kojitakenの言う「道産子ナオ氏」の「どす黒いツイート(松竹批判ツイート)」が全然どす黒くないので失笑する

「美味しくご飯を食べてツイッター見たら、道産子ナオのどす黒いツイートを目にして呆気にとられた」(朝日庵氏) - kojitakenの日記
 ちなみにkojitakenと類友(朝日庵など)の言う「どす黒いツイート(松竹批判ツイート)」の一例がこちら。「予想の範囲内」ですが全然どす黒くない。むしろ「自称・共産支持者」でありながら「松竹擁護」朝日庵のツイートの方が一共産党支持者として不愉快ですし「どす黒い」(不愉快になるので引用はしませんが)。
 まあ、俺のことを「松竹支持」kojitakenらは「道産子ナオ」氏同様に、「どす黒い」認定してるのでしょうが。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
 党員や(ボーガス注:党員でない場合は共産)支持者を名乗り「超左翼おじさん*1」を持ち上げている人達は、これまでの党名を否定し社会主義共産主義を放棄する事にも同意したいのでしょうかね?。(ボーガス注:過去の憲政党(1898~1900年、板垣退助*2が党首、勿論左翼政党ではない)と党名が全く同じで)左派的な色彩が全くない「憲政党」に魅力を感じるのでしょうかね?。ぜひ聞いてみたいところだ。
◆中野顕
【書評です】
「松竹さんの本、読んでから批判せよ」って言われたので読んでみました。(ボーガス注:党首公選を強調する副題から)党首公選制の本かと思ったら、3分の2は日本共産党の安保政策批判でした。
 〈党名は憲政党に〉とも。あれあれ?。これ、共産党の全否定じゃないですか?
 松竹さんは、「共産党の安保政策が野党共闘の障害になっている」と言います。
 「まずやるべきは、(国民民主党や連合と)『共通の土俵』をつくること」〈安保堅持を共産党の基本政策にせよ〉と迫るのです。自分なら「連合の方々とも胸襟を開いて語り合える」などと言いながら。ちょっとちょっと…。いま岸田政権が大軍拡をすすめてますよね。その岸田政権にすり寄っているのが国民民主党や連合会長ですよね。そんな時に、国民民主党や連合に受け入れられる安保政策って…。これ「野党共闘」じゃなくて「大政翼賛会」じゃないですか?
 (ボーガス注:国民民主党のような)「集団的自衛権行使のための大軍拡に賛成する党」との連立などありえません。 松竹さんは、野党共闘の原点を見失ってます。米軍を「抑止力」として認め「守ってもらう」姿勢では鳩山政権の二の舞でしょう。
 かつて日本社会党は、自民党と連立政権*3をつくるために、日本国民の意思で安保条約を廃棄するのでなく、「国際環境づくり」と「外交交渉」で解消する立場へ転換しました。アメリカが認めなければ安保条約はなくさない、事実上の安保容認でした。これがその後、党消滅*4にまですすむ右転落の出発点だったわけです。松竹さんの立場は「安保堅持」ですから、(ボーガス注:安保容認に留まった)この時の社会党よりさらに右よりです。
 「党名についての議論が必要」「憲政党は重要な選択肢」と、党名を否定し、社会主義共産主義を投げ捨てます。
 要するに「共産党は異質な党だ。安全保障政策も党首の選び方も他党と同じにせよ。派閥を認めよ。名前も変えろ」という日本共産党全否定の本。党の発展ではなく、変質を狙った本でした。
 もちろん、もし松竹さんが、そういう意見を持っただけなら除名にはならなかったでしょう。綱領と規約の改定を望むなら、党中央に意見書を書けばよかったんですよ。それを世に知らしめたいなら、来年の党大会で「公開討論」に参加することもできました。それ一切やらないで、大手の出版社*5から党の綱領と規約の根幹を否定する本を出す。仲間*6に同様の党批判本出版を急がせる。(ボーガス注:統一地方選後の5月以降ではなく)統一地方選前に記者会見や週刊誌で党を批判する。(ボーガス注:赤旗規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健(2023.1.21)などが)反省を求めても開き直る。これ、党の発展を願う善意の行動だと思います?。どこから見ても「攻撃」でしょ。それなのになぜか大新聞は、「除名けしからん」の大騒ぎです。しかも松竹さんの本が、「日本共産党全否定の本」であるにも関わらず「党首公選制を提案した本」と描き、「たったそれだけのことで」除名にした日本共産党を、「異論を許さぬ強権体質」と糾弾する。歪曲にもとづく攻撃です。「事実と違うでしょ」と反論したら、「批判を受け入れない、かたくなな党」とまた糾弾する。なんかもう問答無用です。
 大新聞がここまでムキになって松竹さんの肩を持つのはなぜなんでしょう?*7
 「読まずに批判するな」と言われたので読んでみましたが、松竹さんの除名は妥当だし、「除名けしからん」と攻撃するメディアはもっとヤバいと思いました。書評です。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
◆暗黒さん
 Kindle版買って読みましたが、感想は中野さんと全く同じ。
日米安保体制堅持を党是とせよ」
「そうすれば国民民主や連合も共産党の事を認めるようになる」
「その為に党首公選制を敷き私の立候補を認めろ」
と終始トンデモ主張でした🙄
 そもそも連合や国民民主が共産党のことを敵視しとるのは、安保政策以前に、テメェらの労使馴れ合いの御用組合路線が、共産党の労使闘争路線と全く相容れないのが最大の理由な訳ですが、そこには一切触れとらんという。それを日米安保堅持に転向したからと言って、連合や国民民主が共産党の敵視を止めるとは、到底思えんのですがね

