今日もkojitakenに悪口する(2022年7/24日分)(副題:kojitakenの西村・立民幹事長擁護に呆れる)(追記あり)

西村ちなみ*1
 立憲民主党として旧統一教会被害対策本部を立ち上げます。調査検証を行い政策立案につなげます。長年この問題に取り組んできた有田芳生・元参院議員から25日にヒアリングを行います。私が本部長に就きます。

上川あや *2世田谷区議会議員
 共産が「旧統一協会問題追及チーム」を立ち上げ「重視しなければいけないのは政界に対する工作が大規模に行われてきたという問題」としたのに対し、立憲が立ちあげたのは「(ボーガス注:霊感商法や高額寄付と言った)被害対策本部」。追及の矛先が違う。関係議員がいて、探られたくない腹があるということですよね…?。こういう、同党がたびたび見せる煮え切らなさも支持率を落とす要因だと思う。またですか…と思う。信頼できない

 「上川氏はなかなか鋭いな」ですね。id:kojitakenも「岡田*3路線への回帰(立民・泉健太が延命を図るのであれば、岡田克也路線への回帰しかない/共産党に民主集中制の縛りがあるなら「野党共闘」には小選挙区制の縛りがある。小選挙区制で勝つためには「大きな塊」を作るしかなく、保守派の泉は岡田路線への回帰ができるのであれば本来有利な立ち位置にいるはずだ - kojitakenの日記参照)」よりもまずは「立民党内部の統一教会シンパ議員処分」でも泉に求めたらどうか。
 前者は回帰しなくても「政治的価値観の違い」で言い訳できますが、後者は政治倫理の問題ですからね。
 しかし泉*4立憲の4議員、旧統一教会に祝電や会合参加 泉氏「関連の認識なく」 [立憲]:朝日新聞デジタルとして党内の「統一教会シンパ議員」を放置する気のようです。心底呆れます。「衆院選敗戦を理由に枝野*5に代表辞任を要求して後釜に座った」くせに「参院選の敗戦責任を取らない」だけでも許しがたいのに、どこまでバカなのか。こういうのを読むと「立民は支持できない」と改めて思います。
 さてkojitakenは野党は統一教会の実態把握と被害者救済を課題の中心としながらも、自民党と統一教会との関係も陰謀論への傾斜を排しつつ(=事実に基づいた材料だけで)地道に追及していくしかない - kojitakenの日記

◆野党は統一教会の実態把握と被害者救済を課題の中心

としているのは上川氏のような「立民批判、共産評価」への反論のつもりなのでしょう。
 全くもって反共分子にして「西村智奈美支持者」らしい「党派まみれの物言い」で吹き出しました。
 立民の統一教会関連議員は松木謙公、小宮山泰子、篠原孝、下条みつ、中川正春の5人【訂正あり】という記事との整合性は一体どうなってるのか。
 ここに名前が出てる中川正春(旧民社党出身)は「野田内閣文科相文科相は勿論統一教会などの宗教団体の所管大臣)」で現在も「立民党憲法調査会長」の要職にあるのに「中川についてきちんと立民は調査しろ」位のことも、id:kojitakenは書けないのか?
 「中川と統一教会の関係」について云々することも今やid:kojitakenにとっては「悪しき陰謀論」なのか。
 なおkojitakenの西村贔屓は

室橋祐貴もひどいが、一部「フェミニスト」たちの「本多平直の配偶者」批判も醜悪きわまりない - kojitakenの日記*62021.11.22
 西村氏に対して一部「フェミ」勢から批判があり、彼らはその主な根拠として「本多平直の配偶者」であること*7を挙げているらしい。

西村智奈美が「所得の高い人から保険料をもう少し負担してもらって、再分配を行っていきたい」と述べた - kojitakenの日記2021.11.23
 西村氏は本多氏とは別人格ですので、本多氏の問題は4人の候補者の中で西村氏を推す際の判断材料には加えていません。

立憲民主党代表選に泉健太が当選 - kojitakenの日記2021.11.30
 しかし私の一押しだった西村智奈美は最下位に終わった。まあ2年連続最下位から日本一になったスワローズの例もあるから、腐る*8ことはない。

