「反党分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年6/21日分)

内閣不信任案の位置づけを考える・上 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「菅直人*1内閣不信任案での共産の棄権(不信任案を提出した『原発推進政党』自民党が『菅の脱原発路線』を不信任の理由の一つとしていたことや、東日本大震災直後に内閣総辞職または衆院解散で政治空白を作ることについて疑問視する共産党支持者が棄権をするよう党に働きかけ、当初の賛成方針を執行部が棄権に変更)」のような例外はある物の、基本的に「野党なら不信任案が提出されたら賛成する」のが当然です。でなければ「与党を信任するのか」「それで野党なのか」と言う話になる。
 特に今回の自民のように「入管法改悪」では不信任案賛成は当然です。
 しかし「不信任案反対」の維新や国民民主を野党扱いするのだから松竹のバカさには唖然です。
 そもそも党執行部が「悪政四党連合」と呼び維新や国民民主を野党扱いしてないのを何だと思ってるのか。
 党執行部の意見に公然と反逆するのならとっとと離党したらどうなのか。

 内閣不信任案の提出が野党の足並みの乱れを国民に見せつけるほどのものになったと感じる。
 不信任案を提出するのが野党の大義であって、そこで日和ってはならないという考え方もあろう。しかし、野党がばらばらな様を国民に見せるということは、かえって政権の強さを国民に自覚させるものであって、本当に戦術として正しいのかを考えることもあっていいのではと思っている。

 そもそも維新や国民民主は野党ではなく

ロシア左派系政党、プーチン氏続投支持を決定 - 産経ニュース2023.5.20
 ロシアの左派系政党「公正ロシア・正義のために」のミロノフ党首は20日にモスクワ郊外で開いた党大会で、来年3月に予定されている次期大統領選で現職のプーチン大統領を党として支持するよう提案し、承認された。

という「ロシア国会における体制内野党(公正ロシアなど、なお与党は統一ロシア)」みたいなもんで野党の名に値しません。まさか松竹も「ロシア国会の体制内野党」を「真の野党扱い」しないでしょうにねえ(呆)。
 むしろ今回の件で「維新や国民民主、れいわ」が野党の名に値しないことを天下に示したのだから、むしろ「不信任案提出の意味はあった」と言うべきでしょう。
 そもそもこの松竹の理屈「野党がばらばらな様を国民に見せるということは、かえって政権の強さを国民に自覚させるものであって、本当に戦術として正しいのか」なら「共産党がバラバラな様を見せつけること」になるので、松竹のように「党外から、党執行部批判をすべきではないこと(志位執行部の松竹批判)」になるでしょう。
 「松竹と党執行部の意見の違いの表面化」は共産党を強くするが「野党(維新や国民民主は野党の名に値しませんが)の意見の違いの表面化」は野党を弱くし自民を利するとは何とも酷い詭弁です。何処まで松竹もご都合主義で常識がない「恥知らず」なのか。そんなことだから松竹なんぞ支持者がほとんどいないわけです。松竹なんぞを評価するkojitaken*2だのinti-sol*3だののバカさには心底呆れます。と書いたら、狭量なこの「クズ連中」から『投稿拒否設定』にされる「栄誉」を受けましたが。
 なお、今回の「維新、国民民主」のような「自民補完勢力的なインチキ野党の振る舞い」で有名なのが「ウヨの中曽根*4首相にシンパシーを感じていた清和会(岸*5元首相や岸の女婿・安倍晋太郎*6)」「先輩の二階堂が首相になることで田中派の世代交代が遅れることを恐れる竹下登*7」等の反対で「失敗に終わった」とはいえ「二階堂*8擁立工作(1984年)」です。
 この時「自民党反主流派(福田赳夫*9鈴木善幸*10など)の二階堂擁立工作に乗ろうとしたインチキ野党」のうち、公明党は今は自公連立(自民党政治の共犯者)、民社党は「悪政四党連合の一翼」である国民民主党です。またこの頃は「インチキ野党」公明、民社によって「共産を除く与野党協議」という酷い代物がまかり通っていました。
 その意味では「今回初めてインチキ野党が登場した」かのような松竹の物言いは全く間違っています。
 「1955年生まれ*11の68歳の爺」松竹もさすがに「二階堂擁立工作」を知らないほどの無知でもないでしょうに。
 なお、以上は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。いつもながら松竹の「自由な言論」という大嘘には呆れます。

*1:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て現在、立憲民主党最高顧問

*2:例えば松竹美化のアホ記事共産党の大阪街宣で前衆議院議員の清水忠史氏が松竹伸幸氏批判を始めたら、聴衆から「松竹は正しいことを言ってるよ!」とのヤジが飛んだらしい - kojitakenの日記

*3:例えば松竹美化のアホ記事そりゃ、必然的にそうなる | inti-solのブログ - 楽天ブログ

*4:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官等を経て首相

*5:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*6:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)等を歴任

*7:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)等を経て首相

*8:田中内閣官房長官自民党幹事長(田中総裁時代)を歴任。一度はいわゆる「ロッキード灰色高官」として政治的に謹慎するが、その後、自民党総務会長(鈴木総裁時代)、幹事長(鈴木、中曽根総裁時代)、副総裁(中曽根総裁時代)として復権

*9:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官等を経て首相

*10:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(佐藤、田中、大平総裁時代)等を経て首相

*11:1955年生まれの政治家としては加藤勝信・岸田内閣厚労相、紙智子参院議員(日本共産党農林・漁民局長)、福島瑞穂社民党党首などがいる(1955年 - Wikipedia参照)。無役の松竹が今更しゃしゃり出る余地など何処にもありません。