーゾフ=大ロシア主義に肯定的』という辺見評価を否定できないが、2)それでも、辺見氏や田中氏のドストエフスキー非難を否定したくてこんな訳のわからないことを言っているのでしょう。いつもながら呆れたバカです。

*6:そうした田中評価が正しいかどうかは知りませんし興味もありませんが。

*7:と「ものすごく性格の悪い人間=kojitaken」が偉そうにほざくのにはいつもながら呆れます。こんな「性格の悪さ」で日常生活ができてるんだろうかと他人事ながら心配になります。いずれにせよこんなことを言う御仁は「よほど自分は頭がいいと思っている」のでしょう。ある意味「うらやましい性格」だとは思います。

*8:何が勿論だかさっぱりわかりません。

*9:罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』のこと

*10:ウィキペディアには勿論怪しい記述もあるのですが、素人が手っ取り早く情報を得るには便利なので俺は割と活用しています。それが悪いとも別に思っていない。これが「学術論文」とかなら話も別ですが、「趣味のブログ」ですしね。

*11:こういうゲスな悪口をして恥じない辺り「腹も立ちます」がそれ以前に「哀れな人間だなあ」と軽蔑し笑います。