プーチンの世界:冷戦時代の思考にとらわれ 大国意識で米国と覇権争いやめられず | 毎日新聞
プーチンは米国と「覇権争い」をする気はないでしょう。ソ連時代と違いそんな国力はない。
ウクライナ侵攻にせよ、シリア内戦介入にせよ、それは「ロシアの国益増進*1のためには米国とも対決する」でしかないでしょう。
◆浅井基文ブログバイデン政権の「ルールに基づく国際秩序(RBIO)」
米国が「RBIO」といったところで、それが適用され非難されるのは「ウクライナ侵攻のロシア」「北朝鮮やイラン」など「バイデン政権が敵視する国のみ」で「反体制派暗殺のサウジ」「軍事独裁のエジプト」「(NPT非加盟で核開発という意味で北朝鮮やイランと何ら変わらない)インドやパキスタン」など「親米国は対象外」で「二重基準でデタラメ」という浅井先生の米国批判、バイデン批判には全く同感です。「ロシア批判しかしないアホのid:kojitaken」とは「大きな違い」と言えます。
問題は浅井先生がそうした正当な米国非難にとどまらず「ロシアのウクライナ侵攻擁護」としか理解できない言動をするところですが。
<独自>プーチン氏の国葬出席、政府認めず 事実上の入国禁止対象 - 産経ニュース
そもそも出席を認めないのなら
外交関係のあるロシアにも通知は出す
必要は全くないでしょう。
なお「それだけの覚悟が岸田政権にある」のならあえて「プーチン訪日を認め、バイデン、プーチン、ゼレンスキーなど、ウクライナ戦争の関係各国による会談設定(弔問外交の一種)」というのも「一つの考え」としては「あり」だと思います(勿論プーチン他、関係者がそうした会談計画に応じるかどうかは分かりませんが)。
なお、北朝鮮には送らなかったそうですが、「何だかなあ」ですね。送っても来るか分かりませんが、日朝外交にはまるで進展がないので「弔問外交」云々というなら送るべきではないか。
プーチン氏、安倍氏国葬出席せず 報道官が表明―ロシア:時事ドットコム
【1】上で紹介した産経記事以外でも、「希望しても入国させない意向」と報道されてる(例:プーチン氏が希望しても…安倍氏国葬への出席拒否へ : 読売新聞オンライン、プーチン氏の来日認めず 安倍元首相の国葬で政府方針 | 毎日新聞、安倍元首相の国葬、プーチン氏の出席認めず 政府: 日本経済新聞)、【2】そして岸田政権はそうした報道に抗議してないのだから当然こうなるでしょう。
その一方でプーチン氏参列拒否、言及避ける 安倍氏国葬めぐり―官房副長官:時事ドットコムというのは本当に意味不明です。出席して欲しいのか、してほしくないのか?
“親プーチン政権” ハンガリー オルバン首相再選 その背景は | NHK | WEB特集 | NHKスペシャル
「親ロシア」だから支持されてるわけではなく、「親ロシア」であることが問題視されてないのでしょう。そういう意味では別に「衝撃」ではないと思います。
【速報中】「ウクライナは地図から消滅する」ロシア前大統領が投稿 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
前大統領と書くより「与党・統一ロシア党首」「安全保障会議*2副議長(議長はプーチン大統領)」と「現在の役職(ドミートリー・メドヴェージェフ - Wikipedia参照)」を書くべきだ、そうでないと無役と誤解されかねないと思いますがそれはさておき。
随分と乱暴なことを言うモノだと呆れます。国内的には受けるのかもしれませんが、国外的には批判が強まるだけでしょうに。