という物言いでよく分かります。党員資格を停止され、議員辞職に追い込まれた「本多の暴言」は「別人格」ですむ問題じゃないでしょうにねえ(例えば、赤旗「言語道断の発言」/小池書記局長が本多氏批判(2021.6.9)参照)。しかも西村は「本多擁護」の嘆願書を党に提出してるわけですから(例えば立民・本多平直議員の党員資格停止見通しに妻・西村智奈美議員が嘆願書 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト(2021.7.13)参照)。kojitakenは「嘆願書提出」を正当な行為と評価するのか?
 それはともかく、そもそも「政界工作追及」と「被害追及」は矛盾するモノではない。
 共産の「政界工作追及主張」を「政界工作追及に前のめりになると、前原*9民主党代表を引責辞任したガセネタメールの二の舞になりかねない(野党は統一教会の実態把握と被害者救済を課題の中心としながらも、自民党と統一教会との関係も陰謀論への傾斜を排しつつ(=事実に基づいた材料だけで)地道に追及していくしかない - kojitakenの日記でのkojitakenの主張)」つうのも酷い物言いです。
 一体、共産の追及のどこに「そんなリスクを疑わせる物言い」があるのか(そもそも「個別の議員」について「統一協会との関係がないのにあると誤解されてる」ということはあり得ても「統一教会と政界と全く無関係」なんてことはあり得ない点でいわゆるガセネタメール問題とは話が違います)。そもそも共産も「政界工作追及」と「被害追及」を同時並行でやっていくと言っている。
 そもそもその理屈なら「安倍が完全な当事者である桜疑惑(桜を見る会は首相・安倍が主催者)」はともかく「モリカケ疑惑」は「土地の安値売却が適切かどうか(森友)、加計の大学認可が適切かどうかが問題であって首相の関与疑惑は二の次」にならないか。
 「ジャパンライフ会長が桜を見る会に招かれたとき」に「ジャパンライフと政界(首相・安倍晋三など)の関係より、ジャパンライフ被害の実態把握の方が大事」なんて言っていた人間(kojitakenや西村ら立民幹部を含む)がいるのか。
 そもそも「政界工作」と「被害」は「政界工作があるから被害が野放しになった」という関係にあり、切り離すことはできないでしょうに。
 例えば政界工作としては徹底追及 統一協会/文化庁「事前に説明」/旧統一協会の名称変更 下村文科相(当時)下の認証などが指摘する「名称変更の件」は「当時の文科相である下村」が徹底的に追及されるべきでしょう。どうもkojitakenはそういう価値観では何故かないようですが。

【追記その1】
 立民の統一教会関連議員は松木謙公、小宮山泰子、篠原孝、下条みつ、中川正春の5人【訂正あり】で名前が出てきた「疑惑の議員」中川は「旧民社出身」で「野田内閣文科相」ですが「他の文科相ももしかしたら旧民社(統一教会とはズブズブの関係)が多いんじゃね?」と思いついて文部科学大臣 - Wikipediaを見てみます。

川端達夫*10(旧民社出身)
 鳩山、菅内閣文科相
高木義明*11(旧民社出身)
 菅内閣文科相

つうことで、中川(野田内閣文科相)以外も「文科相は旧民社ばかりやないかい!」(田中真紀子*12(野田内閣文科相)のような旧民社でない文科相もいますが)。
 これは果たして単なる偶然なのか。「具体的根拠は勿論ない」ので、陰謀論になってしまいますが、「文科相ポストは『統一教会とズブズブの旧民社』をつけました。統一教会の宗教法人格取り消しなんかしないから安心して下さい」つう、民主党政権による統一教会への政治的メッセージではないのか?。「統一教会疑惑の本丸は自民(徹底追及 統一協会/文化庁「事前に説明」/旧統一協会の名称変更 下村文科相(当時)下の認証が批判する下村元文科相など)」とはいえ、「立民、国民民主」の連中(旧民社系)についても「追及がされるべき」でしょう。
 勿論「旧民社が文科相」では、民主党政権下で「リベラルな教育施策」なんかされるわけがない。
 例えば「教員免許更新制廃止」なんかされなかったわけです。
 そして「勿論、これらの大臣は日教組出身ではなく」、民主党政権下における「日教組の政治力の弱さ」がよくわかります。
【追記その2】

