「憲政党」などというアホな党名を提唱する松竹伸幸に悪口する(2022年9月16日記載)(追記あり)

「共産党」という名前は不可欠か・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 いつもながら「やれやれ(呆)」ですね。俺個人は「九条護憲」「歴史修正主義南京事件否定論など)批判」「消費税減税」「脱原発」などが支持理由であって「共産主義を理由」に共産党を支持してるわけではないので「名称を変えようと共産主義マルクス主義科学的社会主義)を党方針であることをやめよう」と構わないのですが、「党方針が共産主義である」以上、共産党という名前は「不可欠」でしょう。
 「共産党」と言う名前を変えるというのは「共産主義政党」であることをやめるということでありそんなに軽い話ではない。
 「公明党」が「創価学会と完全に縁切りする*1」位、重い話です。
 また「社会党社民党」「民主党民進党」「希望の党→国民民主党」「次世代の党→日本のこころ(結局、解党)」などの「過去の党名変更」が「支持拡大に必ずしもつながってない」ように「党名を変えること」が支持拡大につながるとも俺は思ってません。
 あるいはたとえが悪いですが例のカルト宗教も「世界平和統一家庭連合(家庭連合)」と名称を変えたところで世間の扱いは「霊感商法合同結婚式統一教会世界基督教統一神霊協会)」でしかないわけです。テレビなどで家庭連合と呼んでるのを見たことがほとんどない(場合によっては「旧統一教会」と旧をつけて呼んでますが)。改名しても、下手したら「旧統一教会」のように「旧共産党」なんて『変な呼び方』をされるかもしれない。
 それにしても松竹が身の程知らずに

 党首になろうとすると、この問題をどうするか問われるだろう

と大言壮語してるのには吹き出しました。
 「いずれ社長になりたい」が口癖の「総務部総務課・山口六平太*2の有馬係長*3か!」と言いたくなります。あれはギャグマンガだから笑って済みますが。
 また松竹が

 私の立場は、「共産」という言葉は、共産党がめざす社会の姿を正確に言い表していないので、適切ではないというものだ。しかし、かといって、共産主義社会の姿を表現する日本語は存在しないので、替わりの党名をすぐに提案する状況にはない。だから、共産主義とはどんなものかを全党的に討議

というのも「何だかなあ」ですね。おそらくは「左翼民主党(イタリアの場合)」など、「共産党改名」が奴の目標でしょうが、そうは言えず「改憲でなくて加憲(公明党)」のような詐欺的な物言い(マルクス主義共産主義とは別の言葉で表現する?)に過ぎないでしょう。
 そもそも「マルクス主義共産主義」が一般的な用語法で、共産党は「マルクス主義」の立場に立つのだから「共産党で何が悪いのか」と思いますけどね。
 「マルクス主義について共産主義に代わる新たな呼び方を提案する(そういうことをする必要があるかはひとまず置きます)」つうのは「研究者がやるべき事」であって「共産党がやるべき事」ではないでしょう。まあ、そういう物言いを松竹がしてるのは『本心では全くない(マルクス主義政党であることの否定が本心)』と思いますが。


「共産党」という名前は不可欠か・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 「憲政党」、どうでしょ。これなら、中国をはじめ現存するどうしようもない共産党との差別化は可能だ。「共同党」とか「共生党」だと、「ああ、共産の言い換えね」といつまでも思われるが、「憲政党」なら理想も現実も表現しているし、何よりも共産党の実態にあっているように思える。国民への説明もしやすい
(中略)
 党首選挙が実施され、私が立候補できるような制度になるなら、この連載で書いたことを訴えよう。