 もう「道産子ナオ氏」といい「中野氏」といい、「暗黒さん」といい、その松竹批判は「(細部はともかく)俺の意見と、概ねジャストフィット」で「特に付け加えることもない」ですね。とりあえずkojitakenには「道産子ナオ氏のような素晴らしい御仁について教えてくれてありがとう」と嫌み、皮肉を言っておきます(但し、半分は本心ですが)。
 なお、松竹の提唱する「憲政党」とやらに就いては以前拙記事「憲政党」などというアホな党名を提唱する松竹伸幸に悪口する(2022年9月16日記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判しました。
 他にもいくつか「ナオ氏」の「どす黒い(?)ツイート(松竹批判ツイートなど)」を紹介しておきます。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 立民の幹事長である岡田克也*8からして「かつての社会党にならない」と旧社会党を否定しているのだからね。支持者も含めて左翼的なものが気に入らないのでしょう。だからこそ立民支持者は共産党の根幹を否定して党名変更さえ肯定する「超左翼おじさん」を持ち上げる。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 党の根幹を全否定し、共産党の党名変更まで肯定するのだから(ボーガス注:除名されて)当たり前だろうに。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
 党の根幹を否定し、共産党の党名変更まで肯定する松竹本の何処が党の決定や方針に反しないと言えるのだろうか?
◆とのさま🐸がえる
 ようやく松竹氏の「シン・日本共産党宣言」を読み終えた
 まず結論であるがこれをもって「党の決定に反する意見」とするのはやや無理があろうというのが感想だ

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
 同感。私も書店で「超左翼おじさん」の本に何回か目を通して読んでみたけど、共産党の根幹を否定し、野党共闘のために左の道を捨てて右にすり寄れという代物でしかない。そんな主張をする人間を持ち上げるリベラル左派の人間も理解できない。
◆1500円
 どう見ても右転向です

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 吉田徹*9教授いわく「新自由主義*10社会民主主義的なブロック*11を合わせないと過半数は得られない」「不自然な連合を作らなければ、政権交代には手が届かない」というけど、新自由主義社民主義という相矛盾する立場の連合で政権を獲ったところで政権掌握後に矛盾が露呈して潰れる*12事は考えない*13のだろうか?

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
◆若泉さとし
 普通ならあそこまで手のひら返しでディスった相手を支援*14できませんよ。
 これが本気の野党共闘でしょう。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 共産党の根幹を否定するばかりか党名変更まで求める人を党内で許容すべきとする人たちの方が理解できない。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 「超左翼おじさん」の取り巻きに言わせれば、共産党の根幹を否定して党を変質させようとする人間を許容しろとでも言いたいですかね?

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 右転落してしまった御仁を「改革者」と持ち上げるリベラル左派の人達っていったい何なのだろうか?

