「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年10/1日分:島田洋一の巻)

◆島田ツイート

島田洋一
 獄中のノーベル平和賞受賞者・劉暁波*1危篤、夫人軟禁の中、野田聖子*2、松川ルイ*3自見英子*4*5中共幹部に満面の笑みで擦り寄った。
 史上最も恥ずべき女性議員訪中団だった。

 第一にこれは自民党女性議員訪中団であり、「先日の松川のフランス訪問=建前では自民党女性局の研修」だったのと同様、野田らの行為は自民党の責任になります。
 第二に「劉暁波死去は2017年7月13日」でありこの頃は勿論「自民党総裁は安倍」です。
 つまり、安倍シンパの島田としては「野田、松川、自見らが酷い」で済む話ではないのですが、それで済ませるから呆れます。
【参考】

【訪中一日目】副首相・劉延東氏との会見 | 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site2017.7.12
 午後は、副首相の劉延東*6との会見。
 会談は終始和やかで、日中間で青少年交流を●●めて*7各分野ごとの交流を深めていきましょう、という非常に前向きな副総理の言葉で締めくくられました。
 もっと突っ込んだことをお伝えしたくもありますが、それは全行程が終了したらまた報告させて頂きます。
 これから、父*8の長きにわたる友人である唐家璇氏*9との夕食会です。

【訪中二日目】中国外交部・孔ゲン佑副部長助理と会談 | 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site2017.7.13
 午前は、中国外交部の孔ゲン佑副部長助理を訪問。

【訪中二日目】昼食会&表敬訪問 | 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site2017.7.13
 お昼は宋敬武中国人民対外友好協会副会長主催の昼食会、そののち、夏傑中華全国婦女連合会副主席を表敬訪問しました。

【参考終わり】

島田洋一
 セキュリティ・クリアランスと言われてピンと来る日本人がどれだけいるのか。
 「機密管理制度」など分かりやすい日本語にして訴える努力が関係当局者に足りない。
 ジェンダーアイデンティティ*10同様、怪しい話とも思われかねない。
 安易にカタカナ英語を使うべきではない

 吹き出しました。安倍が
1)「戦後体制(安倍の場合、憲法九条と同義)の脱却」と言わずに「戦後レジームの脱却」と「カタカナ英語」を言っていたこと
2)自らの経済政策を「アベノミクス命名レーガノミクスを真似したとされる)」と「カタカナ英語で表現していたこと」
3)そのほかにも「高度プロフェッショナル制度」「再チャレンジ」「労働ビッグバン」「プレミアムフライデー」等、安倍政権においてカタカナ映画(造語含む)が多用されたこと
は島田的にはどう理解されてるのか。
 「カタカナ英語はできる限り使うな、但し安倍政権ならいくらカタカナ英語を使おうと許す」というデタラメが島田なのか。

島田洋一
 かつて親ソ派の大学教員らを指す「曲学阿世の徒」という言葉があった。

 「はあ?」ですね。「単独講和」吉田茂首相が「曲学阿世(学を曲げて世におもねる)」呼ばわりした「全面講和」南原繁は親ソ連ではないし、「曲学阿世」とは「権力や世間の流行におもねるエセ学者」と言う意味であって「親ソ連」と言う意味ではない。

島田洋一
 世界に計り知れない害悪をもたらした共産主義の現代版が脱炭素原理主義

 安倍政権ですら「脱炭素」だったのに「共産主義の現代版=脱炭素」とは意味不明すぎて頭痛がします。

島田洋一
 高市早苗氏は自民党で最も良い議員の一人だが、あくまで等身大で評価したい。
 例えば彼女は拉致問題の会合に顔を出さない。理由は知らない。
 そのことがLGBT利権法案で有志が闘っている時に沈黙し、後で「実は反対だった」とした態度などにつながっていないか。

 と言うことで高市*11ですら距離を置くトンデモウヨが島田です。

島田洋一
 自民党アメリカに当てはめれば民主党

 「はあ?」ですね。「保守本流(池田、佐藤、田中、大平、鈴木、竹下、宮沢、橋本、小渕首相)の自民」ならまだしも「第二次安倍内閣以降の自民」はどう見ても「トランプ共和党」の方が正しいでしょう。

島田洋一
 「木曜日の《有本香チャンネル》で有本さん*12に福井1区(現職・稲田朋美氏)での出馬を促しておられたけど情勢は?」と聞かれる。
 確かな筋によれば、何より稲田氏本人が、(ボーガス注:日本保守党の)百田氏ないし有本氏の参戦を非常に懸念している。
 福井の保守層は完全に稲田氏から離れており、間違いなく勝負になる。

 本気で言ってるとはとても思えません。「森元首相(安倍派の前身である森派会長)」「萩生田政調会長(安倍派5人衆の一人)」等、自民党安倍派に関係がある自民党大幹部が百田、有本を公然と応援するようなことでもない限り、間違いなく「勝負にならない(稲田の圧勝)」でしょう。そしてそんなことは恐らくない。というか島田(救う会副会長)以外の

櫻井よしこ
 国家基本問題研究所理事長、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表
田久保忠衛
 日本会議会長、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表、国家基本問題研究所副理事長
西岡力
 救う会会長

等、右翼活動家も果たしてどれほどの人間が公然と日本保守党(百田、有本)支持を表明するかどうか。
 百歩譲って稲田が落選するにしても「保守票分裂で、漁夫の利で野党候補当選*13」でしょう。日本保守党の当選などありない。 

*1:2010年、ノーベル平和賞受賞。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店

*2:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相等を歴任

*3:菅義偉内閣防衛大臣政務官

*4:第四次安倍内閣厚労大臣政務官等を経て岸田内閣地方創生担当相

*5:「ら」としては例えば加藤鮎子・岸田内閣少子化等担当相

*6:党中央統一戦線工作部長、全国政治協商会議副主席、副首相等を歴任

*7:文字化けで判読不能。「進めて」か?

*8:宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任した加藤紘一氏のこと

*9:中国外相、中日友好協会会長等を歴任

*10:LGBT理解増進法での「ジェンダーアイデンティティ」という言葉の採用は「自公、維新、国民民主」の主張であり、むしろ野党(立民、共産、社民、れいわ)の方が「ジェンダーアイデンティティではなく性自認と呼ぶべき」と言っていたことは島田の脳内ではどうなっているのか。

*11:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て岸田内閣経済安保相

*12:著書『中国茶・香りの万華鏡』(2003年、小学館文庫)、『中国はチベットからパンダを盗んだ』(2008年、講談社+α新書)、『なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか』(2009年、祥伝社新書)、『中国の「日本買収」計画』(2011年、ワック文庫)、『「小池劇場」の真実』(2017年、幻冬舎文庫)等

*13:今の島田らにとってはそれでも「憎い稲田が落選して万々歳」かもしれない。