石垣のりこ*13
 世界日報より抗議文が届きました。
 世界日報を「統一教会の機関紙」とする私の発言の撤回を求める内容です。
 結論から申し上げますと、このような脅しに屈し、私が発言を撤回することは決してありません。
 なお後述するとおり、世界日報統一教会の機関紙と扱う学術書や辞書類は複数存在します。
 まずは、堀幸雄*14『最新右翼辞典』(2006年、柏書房)から。
 統一教会については、P326から始まる「世界基督教統一神霊協会統一協会)」の項目で約5ページにわたって詳述されています。画像をご覧いただくとおわかりのように、この中で、世界日報は明確に統一教会の機関紙と明記されています。
 櫻井義秀*15・中西尋子*16統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』(2010年、北海道大学出版会)から。
 600ページ以上にわたる浩瀚なこの学術書には、世界日報統一教会の関連について興味深い記述が多数登場します
 次に、世界日報から届いた抗議文の内容そのものの問題点を指摘しておきますね
 これまで挙証したように世界日報統一教会の機関紙であることは明らかです。しかしこの抗議文で世界日報は「そうではない!」と言い張ります。
 そこがまずこの抗議文の問題点。その世界日報の姿勢そのものが、統一教会の隠蔽体質・偽装体質を表していますよね。
 (ボーガス注:抗議文には)「岡田克也氏や枝野幸男氏や安住淳*17も出ているぞ」との主旨のことを書いていますが、この書き振りからは「権威に依拠して相手を説得しよう」とする姿勢が伺えますね。
 舐めてもらってはこまります
 岡田克也氏、枝野幸男氏、安住淳氏は、立憲民主党が誇る先輩議員です。しかしその尊敬すべき先輩議員が「世界日報」に登場するという脇の甘さをお見せになったら、諫言申し上げるまでのこと。
 ましてや、「ああ先輩もお出になってるんだな」と、世界日報を正当化するはずありません。
 世界日報統一教会は、こうやって政治家を「広告塔」に使うんです。
 こんな抗議文に屈するわけにはいきません。
 メディア方面にもいま抗議文が多数寄せられているとのことですが、メディア各位、こんなのに屈してはだめですよ!

 世界日報側が「枝野や岡田、安住も世界日報には登場した。世界日報に登場したことで自民議員を批判する石垣議員は、枝野氏らを批判できるのか?」と主張した事への反論のようです。
 それにしても世界日報の主張が事実なら枝野らには呆れるほかないですね。「アンチ立民のネトウヨ」がいつものように「立民のブーメラン」と騒いでるようだし、とりあえずは枝野らに釈明を求めたい。

*1:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣などを経て立憲民主党幹事長、新潟県連代表

*2:著書『変えてゆく勇気:「性同一性障害」の私から』(2007年、岩波新書)など

*3:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を経て立憲民主党最高顧問

*4:希望の党国対委員長、国民民主党国対委員長、国民民主党政調会長立憲民主党政調会長を経て立憲民主党代表

*5:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表を歴任

*6:「醜悪極まりない」のは西村を擁護するid:kojitakenの方でしょう。

*7:嘆願書まで出したらそう言われても仕方がないでしょう。俺は「狭義のフェミニスト(=活動家)」ではなく「最広義のフェミニスト女性差別はしたくないと思う程度の凡人)」でしかありませんが、西村が「自らの本多擁護」について「間違いだった」と謝罪しない限り、当然の批判だと思います。

*8:その理屈なら日本共産党議席を減らしても「腐ることはない」のですが、共産党については立民・泉健太が延命を図るのであれば、岡田克也路線への回帰しかない/共産党に民主集中制の縛りがあるなら「野党共闘」には小選挙区制の縛りがある。小選挙区制で勝つためには「大きな塊」を作るしかなく、保守派の泉は岡田路線への回帰ができるのであれば本来有利な立ち位置にいるはずだ - kojitakenの日記で「志位委員長の引責辞任」を求めるご都合主義のバカがid:kojitakenです。そんなことよりとっとと「泉代表、逢坂代表代行、西村幹事長、小川政調会長ら泉執行部の引責辞任」を求めたらどうなのか。「西村贔屓」としてそんなことはできないのでしょうが。

*9:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表などを経て国民民主党代表代行(選対委員長兼務)

*10:民社協会会長(2012年)。野田内閣総務相民主党国対委員長(海江田代表時代)、衆院副議長など歴任。現在は国民民主党滋賀県連常任顧問

*11:民社協会会長(2012~2018年)。民主党選対委員長(野田代表時代)、国対委員長(海江田、岡田代表時代)など歴任

*12:村山内閣科技庁長官、小泉内閣外相など歴任

*13:参院議員。立憲民主党宮城県連副代表

*14:1929年生まれ。元毎日新聞記者。愛媛大学東北福祉大学東北文化学園大学教授を歴任。著書『公明党論』(1973年、青木書店)、『戦後の右翼勢力』(1983年、勁草書房)、『戦前の国家主義運動史』(1997年、三嶺書房)、『戦後政治史:一九四五~六〇』(2001年、南窓社)など

*15:北海道大教授。著書『「カルト」を問い直す』(2006年、中公新書ラクレ)、『霊と金:スピリチュアル・ビジネスの構造』(2009年、新潮新書)、『カルト問題と公共性』(2014年、北海道大学出版会)、『人口減少時代の宗教文化論』(2017年、北海道大学出版会)など

*16:大阪公立大学都市文化研究センター研究員

*17:民主党選対委員長(鳩山代表時代)、国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相民進党代表代行(蓮舫代表時代)、立憲民主党国対委員長(枝野代表時代)など歴任