 最終結論がこれだそうです。
 おいおいですね(呆)。予想以上に「松竹がアホすぎて」ずっこけました。日本共産党の主張は「憲法の完全実施にとどまるものではない」し、

日本の政党一覧 - Wikipedia参照
憲政党(1898~1900年)
 板垣退助*4を総理(党首)とする自由党大隈重信*5を「事実上の党首」とする進歩党が合同して誕生するが、板垣と大隈の対立により、党が大隈派と板垣派に分裂。大隈派は憲政本党を、板垣派は立憲政友会(初代総裁は伊藤博文*6)を結成
憲政本党(1898~1910年)
 大隈重信が総理(党首)。1910年に立憲国民党となった。
◆憲政会(1916~1927年)
 立憲同志会加藤高明*7が総裁)、中正会(中心人物は尾崎行雄*8)、公友倶楽部の三派合同により結成された政党。
 加藤高明(初代)、若槻礼次郎*9(二代)が総裁。1927年(昭和2年)には立憲政友会から分裂してできた政友本党(1924~1927年、床次竹二郎*10が総裁)と合同して、立憲民政党(初代総裁は浜口雄幸*11)となった。

といった過去の「憲政」がつく「類似名政党(あるいは全く同じ名前の政党)」との区別化ができなくなるでしょうに。
 あるいは「立憲民主党(現在の最大野党)」との区別ができなくなるでしょうに。そんなことを気づかないor気づいた上で故意に無視するバカが松竹なのか。
 つうか松竹の理想が「過去の類似名政党(あるいは全く同じ名前の政党)」(全て保守政党)ということなのか。
 日本共産党を「保守政党化したい」ということなのか。もし「俺の邪推」が正しいならば、もはや松竹は離党して「立憲民主党に入党する」なり「社会党を離党して社民連を結成した江田三郎*12自民党を離党して新自由クラブを結成した河野洋平*13自民党を離党して新党さきがけを結成した武村正義*14、れいわ新選組を結成した山本太郎などのように新党を結成する」なりしたらどうか(これらの新党の多くは消滅しましたが)。
 しかし「松竹さんの言うとおり!」と言う翼賛コメントしか掲載しない野郎が良くも「自由な議論」などとデマカセがほざけたもんです(今回も松竹記事に投稿しましたが、いつものように掲載拒否でしょう)。
 「味噌汁で顔を洗って出直してこい!」と松竹には言いたい。
【追記その1】
 過去にさんざん「松竹はコメント掲載拒否のクズ」と書いたのが功を奏した(?)のか、今回は「共産党」という名前は不可欠か・了 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaにコメント掲載されていますね。但し、応答する気はないようですが。
【追記その2:2022.11.23】
【追記その1】では「コメント掲載された」と書きましたが改めて見たら「俺のコメントがない!」。
 まさか「俺に幻覚が見えた」「俺の勘違い」と言うこともないと思うので「いったん掲載したのに削除した」のでしょう(勿論、松竹が)。
 何というか「予想を裏切らない松竹のゲスさ」です。で掲載されてるコメントは軒並み松竹に賛同したり、共感したり、要するに松竹への批判や非難のコメントは一つもないのだから心底呆れます。どれほど松竹は狭量でクズなのか。
 

*1:まあ、できないのでしょうが

*2:ビッグコミック』1985年9月23日増刊号から連載を開始し、2016年22号まで連載。作者・高井研一郎の死去で連載が打ち切られた。(総務部総務課山口六平太 - Wikipedia参照)

*3:当初は「上に媚びて下に厳しい嫌われキャラ」として設定されていたが、連載が長期化するにつれ好人物キャラに修正されている。

*4:参議、第二次伊藤、第二次松方、第一次大隈内閣内務相など歴任

*5:参議、大蔵卿、第一次伊藤、黒田、第一次松方内閣外相、首相など歴任

*6:工部卿、内務卿、宮内卿、首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監など歴任。元老の一人

*7:第四次伊藤、第一次西園寺、第三次桂、第二次大隈内閣外相を経て首相

*8:第一次大隈内閣文相、東京市長、第二次大隈内閣司法相など歴任

*9:大蔵次官、第三次桂、第二次大隈内閣蔵相、加藤高明内閣内務相を経て首相

*10:原、髙橋内閣内務相、犬養内閣鉄道相、岡田内閣逓信相など歴任

*11:逓信次官、大蔵次官、加藤高明、第一次若槻内閣蔵相、第一次若槻内閣内務相を経て首相

*12:社会党副委員長、書記長など歴任

*13:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*14:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任