「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年3/7日:島田洋一の巻)(副題:島田のLGBT法反対に呆れる、ほか)

島田洋一
 外務・防衛の日米2+2協議。
 本来重要な枠組だが、日本の外相は媚中派の代表格林芳正*1、防衛相の浜田靖一*2自民党総裁選で野田聖子*3候補を支持した人物。
 米側が信用するはずがないだろう。

 林氏については「媚中派」と言う理由(?)が書いてあるモノの、浜田氏については「野田支持」という「はあ?(野田が反米だとでも?)」な理由(?)しか書いてないことには呆れます。
 そして林氏に悪口する「安倍信者」島田ですが彼が「第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相」だったことはどう説明するのか?。「農水相文科相など大した役職ではない」と強弁するのか?

島田洋一
 NHKの民営化という主要公約実現に向け、真面目に仕事をしているとは思えない。
N党・立花党首が辞任表明 「政治家女子48党」に改称:時事ドットコム

 そもそも政権与党でもないNHK党にそんなことができるわけがないし、「NHKの民営化」自体まともな主張ではないのに「島田は何を言ってるのか(呆)」と言う話です。

島田洋一
 最大の捏造文書は、「平和を愛する諸国民の公正と信義」が現にあるから安心*4と宣言した占領軍憲法前文だ。
 本筋を離れた揚げ足取りにふける国会も捏造空間だろう
高市氏、放送法文書は「捏造」 議員辞職を否定:時事ドットコム

1)野党やマスコミの高市批判について島田的には何が本筋で何が揚げ足取りなのか明確に語れない
2)憲法前文評価と高市疑惑は何一つ関係ない
3)高市の「捏造」主張について島田が明確な形で賛意を示さない(「捏造」でないことが明確になり、高市が大臣更迭になった場合を恐れて、示せない?)
と言う意味でいつもながら島田のあほさに呆れます。

島田洋一
「(左翼人士を審議会委員として*5)政権中枢に入れた稲田朋美森雅子氏らの責任は重い 」(櫻井よしこ
 極左方面が潤うLGBT「差別禁止」法案*6をしゃにむに通そうとする稲田朋美氏は、考えが足りないのではなく実は確信犯。
 LGBT担当首相補佐官森雅子*7。極めて危うい
「 法制審の暴走で家族がバラバラに 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト2022.6.16
 中間試案の最大の問題点は、国際社会に逆行して単独親権という異常な状態を恒久化*8するところだ。この背景には、法制審の議論がNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」理事長の赤石千衣子氏*9*10人権派の人々に主導されていることがあるだろう。この点において、法制審で幅広く意見を聴くと確約しながらそうはしなかった上川陽子*11元法相、赤石氏らを結果として政権中枢に入れた稲田朋美*12森雅子*13らには、法制審の暴走を阻止する重い責任があるのではないか。

 「法制審中間試案の是非」「赤石氏の主張の是非」(俺はこの問題の素人なのでこの点には言及しません)はともかく「主導されてる」という意味不明な言葉が「?」ですね。法制審のメンバーには赤石氏は入っておらず、何を根拠に「主導呼ばわり」「政権中枢呼ばわり(そしてその政権中枢云々に稲田や森が協力した呼ばわり)」か意味不明です。
 それにしても桜井が上川氏を批判してるのに、島田が「稲田と森に悪口しても」彼女だけは批判しないことが謎です。
 また桜井記事(2022年6月)当時の法相は古川禎久なのに、彼に桜井が悪口しないのも謎です。
 というか桜井に悪口されてる人間が「上川、稲田、森」と軒並み女性なのは「桜井が男性政治家を批判する勇気が無い」という情けない話ではないのか。

*1:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相などを経て岸田内閣外相

*2:麻生、岸田内閣で防衛相

*3:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣食品安全等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相など歴任

*4:そんなことは憲法前文は言っていません。

*5:赤石氏は「参考人として法制審に意見聴取された」かもしれませんが法制審委員ではないし、桜井もそんなことは書いてないので、島田の追記は明らかに事実に反する。そもそも桜井が問題にしてるのは「共同親権問題」でありLGBT問題とは何一つ関係ないので島田のツイートでの桜井記事リンクは意味不明です。

*6:あの法案には右翼政党「維新」「国民民主」も賛同意思を表明してるのによくもデマが言えたもんです。どうすれば極左(日本だと革マル中核派?、まさか社民、共産、れいわとは言わないでしょう)が潤うのか?。そもそも「右翼・三島由紀夫が恐らく両性愛だったこと」でわかるようにLGBTは「生まれつき(当人の意思ではどうにもできない)」であり「右翼にLGBTはいない」なんてこともないのに。

*7:勿論森を補佐官にしたのは岸田なのでこれは岸田への悪口になります。

*8:中間試案の是非はともかく、中間試案は「単独親権と共同親権」を両論併記しており「単独親権のみを提示したわけではない」ので、「単独親権を恒久化」という桜井の中間試案への評価ははっきり言ってデマです。

*9:著書『ひとり親家庭』(2014年、岩波新書

*10:「ら」に誰があたるのは不明

*11:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次安倍、菅内閣法相など歴任

*12:第二次安倍内閣行革相、第三次安倍内閣防衛相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*13:第二次安倍内閣少子化等担当相、第四次安倍内閣法相を歴任