また検察や産経が「裁判員裁判の判決を尊重しろ」などと強弁するのかと思ってげんなり(2023年2月17日記載)

 何のことかというと死刑になるかどうかはともかく、このような人間は本当に始末に負えない(どんな判決であろうと、生きて刑務所を出るのは難しそうだ) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の被告人に出た「二審無期判決」のことですね(例えば福島 三春町 ひき逃げ殺害した罪 2審は無期懲役 仙台高裁|NHK 福島県のニュース参照)。
 また「裁判員判決(一審死刑判決)を尊重しろ」「判例固執するな」などと検察や『産経など右翼マスコミ』、例のウヨ弁護士「犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長の高橋正人」などが言い出すのかと思うとげんなりします。
 いや俺もこの被告人は「無茶苦茶だ」と思いますし、ご遺族やご友人、知人が「死刑を希望」しても仕方ないと思います。
 俺も被害者と親しい関係なら「そうした憎悪、殺意、憤激を感じるかもしれません」が、「冷静にはなれない身内」が感情論を口にするのと、そうした感情論にマスコミや弁護士、検察と言った「冷静であるべき第三者」が悪乗りする、政治利用しようとするのは話が違います。前者にはある程度、同情、共感しますが、後者には軽蔑や憎悪といった負の感情しか俺にはありません。

参考
裁判官が判例に固執することを批判して、なにがどうなってほしいんだか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2012.10.27
そんなことを言うのであれば、検察は今後裁判員裁判では、量刑不当の控訴はしないのかという話になる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2014.1.13
検察は、裁判員裁判での量刑を最大限尊重するんじゃなかったっけ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2016.10.28
検察は、かつての主張を撤回したのかな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2018.7.24
裁判員裁判の判決を、重罰(死刑)の正当化に利用しないでほしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2019.12.5