今日もkojitakenに悪口する(2022年12月11日記載)

高市早苗は右派ポピュリズム路線の先陣を切りたがっている/×××新選組内で高まる「保守本流」アピールは間違い。「減税真理教」は保守本流どころか保守傍流ですらない - kojitakenの日記

 馬鹿にならないのは、高市のツイートに歓呼の声を挙げるネトウヨたちだけではない。「増税反対」のアピールが「響く」人々は多い。

 「国防増税賛成」の声が多いのよりは「マシ」と思いますけどね。
 勿論「国防増税反対」は「国防国債発行」高市が典型ですが「国防費増額反対」では必ずしもないですが、高市への反発のあまりに「国防増税に賛成するかのようなkojitakenの物言い」はいかがなものか。

 ここで具合の悪いことは、「左」界隈でも「減税真理教」が幅を利かしていることだ。もちろんその元凶は山本太郎

 何を根拠に「山本が元凶」呼ばわりか全く意味不明です。

 その山本にすり寄っている*1のが、昨年の衆院選と今年の参院選の連敗を総括しようともしなかった志位和夫が委員長の座にしがみつき続けている*2共産党だ。

 山本の主張に関係なく共産党は以前から「消費税増税反対」「むしろ減税すべき」だと思います。「反共分子id:kojitaken」は共産叩きのために「歴史を捏造する」のも大概にしたらどうか。
 なお「kojitakenの言う総括」とは一体何なのか。どうすれば「共産が議席増できたと思うのか」言ってみろと言いたいですね。
 俺個人は「維新が議席増」するような「日本社会の右傾化」が問題であり、志位氏個人にどうこう言う気は全くありません。
 ついでに言えば1)志位氏が委員長を辞任して誰が後任になればいいとkojitakenは思ってるのか。普通に考えればナンバー2の小池書記局長の昇格でしょうが、彼の方向性は別に志位氏と大きく異なる物ではないでしょう。
 2)kojitakenが敵視する共産やれいわに劣る無様な選挙結果(共産やれいわに劣る得票数、議席)だったのが奴の支持政党・社民党ですが、福島党首に「昨年の衆院選と今年の参院選の連敗を総括しようともしなかった福島瑞穂が党首の座にしがみつき続けている社民党*3」とは悪罵しないのだからいい度胸をしています。はっきり言ってkojitakenはデタラメにもほどがある。

 彼らの僭称とは大いに異なり、「減税真理教」は保守本流の政策ではない。

 保守本流(一般には池田派の流れをくむ宏池会と、佐藤派の流れをくむ旧田中・竹下派がそれにあたるとされる:いわゆる三角大福中(三木、田中、大平、福田、中曽根)だと大角)といった場合、その定義は「税制政策」ではなく「安保政策(清和会のような改憲路線ではないが石橋湛山三木武夫ほどのハト派でもない)」なのでkojitakenの主張は珍論としか言い様がない。まあ、山本太郎らのいう保守本流とは「主張の是非(1)保守本流をそのようなアバウトな使い方をしていいのかとか、2)そもそも山本はまともな保守なのかとか)」はともかく、「(山本らが考える)まともな保守=保守本流」レベルのアバウトな話でしかないでしょうが。

 それどころか減税は保守傍流の政策ですらない。前述の清和会・福田赳夫は1970年に赤字国債を問題とした人だ。

 「保守傍流」とは「保守本流以外の自民党メンバー」なので「保守傍流=清和会」ではありません。「清和会とは真逆のハト派」である石橋湛山三木武夫宇都宮徳馬なども保守傍流です。
 保守傍流云々で福田だけ持ち出すkojitakenは意味不明です。まさかkojitakenの認識では「保守傍流=清和会」なのか。

 私が何を懸念しているかは明らかだろう。
 そう、山本太郎高市早苗(や「くにもり」の安藤裕ら)と組むことだ。

 まだ「その気配もない」のに随分と放言するもんです。
 「れいわ」や高市に比べ政治力の劣る「くにもり(参院選議席獲得できず)」の方はともかく、れいわや高市にとって「自分より政治力の劣るくにもり」と提携する利益は何もないでしょう。くにもりについて言えば「次世代の党」など過去の「右派ミニ政党」同様フェイドアウトして消えていくのが一番あり得る可能性でしょう。
 勿論高市にとってそもそも「離党を意味する野党(れいわやくにもりに限らない)との提携」の可能性がない。
 れいわの方も「安倍政権で政調会長総務相」を歴任し、現在の岸田政権でも「自民党政調会長を経て経済安保相」の高市と組む理由はないでしょう。それでは「過去の自民党批判は何だったのか」と言う話になる。
 むしろ危惧するなら、「泉立民の維新へのすり寄り」に引きずられてれいわが維新にすり寄ることの方がよほど可能性があるでしょう。

*1:現状の野党において「国民民主、維新(自民党補完勢力)」が露骨に自民にすり寄り、泉立民も維新にすり寄り、野党共闘を事実上破壊している中、共産の共闘相手は「れいわと社民」しかありえないし、社民の支持率がれいわや国民民主を大幅に下回る状況で、れいわとの共闘に力が入るのは「ある意味合理的」です。れいわとの共闘の背景には1)泉立民の維新へのすり寄り、2)社民党の深刻な衰退があることを完全に無視するkojitakenには心底呆れます。1)、2)と言う状況が変われば、kojitakenの忌み嫌う「共産とれいわの共闘」もなくなる可能性はありますが「そういう話をしない」kojitakenも呆れたバカです。さすがに今の社民党のていたらくでは「れいわよりも社民党と組め」とは恥ずかしくて言えないのでしょうが。

*2:そもそも共産党内において志位辞任論が強まってるわけでもないでしょうに良くも言ったもんです。

*3:俺個人は福島氏に辞任して欲しいわけではなくあくまでもkojitakenへの皮肉、嫌みです。「福島氏以外に党首のタマがない」という社民党の深刻な状況はどうかと思いますが。