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 そもそも「超左翼」を自称するおじさんですら、正義に即した判断をした韓国の司法に対して「左翼が唱えた人民裁判所」扱いする発言をしてしまい、それを支持する人が左(ボーガス注:を自称する)界隈にもいる状況なのだから(ボーガス注:日本社会が)右に大きく傾いているのは間違いないだろうな。
文在寅の覚悟が問われる慰安婦問題地裁判決 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
 共産党の紙智子議員とか赤嶺政賢議員とかは2000年代に入ってから日本軍「慰安婦」問題に関して事の本質をつく追及を行った数少ない議員なんだけど、除名された自称「超左翼」オジサンはそうした努力に泥を塗ったんだよね。
◆能川元一*15
 30年前ならむしろまず党外(ボーガス注:の左派、リベラル派)から「(ボーガス注:『反動極右分子の松竹』や『松竹に同調する類友の鈴木元』を)なぜ除名しないのか」といぶかる声が上がったのでは?
 最初に除名された方の自称「超左翼」オジサンは、30年前なら(ボーガス注:筋金入りの左翼、ゴリゴリの左翼どころか)中道左派程度の有権者でも憤慨し、中道右派有権者の一部も眉をひそめるような(ボーガス注:元慰安婦や韓国国民に対して無礼極まりない反動的、極右的な)主張を日本軍「慰安婦」問題等に関して公表していたのだから。

 能川氏は松竹除名を「正当な行為」と評価してるようで「能川氏をそれなりに評価する人間」として欣快に堪えません。恐らくkojitakenや朝日庵、紙屋研究所、阿部治平、広原盛明など「松竹の類友」は能川氏に悪口するのでしょうが。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)がリツイート
yab take4
 共産党を批判するのは自由だし、松竹氏の主張に共感する人も多いだろうが、彼の批判・提言は、共産党の全否定に近く別の党になれと言うようなもので、これを地道に他の党員に呼びかけ続けるプロセスを経ずに党員として発表すれば、やはり順番が違うだろうとは思う。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 党の根幹を全面的に否定して他党や連合に対して迎合しろという内容が「改革」と言えるのか?「超左翼オジサン」や彼を持ち上げる人たちは自分たちで「憲政党」を作ってみたらどうだ?。100年どころか10年ももたないだろうけどね。

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 共産党を否定したいだけの思惑しかない人間を党内に留め置く必要が何処にあるのだろうか?

道産子ナオ(ロシアのウクライナ侵略に抗議。富の再分配機能を回復する政治を)
 「共産党のために言っている」と善意のつもりで反共攻撃に加担している自覚が無いリベラル面した人もいるからな。

*1:松竹のこと

*2:第二次伊藤、第二次松方、第一次大隈内閣で内務相

*3:村山首相の自社さ連立のこと

*4:社会党社民党になったことについての中野氏的表現。まあ「名称変更しただけだ」と社民党支持者は言いそうですが、今や名実ともに党消滅の危機にあると言っていいでしょう。

*5:文春のこと

*6:鈴木元のこと

*7:要するに「反共偏見」が身についていて偏見とすら感じないんでしょう。「森元首相女性差別発言」で「広く知られるようになった言葉」ですが「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」とでも言うべきか。あるいは「マイクロアグレッション」と言うべきか。

*8:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表などを経て現在、立憲民主党幹事長

*9:同志社大学教授。著書『ミッテラン社会党の転換』(2008年、法政大学出版局)、『二大政党制批判論』(2009年、光文社新書)、『ポピュリズムを考える』(2011年、日本放送出版協会)、『感情の政治学』(2014年、講談社選書メチエ)、『「野党」論』(2016年、ちくま新書)、『アフター・リベラル』(2020年、講談社現代新書)、『くじ引き民主主義』(2021年、光文社新書)、『居場所なき革命:フランス1968年とドゴール主義』(2022年、みすず書房)(吉田徹 (政治学者) - Wikipedia参照)

*10:維新や国民民主のこと

*11:社民、共産、れいわのこと

*12:実際、「国民福祉税騒動を契機とした社会党新党さきがけの連立政権離脱による羽田内閣の崩壊→自社さ連立政権(羽田内閣を離れた社会党、さきがけが自民と連立)」は「政権掌握後に矛盾が露呈して潰れる」の一例でしょう。

*13:まあそれ以前に維新や国民民主(特に維新)が「社民ブロック(共産や社民)」と手を組むことなどあり得ませんが。吉田某(一応政治学者)も何処まで政治音痴なのか。吉田の本を読む気がなくなりました。

*14:松竹に同調して共産批判した有田芳生(立民の衆院山口4区補選候補)について山口の共産党が「支援を決めたこと」。

*15:著書『憎悪の広告』(共著、2015年、合同出版)、『海を渡る「慰安婦」問題』(共著、2016年、岩波書店)、『右派はなぜ家族に介入したがるのか: 憲法24条と9条』(共著、2018年、大月書店)